とっとと登録してしまおう

おはようございます。まゆげです。

 

いよいよ年の瀬ですね。またまた前々回の「学習時間の確保について」から脱線して、今回は、実務補習ネタです。

1月からの実務補習はすぐに満席になってしまうので、診断士登録の最後の関門である診断ポイントの獲得について書きたいと思います。

 

2次試験合格の方は合格後3年以内に、実務補習を15日以上受けるか、実務に15日以上従事することにより、中小企業診断士としての登録の申請を行うことができます。実務補習と実務従事については、他のタキプロメンバーが解説しているので、まゆげは説明しません。実務補習は、1月末~3月までの15日で行う「15日コース」と1月末~2月上旬に行う「5日コース」があります。①実務補習(15日コース)②実務補習(5日コース)③実務従事との3つの選択肢があります(②と③は組み合わせも可能)。さて、皆様はどうやって中小企業診断士に登録しますか?

 

まゆげは、実務補習(15日コース)を選びました。そして、業務の都合がつくのであれば、実務補習(15日コース)で診断士になることをお勧めします。理由は以下の通りです。

  1. 知り合いの社長に依頼してポイントをもらうなどのウルトラCをしなければおそらく最速で診断士になれる。(5日コースに比べたメリット)
  2. 同じチームに多種多様な人がいて、いろいろと学ぶことができる。(実務従事と比べたメリット)
  3. 15日間、わずか2カ月の間ですが、一生の仲間ができる。(5日コース、実務従事と比べたメリット)
  4. 実務従事は、診断士に登録した後でも経験できる。
  5. 財務分析、財務の改善提案ができる。(実務従事と比べたメリット)

 

1.知り合いの社長にポイントをもらうなどのことをしなければおそらく最速で診断士になれる。

15日コースだと、4月1日にはあなたも中小企業診断士です。早い段階でスタート地点に立つことができます。早くスタートが切れることで1年目からいろいろな活動にチャレンジする機会に恵まれます。一方、5日コースの人に聞くと、周りは色々と活動しているのに、自分はなかなか登録に至らず、置いてけぼりになってしまった感があると言っていました。

 

2.同じチームに多種多様な人がいて、いろいろと学ぶことができる。

私の実務補習のメンバーは、64歳で住宅会社の定年間近の部長、55歳で大手メーカーの開発部長と営業部長を歴任した強者(当時はプー太郎、今は独立?)、48歳で周りをよく観察する研修会社の代表、37歳で信用保証協会の熱血漢、30歳で某大手監査法人の頭キレキレの会計士、そして37歳でIT系ヘンテコ営業(まゆげ)でした。

皆さん驚くほど優秀な方たちでした。諸兄の経験からいろいろな考え方や進め方を吸収することができました。また、会計士の方には、金融機関がどのように財務諸表を読み取るのか、経営改善計画(いわゆる実抜計画)の考え方などを教えてもらいました。実務補習の場合、バックボーンの異なる人をあえて入れてバランスを保っているように見えます。財務会計に強い人とITに強い人がチームに配置されているケースが多いです。

実務従事の場合、知り合いの伝手や診断協会に申し込んでやることが多いので、比較的バックボーンの近い方や企業内診断士でチームを構成することが多いと思います。

 

3. 15日間、わずか2カ月の間ですが、一生の仲間ができる。

15日コースは、相当ハードです。深夜まで各自が執筆して持ち寄り、時には終電までチームで喧々諤々と議論しながらまとめていくということもあります。15日といいつつ、2カ月半の間、このようなことが続きます。そこで培った人間関係は何にも代えがたいものでした。上下関係もありません。「俺」、「お前」ではなく、「俺たち」といえる仲間となります。

まゆげの実務従事のメンバーは、今も同じ釜の飯を食った大切な仲間です。例えば、研修会社の代表の方とは、神奈川県診断協会で数々のことを一緒にやっています。5日コースや期間の短い実務従事では、このような関係はなかなか構築できません。(ちなみに、30日に実務補習のメンバーと飲みます♪)

 

.実務従事は、診断士に登録した後でも経験できる。 

財務分析、財務の改善提案ができる。

まゆげは、診断士登録後に4社の実務従事をしています。しかし、4社いずれも財務諸表を見る機会はありませんでした(1社は大手コンビニFCの利益向上ではなく売上向上提案だったので無理に頂かなかった、1社は創業支援だったのでなかった、2社は機密保持契約を結んでも一切情報を出してくれなかった)。中小企業は財務諸表を出したがりません。一方、実務補習の場合、税務申告書をほとんどの場合入手できます(一部嫌がる社長もいますが)。そして、チーム内には、財務会計に明るいメンバーがいて、いろいろと教えてもらえます。IT系のまゆげにとって、この経験は貴重でした。

 

15日コースは、15万円弱とまとまった金額がかかりますが、それ以上のメリットがあると思います。3社の診断をします。役割を変えていくので、ぜひ、リーダーと財務担当を経験してください♪ 大変ですが、勉強になりますよ。

長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

少しでも皆様のお役に立つことができたら、まゆげは小躍りして喜びます。

では、よい週末をお過ごしください。

 


 【タキプロ絶対攻略!!実務補習セミナーin 東京のご案内】

受験生を卒業し診断士登録への第一歩!!実務補習の「アレコレ」お伝えします。
■日時・定員・申込:
① 2014年1月13日(月・祝)14:30~16:30(14:00開場)
    定員:40名
    懇親会:16:45~18:45頃
申込:申込はこちらをクリック!

② 2014年1月15日(水)19:00~21:00(18:30開場)
    定員:30名
    懇親会:21:15~23:15頃(途中退出自由)
申込:申込はこちらをクリック!

~両日共通~
■会場:日本橋公会堂(中央区日本橋蛎殻町一丁目31番1号)
■対象者:2次試験合格者
■参加費:無料
(懇親会の会費3,500円/セミナー受付時にお預かりします)
■内容:
・実務補習&実務従事の概要(プレゼン)
・先輩診断士の経験談など(パネル・ディスカッション形式)
・ツカエル!ツール&PCテクニックご紹介
・合格後の診断士活動について

※①、②とも同内容のセミナーとなっています。ご都合に合わせてご参加ください。

お問い合わせ先:タキプロ事務局 takipro2010@gmail.com

 

====================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

====================

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です