模試で得たことを本番に活かす

関西勉強会、7/7からはいよいよ平成28年度の事例を扱います!

私達8期タキメンが合格を掴み取った思い入れの強い事例です!

一次試験直前期ではありますが、その試験の合格者の思考プロセスを知る絶好のチャンスです!是非ともみなさんご参加ください!!

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みなさんこんにちは。関西オンリー担アシベです。3週間ぶりの投稿となりました。

今日、明日とTACの一次公開模試を受験されている方も多くいらっしゃることでしょう。

2日間・7科目の試験を受けるのは、たとえ模試であっても相当キツイものだと思います。
私もかつてこの模試を会場で受験しましたが、とにかく体力的にきつく、早く終わって帰って休みたいとばかり考えていました。さらに、私は独学であったため受験仲間もおらず、模試の会場は非常にアウェーな感じがしたのを覚えています。

そんな中でも、とにかくちゃんと「受けきること」を第一の目標として自分を鼓舞し、2日間を乗り切りました。
みなさんも、本試験のシミュレーションが出来るせっかくの機会ですので、途中で帰りたくなる誘惑に負けず、最後まで頑張ってください!

 

さて今回はちょうど模試の真っ最中の日、ということなので、それに関連する内容を書きたいと思います。
私が一次試験を受験した平成27年度、どういう目的で模試を受験し、そこから何が得られ、どう考えて残りの1ヶ月を過ごしたか。さらに、結果的に本試験へどう活かせたか。ということについて、私が実際に演習で解いた過去問、模試、本試験のそれぞれの得点を参考に振り返ってみます。

 

◯ 模試以前 

まず以下の表をご覧ください。
これは私がTAC一次公開模試までに解いた過去問の得点を表にしたものです。

列は左から一次試験のスケジュール通りに科目を並べています。
行は年度ごとに解いた順番に上から並べています。私は古い年度から解くようにしていました。
全て本試験どおりの時間制限の下、マークシートを用意して本試験を想定して演習していました。
1日で1科目を解く、というくらいのペースで演習していました。

 

全体的にかなり高得点となっています。そう、私は一次試験が全体的に得意でした。

これは私が優秀だったから、というよりは、経済学部卒であることに加え、行政書士や簿記、シスアド、宅建などの取得を通して一次試験のほとんどの科目の学習経験があったからだといえます。

また食えてない自由業で、学習時間が確保しやすかったのも大きな要因です。

ただ、過去問でこれだけの高得点を得られていても、やはり不安は残っていました。

とくに大きかったのは、診断士試験用のテキストは過去問での出題実績をベースに作成されているのだから、テキストを読んでいれば過去問は解けて当然なんじゃないかということ。そして、本試験では全く違う範囲が出題されて過去問ほどの得点は取れないんじゃないかということ。

その疑問(不安)を、本試験をシミュレーションした模試を受けてみることで解消できれば、というのが模試を受ける一つの理由でした。
もちろん、本試験どおりのスケジュールで受験して自分の体力・集中力を試す意味もありました。

 

◯ 一次公開模試 

以下、私が受験した平成27年のTAC一次公開模試の得点です。

過去問ほどではありませんが、悪くない点数が取れていました。

成績上位者としてランキングに受験番号が掲載されたのはとても励みになりました。
そして、過去問ベースの演習でも本試験に対応出来るだろう、という模試を受ける前に持っていた疑問(不安)に対する答えも得ることができました。

ただ、それまでに解いた過去問のどの年度よりも合計点は低い。
なかでも、運営管理経営法務が目立って落ちています。

運営管理については、1日目の最終科目であるため、体力・集中力が切れかけていたことが要因と考えられます。

また、経営法務については、自宅から受験会場まで遠方であり、行き帰りに大きく時間を削られたため、1日目の夜に十分な睡眠時間が取れなかったことが要因と考えられます。
このことは実は2日目の科目全てに当てはまっており、情報システム、中小経営・政策についても受験者の平均点から見ればそれほど高得点とはいえないものでした。

とくに中小経営・政策については、後ほど送付された個人成績表を見ると、一番偏差値が低く、ボーダーラインギリギリであることが分かりました。これは過去問が「参考問題」扱いになっているものが多く、十分な演習材料が確保できていなかったことも要因として考えられます。

やはり、7科目を2日間で受けるというのは相当ハードで、それぞれの日の最終科目はとくに体力・集中力的にキツイものだということが模試の受験を通してわかりました。

 

ここから得られた課題は、
①最終科目までの体力・集中力の維持
②中小経営・政策へのテコ入れ
の2点でした。

 

これをもとに、
①に対してはエネルギー補給の工夫やガムを噛むなど、以前の記事に書いた方法を検討し、睡眠時間確保のため本試験会場に近い宿を探す
②に対しては新たに中小経営・政策の問題集を購入し、学習スケジュールに組み込む
という対策をとることにしました。

 

◯ 模試後 

本試験まで残り1ヶ月。
模試の復習を終え、中小経営・政策の問題集をこなした後、最終確認のつもりで前年度(平成26年度)の過去問を解きました。

財務・会計はあまり良くありませんが、それ以外は相当良い得点になっています。これで自信をつけ、本試験へ挑みました。
しかし、それでも本番は怖いもので、直前1週間は(風邪をひいたこともあって)妙にふわふわした気持ちで過ごしていたのを思い出します。

 

◯ 平成27年度一次本試験 

合格ラインを上回ったことだけで大成功です。それ以外のことは正直どうでもよかった。
実際、自己採点で合格とわかってからは一切の分析を放棄。今回はじめて本試験の得点をきちんと分析しました。

 

模試と比較して、運営管理、経営法務、中小経営・政策の点数の伸びが顕著です。模試の後行った対策が功を奏したといえるんじゃないでしょうか。

そして、興味深いのは、模試で点数の高かった科目は点数が落ち、低かった科目が点数が伸びたという結果になったことです。

中小経営・政策以外については意識的に濃淡をつけた学習を行ったつもりはありませんが、もしかすると模試の結果が無意識下に影響していたのかもしれません。模試で悪かった科目に自然と力を入れていた、というのは考えられることです。

 

さて、最後にここまで出てきた全ての得点をまとめなおしてみましょう。

合格ラインを常に上回っていられたため、当時は気づいていませんでしたが、私の場合、過去問演習を始めてから本番まで、ほとんど得点が伸びていなかったことがわかりますね。

 

以上、ここまで私の実体験を、過去問や模試、本試験の得点を中心に振り返ってみました。
こんなことを書くと身もフタもないかもしれませんが、あまり参考にならなかったと思います。まあ、過去の受験生の事例の一つとして読んでいただければ幸いです。

 

・・・そういえば、「テキストを読み、過去問を繰り返すのが私のやり方だ」と以前メルマガに書いたように記憶していますが、実際はご覧の通り過去問は1回通りしかやれませんでした。それでもまあ結果オーライ。勝てば官軍です。

 

本日夜は、おなじみ我らがタキプロ8期関西リーダー、“売れっ子”トッティ@二代目の登場です。ぜひご期待ください!

 

 

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