【まいど!関西です。】問いに答えるということ。

こんにちは。
タキプロ関西メンバーのけんです。

あっという間に8月も終わってしまいました。
今年の夏、有意義に過ごせましたか?
先日、中小企業診断協会より2次試験の案内がありました。
遠方から受験予定の方などは、会場近くの宿の手配などお忘れなく!

あと、大事なこととして、来週の9月6日(火)に1次試験の合格発表がありますが、今年1次試験を受験して晴れて合格した方も、2次試験の受験申込みが必要ですのでお忘れなく!

たまに、1次試験に合格すれば、そのまま2次試験を受けられると勘違いされる方がいるようです(昨年の私です)。

例年は、合格通知と一緒に出願書類が送られてきますので、内容をよく確認の上、出願締切の9月20日(火)までに受験申し込みを済ませてください! 私みたいに締切直前に郵便局に駆け込まないように!

 

さて、今回のブログのテーマは「問いに答えるということ」です。

今年、はじめて中小企業診断士試験の2次試験を受験される方の中には、2次試験の問題(各事例)に触れ、長い与件文の後に、出題される一見、抽象的な設問に、どのように答えればよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

「ふぞろいな合格答案」の合格答案例や、予備校の答案例を参考にしても、合格者はどうしてこのような答案を作成できるのだろう、自分には無理だと悲観的な気持ちになってしまうことも多いと思います。

というか、昨年の私がそうでしたし…。

 

私の場合、とにかく過去問を解いてみて、答案を作成してみて、合格答案との差を分析して、その違いの多さに、どんよりとした気持ちになっていたのを覚えています。

ただ、その後、なんとなく理由がわかったのは、自分は「問いに答える」という姿勢をもっていなかったんだなということです。

私は本業が弁護士であり、同じ士業として、「クライアントからの質問」というものが、専門家から見てえらく抽象的で、どういうことを問うているのか読み取り辛いケースが多いということを理解しています。

結局、何が聞きたいの?ということは、日ごろから文脈や、相談の流れなどから読み取って、相手の欲している回答をするということを心がけてやっているわけです。

 

クライアントが目の前にいたら「その質問は、~という意味ですか?」と問えますが、試験では、そういうわけにはいかず、与えられた与件文と設問文から「問い」を理解し、答えを用意しなければなりません。

それがいわゆる「与件に寄り添う答案」「設問を適切に解釈して回答する」というものですね。

与件文に現れた企業の概要や、企業の沿革、企業が取り組んできた事業、その環境などは、中小企業診断士としてクライアントから聞き取った内容そのものです。与件(その企業固有の事実関係)から離れた一般論を答えても、それは当該企業が求めている答えではありません。与件文に忠実に、その企業を分析して回答を用意することが必要です。

また、設問文にも、与件文と同様に重要な情報が与えられている場合があります。例えば、与件文にも現れている同一のキーワードや、「○○以外に」といった制約条件などは回答を拾い出すための思考を助けてくれますし、回答文字数制限などは、どの程度の回答をすればよいのかという回答案構成の思考を助けてくれます。

逆に言うと、そういったことに気が付かなければ、合格答案から外れた「問いに答えていない答案」になってしまう可能性が高まるということです。

 

これから2次試験当日まで、まだ時間があります。
今年、はじめて2次試験を受けるという方も、与件文と設問文を注視して、「何が問われているのか」「期待されている答えは何か」を分析して答案演習に臨んでいただければと思います。

 

だいじょうぶ、まだ間に合います!
私も、昨年のこの時期は、まだダメダメでしたから。

 

では、最後に告知です!!!

《今年もやります! タキプロ×経士会 二次超直前期 コラボセミナー!》

日時:9月25日(日)13:00~16:30(開場12:30)

場所:大阪市中央区民センター

超直前期はタキプロと経士会にお任せください!

本試験まであと1か月、あきらめなければまだまだ伸びます!

タキプロからは、「診断士を目指す受験生のみなさんの合格確率を1%でも高める」を理念に、直近合格者が持つ試験突破のノウハウを余すことなくお伝えします。

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