【中小企業診断士試験】ゆるふわと始めたい方へ/どんさん

自己紹介

おはようございます!
タキプロ10期東京のどんさんです。

今日はこれから中小企業診断士試験を受けてみようかな?と
お考えの方向けに、この試験のイロハをまとめてみたいと思います。
というのも、私が初めて中小企業診断士の勉強をしてみよう、
と思ったのがこの時期だったからです。

今から頑張れば、来年のストレート合格が狙える時期です。
興味はあるが、まだ一歩が踏み出せていない、という方は
この記事を参考に、試験に臨むご自身の姿を、イメージしてみてはいかがでしょうか?
また、「今年初めて受験したけど、ちょっと自信がないな…」という方も、
来年に向けて参考になるものがあるかもしれません。

私が「初めて受験した時は知らなかった!」という知識を
散りばめておりますので、是非ご一読ください。

中小企業診断士とは

中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家で、
中小企業支援法に基づいて経済産業大臣に登録されます。
この資格は経営コンサルタントの資格として唯一の国家資格です。

他の士業(公認会計士、税理士、社会保険労務士、弁護士、弁理士、
司法書士、行政書士、不動産鑑定士、建築士など)と比較すると、
資格保有者にしかできない独占業務はありません
だからこそ、幅広い領域で活動ができるという特徴があります。

世間一般の知名度はなぜか低いのですが…
取得したいビジネス関連資格では上位にランクインしています。
経営の基礎を体系的に学べるため、ビジネスマンには
意義ある資格と認識されているようです。

中小企業診断士試験

資格を取得するための道のりは、大きく以下の2つがあります。
我々タキプロが行う受験生支援は①の方法が中心ですので
今回は①に絞ってpointをお伝えしていきます。

①1次試験+2次試験(記述・口述)+実務補習or実務従事
②1次試験+養成課程

<1次試験>

全員が受験する最初の試験です。
例年8月上旬の土日に実施されます。
マークシート式で、7科目を丸2日かけて受験します。

1次試験は7科目すべての合計が6割(420点)以上であれば合格です。
ただし、1科目でも40点未満の科目があると不合格となります。
不合格の場合も、60点以上の科目は「科目合格」として、
翌年と翌々年までの受験免除が申請できます。

●Point!
・回答は受験2日目の翌日に公開されます。
すぐに合否を知れる様、問題用紙にも〇をつけるなどし、
ご自身の回答を控えておきましょう

・2日間集中して試験を受けるとぐったりします。
ご褒美もかねて、試験翌日の月曜日は、
お仕事をお休みするのが個人的にはおすすめです。

・科目合格をしていても、2年目にもう一度同じ科目を
再受験する方も多いようです
というのも、科目合格できる科目は得意科目である場合が多く、
合計得点の底上げが狙える可能性があるためです。
得意科目は再受験、自信がないけれど科目合格できたものは
免除を申請する、など2年目以降は戦略を練る必要があります。

<2次試験(記述)>

1次試験合格者のみが受験でき、例年10月下旬の日曜日に実施されます。
与えられた文章(事例)を読み、設問に記述で回答します。
80分×4事例=320分を1日で受験しますので、かなり集中力が求められます。
この試験を最大の難関と感じる受験生は多いです。

●Point!
・暗記中心の1次試験に対し、2次試験は思考の問題です。
苦手な方は訓練にかなり時間を要します。
ストレート合格を狙っていくのであれば、1次試験の勉強と並行して
2次試験の勉強を始めることを強くお勧めいたします!

・個人差はありますが、独学での合格がなかなか難しい試験です。
少し苦手かも?と思ったら、早々に受験校やタキプロなどの受験支援団体を
活用することをお勧めします。
2次試験対策だけのコースも多くありますし、通学・通信どちらにするか
体験会に行くなどし、ご自身に合いそうなコースを、事前に調査しておくと良いでしょう。
受験校や講師選びは、例えるなら宗教です。
「今年はこの先生を信じる!」と決めたらまっすぐ進みましょう。
信心がぶれると、どんな神様も救ってくださいません。

・2次試験は相対評価、と言われています。
合格基準は6割ではありますが、難易度が高いと全体的に
点数の底上げがあるようです。
そのため、ご自身が他の受験生と比較してどのレベルにいるか、を
常に意識しておくことが重要です。
独学を選択する方も、各受験校の模試はチェックしておくと良いでしょう。

・やはりこの試験も、終わったらぐったり…です。
試験翌日の月曜日は、できればお仕事をお休みし、
再現答案作成などに充てると良いでしょう。

・1次試験の合格は翌年度も有効です。
初めての2次試験が残念ながら不合格の場合も、
翌年1次試験免除で、2次試験のみを受験できます。
ただし、翌年度も不合格となると、1次試験7科目すべてが再受験となります。
そのため、1次試験に合格していても、再受験を見越した保険として
翌年度も1次試験を受ける方も多いようです。
(ちなみに、どんさんはこのことを全く考えず、7科目すべて受け直しを経験しました…)

<2次試験(口述)>

2次試験の記述試験合格者のみが受験でき、例年12月下旬の日曜日に実施されます。
記述試験の事例企業について、口頭で助言を求められる試験です。
ほとんどの方が合格できますので、この対策は直前でOKです。

<実務補習・実務従事>

2次試験合格後、実際に中小企業の支援を15日間実施し、
はれて中小企業診断士としての登録が可能となります。

実務補習とは中小企業診断協会が提供する実務の場です。
指導員の先生にご指導をいただきながら、
4~5名1グループで中小企業の総合診断を行います。
5日間で1社を診断し、これを3社分実施することになります。
平日の日中にヒアリングや報告会を行うため、
企業にお勤めの方はお休みをとる必要があります。

実務従事とは、民間企業で実務の場を斡旋いただく仕組みです。
実務補習より、費用が抑えられたり、平日夜と土日で完結できたり
するものもあるようです。

会社にばれないようにこっそり資格を取りたい、という特殊な事情の方は
タイミングやどちらを選ぶか、などよく検討しなくてはなりません。
が、試験合格から登録までは、3年間の猶予があります。
いずれにせよ、これも2次試験に合格してからの調査・検討でOKです。

おわりに

私はこの資格で初めて「資格試験は情報収集が大切」と学びました。
特に独学の場合、膨大にあるネットの情報から、必要な情報のみを
探し出すのは時間と労力がかかります。
タキプロの勉強会やセミナーに参加し、経験者に直接聞いてみることは
きっと合格への近道となりますよ。

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