【口述試験の結果待ちのアナタ向け】合格の効用【ぱくさんの知的根性論#24-1】

23~25日は、よくある普通の3連休。
もしくはあと1週間で大晦日&お正月。

それ以上でも、それ以下でもない。

わかるね?(注1)

ぱく@タキプロ7期の鬼参謀
(コレが名乗れるのもあと2ヶ月)です。

今年も悲喜こもごもな2次筆記試験の結果が出ました。

2次筆記合格された方、おめでとうございます。
そして口述試験受験、お疲れ様でした。

図表0_new

今回は「口述試験結果待ちの方」
=「2次試験の壁」を99%越えられた方、
そして、ひょっとしたら居るかもしれない
f)「合格済で高みの見物」の人にお届けします。

題して、「合格の効用」。

合格して得られるモノの最大のものは、

なんといっても「努力が報われた」という事実と
それに伴う強烈な自己肯定感
でしょう。

「合格」という事実にはそれだけの魔力があります。

「中小企業診断士なんて、足の裏の米粒」

とか口の悪い人が言ってたりするわけですけど。

なんのなんの。
そんなもんは資格を獲れなかったか、
もしくはチャレンジする度胸すらない人のヒガミ。

…いわば酸っぱい葡萄でしかありません。

「合格率4%の難関を乗り越えた」
という事実は、十分に称賛に値するものです。

だから、というわけでもないですが、
「合格した」という話をすると、
とりあえずみんながほめてくれます。

承認欲求が満たされるこの充足感!

 
いやあ、
たまりません。ほんとに。

受験期間が長い人ならなおさらじゃないでしょうか。

当面はそのチモキヨサ(注2)に
浸ってみると良いんじゃないでしょうか。

 

「”自分に酔う”って、どんな美酒よりも

マジでイイカンジに酔っ払えるよね」

 
みたいなことを、

かつてどっかの大魔王様(注3)も仰ってましたが。

こんなこと、人生でそうは無いですからね。
「自分に酔う」感覚にどっぷりと身を委ねちゃいましょう。

さりとて、ですね。
その酔いが覚めた時に、ちょっと考えてみて欲しいのです。

毎年1000人前後が最終合格するこの試験。

それは言い換えれば、
19000人くらいの人が落第する試験
でもあります。

想いの程度の差はあるでしょうが、
だれしも「この資格が獲りたい」と思って努力をして、
挑んでは散っていった。

2次試験までたどり着いて、力及ばなかった人なら、
尚更その気持は強いはずです。

事実として、相当数の”落第”した人がいる
そして、アナタは”合格”した

このことは、どんな意味を持つのでしょう

我々は、幸運にも「合格者」という、
ある種の特権的な立場に立つことが出来ました。

我々が持つ権利は、

涙をのんだ19000人が
見たくても見られなかった世界を
見られる権利です。

一方、特権を持つものは、相応の義務も課される
ということを忘れてはいけません。

ノブレス・オブリージュ(Noblesse Oblige)という言葉があります(注4)。

「力のあるものは、その力を適切に使う義務がある」
と解釈される言葉のようです。

で、私は、診断士に限った話ではないですが、
この言葉をつねづね頭の片隅に置くようにしています。

涙をのんだ誰かが
“その立場に立ちたかったけど、どうしても立てなかった”立場に、
私は、(そしてアナタは)立って居る。

そう想うと、胸に去来するのは、

ある種の”使命感”です。

涙をのんだ人たちが「なるほどさすが合格者」
と納得できるように。

彼らの行き場のない意志も、勝手ながら背負うつもりで。

我々合格者は、
中小企業診断士として、コンサルタントとして、

彼らに恥じない姿を示すべきであると、そう思うわけです(注5)。

そんなわけで、纏めますと。

・強烈な自己肯定感・充足感
・難関資格の合格者としての震えるほどの責任感・使命感

私がこの試験の”合格”経験から得られた、
特に大きなものはこんな所です。

勝者の誇りを旨に、ネクストステップへ。
立ち止まっている暇はありませんよ。(注6)

<今日の名言>

たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変化(かえ)る
勝利とはそういうものだ

(by範馬勇次郎)

せっかくの年末年始です。
じっくりと合格後の活動計画をねってみては如何でしょうか。

タキプロはそんな皆さんを、お待ちしております。

では良いお年を。あ、実は今日もう一本書くけどね。

Enjoy!

<注>

1、涙の数だけ強くなれるよ…
2、敢えてのタイプミス。敢えてね。
3、「今のはメラゾーマではない…メラだ…」の人ですね。ポップが真の主人公だと思う。
4、救世主たらんことを
5、こうやって文字に起こすとなんともスピリチュアルな発言ですねえ…。あ、タキプロは別に変な宗教団体ではありませんからね。ご心配なく。
6、まあ私は、診断士としては立ち止まりっぱなしなんですけどね。お、台無しゥーーー!

【勉強会・セミナーの詳細、お申込みはこちらのページから】

========================
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

========================

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です