【ポンコツ羊男のブログ ep.23】来年の合格に向けて今こそ「今年の失敗原因」を追求しよう!なになに?そんなことよりも自分の生き方の失敗原因を考えたほうがいいんじゃないかって余計なお世話だ!!~其ノ二

こんにちは、羊男です。やや遅めですが、あけましておめでとうございます。今年が皆様にとって素敵な一年になりますように。

年が明けてすっかり寒くなりましたね(今「お前のブログは去年から寒いけどな」って思ったあなたには天罰が下ると思います)。こんな寒い夜には「ゆたぽん」が大活躍です。心まで温めてくれるとかくれないとか。皆様もどうぞ暖かくして、風邪など召されぬようご自愛ください。

 

さて今回は前回の記事(コレね)からの続きのお話になります。本題に入る前に前回の内容をちょっとおさらいしてみましょう。テーマは「不合格の原因分析」。前回はまず初めに本当の原因を探すための大まかな流れを3つの段階に分けて考えてみることにしました。

で、その上で第1段階「広げる」について考えてみました。切り口を決めて試験に係るスキルを分解し、不合格の原因となり得る要素を洗い出そうという試みです。その一例として前回は(ぼくの場合の)「解答プロセスに沿った枠組み」で考えてみました。

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やっべー本当につまらないこと書いてる。でも今回はこの続きを書かざるを得ないので、もう泣く泣く書きます。では第23回、ゲットセット!!(サクサクサクサク…)ヨォォォ~イ…スターットゥハッ!!。

 

フェーズ2 絞り込む

今日はフェーズ2「絞り込む」からいきましょう。ここでの目的は「フェーズ1で洗い出した様々な要素の中で自分に足りないもの、強化・改善が必要なものはどれかを見極めること」です。さらにできればそれらを何かしらの基準でグループ分けして、今後の対策の優先順位とか方向性とかも決めたいですね。

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論点は2つ、「どうやって分類するか」と「分類して絞るうえでどんなことに気をつけなきゃいけないか」です。

ではまず一つ目、「どうやって分類するか」。

とか切り出したけど、ぜんぜん大仰な話じゃありません。詰まるところ「分類しないよりはしたほうが考えやすいかな―」程度のものです。自分の現状や問題点をなかなか整理できずにいる方、どう整理したらいいものかわからず原因分析をやめてしまっている方は、さっと目を通して「こんなやり方もありかもな」ぐらいに頭の片隅に残していただければうれしいです。

 

では具体的に、第1段階で洗い出したスキル要素をどんな基準で分けてみましょうか。例えば「自分の重篤度」で分けたり、「知識か思考か」みたいな特性で分けたりしてみれば、分類したグループ毎に対応方針を考えることもしやすそうです。一例としてこんなのはどうでしょうか。

 

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ここでは下記の3つの分岐で4つのグループに分類してみることにしました。
 分岐1:「要対策」or「対策不要」
 分岐2:「知識系」or「思考系」
 分岐3:「テクニック・お作法」or「本質」

ではそれぞれについて勘所(?)とか気を付けるべきことについて書いてみます。

 

分岐1:「要対策」or「対策不要」

まず「対策の要不要」つまり今できているかできていないかを判断します。「大前提」みたいなノリでさらっと入れてしまいましたが、たぶんこれが一番重要で一番難しい。ですよね。

この分岐判断を難所たらしめている要因は2つあると思います。それは
 ① 判断基準がはっきりしないこと
 ② 正確な自己評価が難しいこと

まず①「判断基準」の問題ついて。

結論から書きます。合格者やほかの受験生等の考え方と比較して、「違い」があればそれは「要対策」要素です。

なにごとも何が正しいのか、どういう状態が「できている」状態なのか、そういった判断基準が見えなければそもそも評価のしようがありません。2次試験ではことのほかこれがみえてきませんよね。

