アドバイスできる程ではございません! byきゃみやん

はじめまして!タキプロ11期名古屋メンバーのきゃみやんと申します!
ブログの順番が回って来たので書かせていただきますが、最初にお伝えしておきたいのは、私自身合格できたのは多分に運の要素が大きかったと理解しているということです。
ですので、「合格の秘訣」だとか「勉強のコツ」を書ける程の経験は有していないので、ご了承いただけると幸いです。

とは言え診断士に合格できたことは事実ですし、自分なりに努力はしたつもりですので、合格するまでどのように過ごしたか、合格してからどのようなことがあったか、など少しでも皆様の参考になったり、モチベーションアップに繋がったりするようなことを書いていこうと思います。

◆前書きと自己紹介

私は診断士ゼミナールの通勤講座を利用し、1次・2次試験にストレートで合格しました。
’19年2月頃から勉強をスタートしたのですが、私には当時生まれたばかりの0歳児がいたことと、飲み会やスポーツ・旅行等の余暇活動(要するに遊ぶこと・・・笑)が人一倍好きなこともあり、「私生活に影響を与えない範囲で合格する!」をモットーにすることにしました。

したがって、6月頃までは毎日往復3時間の通勤電車でのみ勉強するスタイルで、帰宅後や週末は普段と何ら変わらない遊び最優先の生活を送っていました。友人・知人・同僚に気を遣われて誘われなくなっても嫌だ、ということで妻以外には診断士の勉強をしていることは伝えていませんでした。

さすがに7月からは少しずつ週末にも勉強をする機会が増えてきましたが、それでも他の受験者の皆様よりは勉強に充てた時間が少なかったのではと思います。

そんな状況で合格してしまったことから、本記事の冒頭で「運の要素が大きかった」と書かせていただいた次第です。尚、この勉強スタイルは、ストレスや家族への負担がほとんどないことがメリットですが、運が悪いと長期化するデメリットもありますので、真似することはあまりオススメしません

さて、前書きが少し長くなりましたが簡単に自己紹介いたします。

年齢・性別:30代男性
職業   :コンサル会社
(前職は製造業の経営企画部)
受験歴  :1次試験1回、2次試験1回
得意科目 :1次試験…経営、財務、運営
2次試験…事例Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
保有資格 :無し

◆具体的な勉強方法

通勤電車では主に次のようなルーティンで勉強を進めました。職場へ向かう電車は朝早くあまり頭が回らないので、講義動画や解説動画を視聴するインプット中心に、帰りの電車は仕事終わりということもあり頭が冴えている(仕事モード?)ので、朝に視聴した箇所についてiPhoneに落としたPDFテキストの演習問題や過去問を解いたりするアウトプット中心にしました。

動画は全て倍速再生にしていたので通学講座よりもスピーディーに進められ、スタートが2月で少し遅かったにも関わらず、 4月半ばには通学のカリキュラムに追い付けたと記憶しています。また、飲み会があった際も帰りの電車では欠かさずアウトプットをしました。これも、試験本番当日の不測の事態(緊張、体調不良、寝不足etc)に備えた、頭が思うように働かない時のシミュレーションになったかもしれません。笑

一つ気を使ったことがありました。帰りの電車で一人になれるよう、同じ方面の同僚が帰るタイミングに合わないようにすること、会社最寄り駅で同僚を見かけたら離れるor気付かないフリをすることです。ただ、あまり露骨にやり過ぎると良くないので、勉強の進捗を見ながらたまには敢えて同僚と帰ったりしていました。

また、勉強期間中に2回ほど北米と欧州へ1週間程の出張があったため、いつもの通勤電車での勉強ができない事態が生じました。10時間以上のフライト中に勉強をしようと思いましたが、せっかくのビジネスクラスという誘惑に負け、往復2時間ぐらいしか勉強できませんでした。笑 帰国後、遅れを取り戻すために翌週の通勤や帰宅は敢えて鈍行列車に乗って時間を捻出しました。

二次試験の勉強は、一次試験が終わった8月半ばからスタートしました。こちらはさすがに電車で全て進めることが難しかったため、過去問を平日夜や土日に1問ずつ、1週間で4〜5問解いてストックし、通勤電車で解説動画を視聴したり解説テキストを読む進め方をしました。

尚、過去問は一次二次共に過去5年分を1周しかしていません。これは、あまり遡ると出題傾向が異なっている可能性がありますし、2周以上やると回答を記憶していて実践的ではないという個人的な判断によるものです。

以上、書かせていただきましたが、あくまで私の合格までの過ごし方に過ぎないことをご理解いただき、真似すれば必ず合格できるようなものではないことをご留意いただければ幸いです。

◆学習時間と得点結果

【1次試験】学習時間:400時間

経済学・経済政策  68点
財務・会計     72点
企業経営理論    60点
運営管理      80点
経営法務      56点
経営情報システム  60点
中小企業経営・政策 53点  計449点 合格

【2次試験】学習時間:100時間

A 事例Ⅰ 76点
B 事例Ⅱ 58点
A 事例Ⅲ 65点
A 事例Ⅳ 68点  計267点 合格

◆中小企業診断士を目指した理由

私は大学と大学院で経営学を中心に学んだ後、前職の製造会社で経営企画部に配属されました。主な業務として10年近くグループ子会社の経営サポートに従事していく中で物足りなさを感じ、グループ子会社以外の経営サポートをしてみたい、何か経営に関するスキルアップをしたい、と考え始めたことがきっかけです。

しかしながら、その答えになりそうなものが中々絞り切れず、結局最後まで候補に残った2つの手段を採ることにしました。リスクヘッジも兼ねて。1つが中小企業診断士の資格を取ること、もう一つが経営コンサル会社に転職することでした。そんなことで診断士の資格勉強と転職活動をほぼ同時にスタートすることになったわけです。

結果として、二兎を追ったにも関わらず運良く二兎とも得ることができたわけですが、本当に今年は人生の転機になったと思います!診断士合格とコンサル会社への転職により、これまで自分の所属する会社とそのグループ会社という限られた世界しか知らなかったのですが、一気に様々な業界に広がりを見せてくれそうな兆しがあり、毎日刺激を受けワクワクしながら過ごしています。診断士は、本当にそれだけでも目指す価値がある資格だと思います。

◆合格してやってみようと思っていること

  • 文字通り、中小企業向けのコンサルティング
  • 勉強会・交流会への積極的な参加

本職のコンサル会社では、主に大企業やグローバル企業を相手にコンサルティングをしているのですが、やはりダイナミックで大金が動くような内容が多いわけです。それはそれで醍醐味だと思います。一方で、中小企業は事情が異なるため、コンサルティングをする中で新たな視点や盲点等の発見があり、勉強になることも多いのではと考えています。実務補習でも私にとって目から鱗のような観点で意見が飛び交い、本職にも生かせそうな学びがありました。

また、勉強会・交流会は選り好みをせず積極的に参加し、様々な業界の様々な年齢・立場の方々と出会って話をさせていただき、自らの見識を広く深くすることができたらと考えています。

まだまだ合格して少ししか経過していないため、上記活動はほんの少ししかできていませんが、次回記事を書く順番が来たら状況をご報告させていただきます。

コロナ騒動も依然として収束が見えない中、今年の試験がどうなるか不安な方々も多いと存じますが、どうか皆様お身体ご自愛ください。

次回は関東メンバーのMASAさんです。お楽しみに!

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