実務補習の衝撃

こんにちは、名古屋のしんちゃんです。

無事二次試験を合格された方、本当におめでとうございます!
口述試験まであと一週間、二次試験後に一旦勉強をお休みされた方が多いと思いますので、この一週間は今までの勉強生活を感慨深く振り返りながら口述試験に備えて下さい。残念だった方、一旦年内はゆっくりお休みください。新しい年にまたチャレンジしていきましょう!

さて、合格後の話になりますが、私が受験生活を含めて中小企業診断士資格取得までで一番印象に残っているのが、合格後の実務補習です。多く方が実務補習受講をお勧めされていますが、私も受講を本当におすすめします。本当に大変だったけど、本当にイイ意味での衝撃を経験ができました。

衝撃①二次試験の解答パターンが使えない

私は、二次試験ではお決まりの解答手法、広く浅く部分点狙いをしていました。「課題は○○。対策は①~、➁~、➂~」という回答パターン。対策①、➁、➂には、もちろん与件文から離れないようにしながらも、より一般論を入れるように意識しました。

一方、実務補習で現実のお客様と話していると、そんな広く浅い回答は求められていない事がわかります。私が参加した実務補習の先生はかなり厳しい方だったので、お客様の課題に対して試験勉強で学んだ一般知識や理論を展開しようものなら、「そんな事誰でも知ってる!それが出来ないから困ってんだろ!!」とすごい勢いで迫られました。

試験勉強で成功した事で、頭でっかちで現実離れしてしまった私を、厳しい現実へと引き戻してくれました。

衝撃➁とことん実行可能性を追求する

中小企業が一番困っているのは、リソースに限りがあり、分かっているけど出来ない事。なので、方向性や対策を出しても、それを実行できるかどうかをとにかく考え抜く事が求められました。

例えば、うどん屋のオペレーションを改善する対策
・「マニュアルを作りましょう」→作った事ある人おらず、つくれない→ボツ
・「私がマニュアルを作ります」→文字や写真で面白くない→ボツ
・「バイトの高校生に合わせるために、漫画でマニュアルを書いてみました」→そもそもやる気ないからマニュアル読まないよ→ボツ
・「時給を上げてやる気のある人をゲットしましょう!」→そんな金ないよ→ボツ
。。。。

とことん「できるのか?」「できるのか?」「できるのか?」と問い詰める事で、段々その企業のほんとに困っている状況を共感する事が出来ました。でもその共感が無いと、相手に響く提案にはならない事を勉強できました。

今回はちょっと先の話をしてしまいました。
合格後にこのような貴重な経験をして頂けるよう、まずは来週の口述試験頑張ってください!ラストファイト!

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