松田直樹選手の言葉

おはようございます、日曜朝のサイトヲ@タキプロです。

1次試験まで、いよいよあと1週間を切りました。
今年の1次試験が始まる8月4日は、私を含めた多くのサッカーファンにとって、決して忘れることのできない出来事が起こってしまった日でもあります。

「悩めば悩むほど、苦しめば苦しむほど、最後笑ったときに半端ない喜びが待ってる。」

元日本代表DF(元横浜Fマリノス/松本山雅FC)、松田直樹選手。
入団から 16年間、マリノス一筋でプレーを続け、人一倍マリノスに愛着を持ち、サポーターにも愛された「ミスターマリノス」。
2010年に戦力外通告を受けた際、コーチングスタッフとしての残留要請を断り移籍した松本山雅FC(当時JFL)では、「自分の経験を全て出し尽くして
山雅をJリーグに昇格させる」と公言して憚らず、発展途上のチームの大黒柱として活躍。
剥き出しの闘争心で、敵味方関係なく観客を魅了するフットボールプレーヤーでした。

そんな松田選手が練習中に突然心臓発作を起こし倒れたというニュースを耳にしたのが、ちょうど昨年の今頃、8月2日のこと。
私は前倒しの夏季休暇を取り、受験校の自習室で最後の追い込みに精を出していたのですが、息抜きで何気なく目にしたツイッターで「松田倒れる」の報を知り、思わず勉強の手を止めてタイムラインに見入ってしまったことを覚えています。
多くのサポーターが回復を願っていましたが、8月4日、残念ながら松田選手は帰らぬ人となってしまいました。

マツの無念を思うと、今でも胸が張り裂けそうな気持になります。
「カズ(三浦知良選手)さんが現役を続けている間は自分も辞められない」
「ずっとサッカーを続けていたい」

その思いをプレーでも言葉でも表し続けていたにも関わらず、突然の病で理不尽にもサッカーを奪われてしまった彼の無念を思うと。
同時に、どんなに苦しいと感じても、自分が目標に向かい何か努力を重ねることができる、その事自体が実はとても幸せなことなんだと、気づかされました。

冒頭の言葉「悩めば悩むほど…」は、松田選手の言葉です。

本番直前のこの時期の追い込み、そして試験本番、プレッシャーや焦り、不安などから苦しいと感じる時があるかもしれません。
そんな時、冒頭の彼の言葉を思い出していただければ、と思います。
もしかしたら、
「チッ、しょーがねーなー。俺は勉強のことは全然わかんねーんだけどよー」
とかいいながら、マツが貴方の背中を押してくれるかもしれません。

あと5日、受験生の皆さんに「半端ない喜び」を感じる瞬間が来ることを心から祈っています。

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