基本的な対策は「情報収集」になると思います。基準や比較対象になる情報をたくさん集めること。具体的には「ふぞろい」などの書籍で合格者の答案、に加えてその答案にいたるまでの思考プロセスをしっかり読み取ること。

あるいは勉強会などに積極的に参加して合格者やほかの受験生の答案+考え方をしっかり聴くことも有効な手段です。近くでそういった勉強会が開催されていない、スケジュール的に参加が困難、という方はWeb勉強会も大いに役に立ちます。あるいは受験校講師に相談してみるのもいいですね。

それに加えて「診断士としての是非」という視点が加わってくれば尚ヨシですね。現実的にはこのあたりが限界でしょう。

ここで大事なのは、そうして得た情報をまずは素直に飲み込むこと。無考えに「合格者が言っているのだから正しいだろう」とか言ってしまうのもどうかと思いますが、かといって簡単に「このひとが言っていることは間違ってる、分かってない」と否定から入ってしまうのはもっと危険です。これは先ほど触りだけ書いた「正確な自己評価」につながっていく話なのですが、ほかの人の意見に対して否定から入る癖があるひとはなかなか自分の間違いを見極めて自己否定・自己改造することができません。

これは、致命的です。

否定は後からでもできます。まずは多様な考え方を「可能性」としてあるいは「自分には無かった視点」として受け入れるようにしてみてください。この段階で注目すべきは他の人の考え方の「正誤」ではなく自分との「違い」です。「違う考え方」が複数見つかった時点で正誤はともかく「手を打つ必要あり」と判定しましょう。

次に②「自己評価の正確性」の問題についてですが今回はサラッと。

自分がどのレベルにいるのか客観的に評価するのはとても難しい。この論点はぼくがこのブログを通じて本当にお伝えしたかった2本柱のうちの一つです。なのでがっつり書きたかったのでしたが、ちょっと大人の事情的なアレで、次回に回すことにしちゃいます。

 

分岐2:「知識系」or「思考系」

2つ目の分岐点は簡単です。「知識の有無」の問題か、「考え方」の問題か。知識系の要素で「要改善」と思われるものがあったら、1次の勉強に立ち返ってしっかり知識を固めるようにしましょう。

すこし話がそれますが、1次試験と2次試験を「全くの別物」とする考え方は愚だと僕はおもっています。診断士の特徴はなんといってもその知識。広範にわたる経営関連の知識を有していること。それ加えて、実際に経営診断や助言をするにあたってその知識を活用できること。正しい知識に裏付けられた診断・助言ができること。それが診断士の「他にはない」強みではないかと思います。

そのために必要な知識を積み上げられているかどうか試されるのが1次試験、積み上げた知識を迅速に適切に使いながら診断・助言する能力を試されるのが2次試験。そう考えれば、2次試験においても1次知識が極めて重要であることは明らかです。

たぶん、1次は「合格するためにぎりぎり必要なレベル」までの積み上げにとどまっている方も少なくないのではないかと思います。あるいは「もう忘れちゃったよ」という方。ぼくもそうでした。そんな皆さまには、できれば1次知識を「余裕をもって合格できるレベル(⇒現実世界で活用できるレベル)」にまでしっかり固めることをお勧めします。来年2次受験資格を持っている方にも、その意味でぼくは1次再勉強・再受験をつよくおススメします。それは合格後もきっと活きてきます。まだ時間はありますので、ぜひ。

 

分岐3:「テクニック・お作法」or「本質」

3つ目の分岐は、それが2次試験の「お作法」とか「テクニック」的なものか、診断士として求められる「本質」的な能力に係るものか、という判断。

「本質を追求すべし」という話はこれまでにも何度も書いてきました。ぼくがこのブログでお伝えしたかった2本柱のうちの一本です。なので今回はその話は省略。

「テクニック・お作法」について。「本質本質」などと胡散臭いことを繰り返しボヤいて参りましたが、テクニックやお作法が不要というわけでは残念ながらありません。これが「試験」である以上は決まったお作法や合格しやすいテクニックがどうしても存在しますし、それ抜きでの合格は現実問題むずかしいと思います。

