【5期生合格体験記】~「ひろおみ」の場合~

 

【5期生合格体験記】 ~ひろおみの場合~

はじめまして!ひろおみ@タキプロ5期生です。

平成25年度診断士試験に合格しました。
私は1次試験を計2回、2次試験を計3回受験しました。

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【受験歴】

2011年 1次試験合格 2次試験不合格(評価:BBBA)
学習方法:TAC1,2次ストレート本科生(通学)

2012年 2次試験不合格(評価:AACC)
学習方法:TAC2次本科生(通学)

2013年 1次試験合格 2次試験合格
学習方法:TAC2次本科生(通学)、1次試験(独学)
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・1次試験について

予備校のカリキュラムに沿って、前倒しで学習を進めました
1次試験学習において、私が重視したポイントをつ紹介します。

(1)学習しなくても良い部分を事前に明確にする

通学の講座に通える大きなメリットは、講師に直接質問ができることだと思います。 診断士試験は、特に学習範囲が広いので、学習を始める前に「やるべき部分」と「やらなくても良い部分」を かなりしつこく確認しました。

「やらなくても良い」というのは、学習時間(インプット)が得点(アウトプット)に結びつきにくいという 観点から選別しました。
※例
経営情報システムでいう「統計解析」などをイメージして頂くと良いと思います。

これを意識したおかげで、やるべき範囲を特定した上で重要な範囲を繰り返し学習することができました。

(2)苦手な科目を作らない

特に初学者にとって苦手になりやすい科目として「経済学・経済政策」や「財務会計」などがあると思います。苦手意識のある科目ほど 早い段階で苦手意識を克服できるように重点的に勉強しました。

1次試験は、年度によって難易度にバラつきが出る傾向が高いため、50点目標の苦手科目を70点の得意科目で カバーするという戦略の場合、苦手科目が難化した場合、足切りされるリスクが高まりますし、心理的なストレスもたまりやすくなってしまいます。
※平成25年の経済学などはまさにこれに当てはまると思います

全科目で65~70点を目指す戦略を立て、それに合わせた時間の投入(得意科目は最低限、苦手科目は多めに時間を割く)をする事が1発で1次試験に合格するためには重要だったと感じています。

(3)教材はとにかく絞る

どんな試験にも通じると思いますが、様々なテキストに手を伸ばして、中途半端な理解のものが増えるよりも 基本教材を徹底的にやり抜くことが重要だと思います。

私の場合、過去問を徹底的にやり抜きました。 2011年時、2013年時いずれの年にも各科目3~5周はふれたと思います。
※過去問の使い倒し方法はまたの機会にご紹介します

・2次試験について

足掛け3年、3度目の正直で合格することができました。 それぞれの年の「敗因」「勝因」について簡単にお話します。

(2011年の敗因

1次試験が終わるまで、2次試験対策が全く手つかずだったことは、まず1次に受からないと元も子もないという考えだったので良かったと認識しています。ただし最低限、2次試験の特徴を事前収集・分析・理解しておくべきだったと反省しました。

初めてのチャレンジの2011年は、中小企業診断士2次本試験の特性を理解できていませんでした。 複数の解釈ができる設問には、解答もある程度、分散させて記述するなどという視点もありませんでした。

結果、なんとなく本番は乗り切れたという感触でしたが、BBBAで不合格に終わりました。

(2012年の敗因

1年間の2次試験に絞った学習の成果で、予備校での演習の成績はまずまずになってきていました。 80分のプロセス(どのように設問・与件を読んで答案を記述するか)が定着したのが、1年前と比べてもっとも成長した部分だち思います。

しかし、そこに落とし穴がありました。
なんとなく全体的に受かりそうなレベルになっただろうというところで思考が停止していたのです。

事例3に微妙に苦手意識がある中で、しっかりと不安要素をつぶさぬまま本試験に突入したのが失敗でした。

加えて予備校での演習のレベルと本試験の難易度の差にもしっかりと認識(具体的に何が難しいのか)を持ち、対策をとるべきだったと反省しました。

本試験当日…不安は的中

手応えもまずまずに事例1、事例2を終えられた午前中。

午後一の事例3でパニックに

第2問と第4問の答えがうまく書き分けられない。
第3問の(2)のヒント(根拠)が与件から引っ張れない…

そうこうするうちに大きな空白を残して事例3は終了

事例3の動揺に、事例4の傾向の大きな変化も加わり、事例3・4:C評価となり、翌年1次試験からの再スタートとなりました。

(2013年の勝因

事例1・2でアドバンテージを稼ぎながら、事例3・4でもなんとか勝負の分かれ目の問題で得点できたことが大きかったと思います。

以下、2013年に行ってよかったと思う点を3つほど。

(1)どのレベルの答案を書ければ合格できるかを知る

直前期(9月末~10月)に過去問を80分で答案まで作成し、5~6名で「何を答えに盛り込むべきか」のディスカッションを行いました。それが予備校の模範解答に振り回されず、受験生が書ける現実的な範囲での合格レベルを知ることに繋がりました。

(2)同じミスを繰り返さないための対策をうつ

演習や模試で「自分がおかしやすいミス」と「その対策」を一覧表形式でまとめました。それが勝因の全てではない(運や体調も大きい)と思いますが大きなミスをせずに当日を乗り切れました。

(3)初めて見る問題への耐性をつける

同様に直前期におこなったMMC財務特訓やMMC模試・LEC模試・マンパワー模試などの初物対策が良かったと思います。
以上で私の合格体験記は終了です。

最後まで読んで下さった方ありがとうございました

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・3/2(日) 9時半~12時 新場橋区民館 題材:H25事例1
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・3/30(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H25事例3

*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
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