中小企業診断士の勉強を始めませんか?その①/マッサン

来年、2019年合格向け、受験校の授業が始まる頃です!

こんばんは、今回で8回目の投稿となる、タキプロ関東の50歳台後半、中高男のマッサンです。
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残暑はまだまだ続いていますが、朝夕は秋の気配がしていますね。ところで、秋と言えば、「天高く馬肥ゆる秋」「食欲の秋」、食べ物の美味しい季節です、学問の秋ですね。夜が長くなり、澄んだ夜空の星を見ていると、だんだん勉強でもしたくなりませんか?2016年に日経で「新たに取得したい資格」でトップになった資格が中小企業診断士でしたね。
そう、今日は、「一度体系的に業務知識を整理してみたい人」「MBAか診断士を勉強しようと考えている人」「手に職をつけたい人」「地方創生の仕事で独立したい人」等で、
中小企業診断士資格に来年挑戦したい初学者を対象に「今すること」に的を絞ってお話をしてみたいと思います。

1.診断士試験を知る?

最初に少し日程と内容を知りましょう。勝負する「相手(敵)を知る」ことは戦略の第一歩ですよね。
ところで、診断士が難関資格といわれるのは、年1回しかない3つの試験に合格する必要があるためです。具体的には、

①1次試験
8月上旬にある7科目のマークシート試験。具体的には、1日目:経済学・経済政策、財務会計、企業経営、運営管理、2日目:経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策を受け、全体平均6割以上の得点で合格、言葉は悪いですが各科目4割以下の足切りもあります。

②2次筆記試験
10月下旬に、事例Ⅰ~Ⅳの4科目の筆記試験。順番に、組織人事・マーケティング・工場運営・財務会計に関連する内容です。これも平均6割以上の得点で合格となっています。

③2次口述試験
12月中旬の、10分程度の事例質問形式の面接で実施されています。

合格率は?
ざっくり①は2割、②も2割、③はほぼ100%合格なので、①×②×③で単純に考えると合格率4%ほどの難しい試験となります。ただ、1次は、科目合格制度や、1次が合格すれば2次は2回受験ができる制度とかもあり、チャレンジを続ければ受かることができる試験とも言われています。詳細は、診断協会のHPをご参考。

2.どれくらい勉強するの?

日々の仕事等に追われ、勉強へ確保できる時間が少ない中、どの程度、努力すれば良いか?気になりますよね。我々タキプロのメンバー(タキメン)のデータなどによると、

①受験回数
受験回数は、一回の試験で合格する人も過半数いました。一方で4回や5回チャレンジしてしている人もいます。

②通算勉強時間
人それぞれで一般化は難しいです。ただ、200時間から2000時間超までいますが、正直1000時間程度は確保した方がよいという感じです。
1年間で1000時間と言えば、ざっくり平日5日間を2~3時間、週末どちらか1日を5~8時間の勉強をする計算となります。最初は大変ですが続けてるとランナーズハイの様な気分になり結構できちゃいます。

③どう工夫して勉強時間を捻出
タキメンは、電車通勤時間、昼休みの合間、カフェで細切れの時間、土日の図書館・自習室の利用などで勉強時間を確保していました。

④いつから勉強始めるの
1000時間を確保するには、なるべく早く始めた方が良いと思います。今年の試験内容を踏まえた新しい教科書が出る9月・10月の開講がTAC等の受験校ではメジャーです。なので、9月・10月頭頃までには開始が良いかなと思います。タキメンには、ゴールデンウイークから始めたツワモノもいますが、絶対マネをしない方がいいと思います。

⑤今後1年間の勉強イメージ
・1次試験向け知識インプット(記憶)とアウトプット(演習):9月~4月
・2次筆記体験:タキプロ等の勉強会出席や1回ほど2次模試受験:4月・5月
・1次形式のアウトプットを中心に1次模試受験:4月~7月
・2次筆記の対応方針決定(タキプロ等のセミナー出席も参考になりますよ):8月上旬
・2次筆記の演習と模試受験:8月~10月
・2次口述の対策と演習:11月下旬~12月上旬
・中小企業診断士一発合格:12月クリスマス頃
・その直後に企業診断の実務補習を行い診断士登録:最短で翌2020年4月

3.通学?通信?独学?

それぞれ自分の仕事の内容や状況、受験校の遠近、家族の協力等で、どれを選べばいいかは違うと思います。以下を参考としてください。

①通学
勉強のペースが掴めるので、受験校の通学がお勧めです。ただ難点は受講料が1次2次セットで30万円弱ほどする点です。教育訓練給付金や勤務会社補助が利用できる場合は利用されてはどうでしょう?受験校にはTACの他、LEC、大原などがあります。MMCなど2次専門校もあります。

②通信
仕事で決まった時間に通学できない人や、近くに受験校のない人に向いていると思います。通学とほぼ同様の内容を展開する大手から中小まであり、コストは10万弱~30万円弱までさまざまです。

③独学
タキメンは独学者も多くいます。但し、勉強のペースを作りづらいので、意思の強い方向きです。通学と違い、受験仲間からの情報入手が難しいため、タキプロ・一発合格道場・ふぞろい等のブログや勉強会参加を利用することをお勧めします。2次は筆記のため、2次だけ受験校に通ったり、上記勉強会へ参加したりと工夫されている人も多いです。
利用テキストとして、1次はTACの作成するスピードテキスト等を利用するケースが多く、費用はセットで3万円強です。2次はふぞろいな合格答案等を利用するケースが多く、3冊ほどで1万円ほどの投資となります。

4.とりあえず、どうすればいいの?

とはいうものの、受験をしようにも最初どうすればいいか迷いますよね。

①まずはインターネット等を利用し受験概要を知る
「相手(敵)を知る」ことは戦略の第一歩でしたよね。とりあえず、受験情報を集めて、診断士試験の概要を掴みましょう。具体的には、
タキプロ等のブログや受験校のHPなど
マッサンの様なお金に余裕のある中高年受験生は、書店で診断士の受験解説本
タキプロWEB勉強会1次試験全般について何でも」コーナーに質問投稿

②受験校のパンフレットで調べる
自分では体系的な調査ができない可能性があるので、受験校へ行きパンフレットもかき集めてきましょう!それで受験の概要をイメージします。

③診断士に聞く
知人に診断士の方がいれば、お酒に誘ってみて、どの様に受験生生活を送ったかを聞いてみましょう。実はこれが一番リアルで良いかもしれません。

後は、受験に突入するかを決める意思決定だけです。その前に、周りの人、特にパートナーがい人は了解を取る付けることが大切です。平日の夜や土日がつぶれたり、なんだかんだでお金も掛かったりしますので。

オリンピックの年に中小企業診断士登録!

診断士になると、資格を利用して独立する先輩も多いですし、企業内に留まっても評価が上がり昇進に繋がったり、色んなメリットがあります。特に、マッサンとして一番実感していることは、会社以外の人脈が圧倒的に広がったことです。究極の異業種交流会と言えるかもしれません。
これから勉強を始めようと思っている方、オリンピックの年に、是非私たち診断士の仲間となりましょう!

ところで、明日は今年受験した方の1次の合格発表ですね。明日お送りするのはタキプロの中で、もっとも若いブロガー外資系IT・育休明けママ「なかじーさん」です。お楽しみに!

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