とはいえ「テクニック」に溺れてしまうのは本末転倒。合格は近づかないと思いますし、合格後診断士としてなにかするにあたって「テクニック」なんてものは100%全く役に立ちません。なので試験対策対策に必要以上の時間やエネルギーを投入することはやめたほうがいい。これは「知っていればできる」類のものですので、とにかく情報を集め、使えそうなものを使う。いってみれば「アウトソーシング」で効率調達する感じでいきましょう。
ここでも(分岐1)で書いたのと同様、書籍に加えて勉強会(Web勉強会含む)を最大限使い倒すことをおススメします。

 

分岐3の後に残ったもの:「本質」

ここまでの分類作業で最後にのこった要素が「本質」ということになります。上にも書いたように、ここ数回この「本質とは」についてグダグダとつまらない記事を繰り返し書いてきました。気が向いたら羊男の過去記事を見てやってください(コレね)。ろくなことが書いてありません。

で、ここに振り分けられた要素が次の第3段階「深める」に進むことになります。

うーん・・・

・・・さて、今回もなんか何を書いてるんだかカオスになって参りました。続く第3段階「深める」はもはや精神論でしかなさそうなので、ここで切ってしまうと次回の記事が今回以上に空っぽ&カオスになることは今から容易に想像できます。が、もうここで切っちゃいます。

というわけで続きは次回!(残念な意味で)乞うご期待!

 

 

最後にお願いと告知です。

  • 今年合格された方へ、合格体験記大募集!
    今年合格された皆様。本当におめでとうございます!!どんどん活躍して、ぼくになにかいい仕事を回してくださいね。タキプロではみなさまの合格体験記を募集しています!!これまでのご受験生活を振り返って文字に起こしてみるというのもなかなか楽しいものだと思いますし、記憶が鮮明なうちに整理して書き起こしておくと後々結構重宝します。そして受験生にとってそれはとっても貴重な情報になると思います。この期にぜひ!

    詳細はこちらをご確認ください

    お書きいただけましたらぜひ下記アドレスまでお送りください。たくさんのご応募お待ちしております!!!
    takipro2010@gmail.com
    ※あるいは僕をご存知の方なんかはFacebookとかでぼくにこっそり送ってくださってもOKです。
    ※ご投稿いただいたものはできるだけこちらで紹介させていただきます!!枠数の関係ですべてはご紹介できない可能性もございますが、その点は何卒ご容赦ください。

  • 来年絶対合格してやろうと熱く燃えたぎっておられる方へ、タキプロ勉強会再起動のお知らせ!
    さて、昨年ほんとうにたくさんの方にご参加いただき、うれしいことにたくさんの方に合格していただくことができたタキプロ勉強会。2018年度合格に向けていよいよ再起動します!主役は受験生のみなさま。そして合格に向けて一緒に戦うは今年の合格者たち。詳細が確定し次第こちらでこちら(画面右側とか)に掲載し、ご参加される方を募集して参ります。ぜひご参加いただき、フルに使い倒して、来年度の合格に役立ててください!

 

 

さて今回はここまで。こんなものでも最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

羊男としてここに記事をアップするのも残すところわずかとなりましたが、最後まで(我慢して)お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

そして本年もタキプロを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

今回はJoJo第1部、シリーズ随一の紳士のなかの紳士、といえばもう皆さんおわかりでしょう、「ウィル・A・ツェペリ」さんのスペシャルな名言をお届けして終わりにしたいと思います。この言葉をぜひ胸に刻み、自己否定・自己改変を恐れずに進んでいってください。それでは!!

 

「勇気」とは「怖さ」をしることッ!

 「恐怖」を我が物とすることじゃぁッ!   

ギャイイン

 

 

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