【6期生合格体験記】 ~「きょん太」さんの場合~

みなさん、おはようございます。
マーチャオ@タキプロ5期生です。

タキプロでは、6期生への引継ぎ進みつつあります。
みなさん、様々な思いを持って参加されており、これからが楽しみです!

さて、今日からはそんな6期生の合格体験記を1週間に渡ってお送りします。

トップバッターは、きょん太さんです。

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皆さん、はじめまして。きょん太と申します。総合化学、金属加工、工業用接着剤の工場で、主に品質保証やISOを担当してきたアラフィフです。 

私が診断士を目指したのは、突然の辞令がきっかけです。長く専門としてきた品質保証から外れ、機能不全となっていた3つの部署(生産技術、購買、工場庶務・経理)の建て直しを命ぜられたのですが、経験のない部署のため組織の方向性をなかなか打ち出せずにいました。昔から父親が診断士の勉強を勧めていたこともあり、当初はスキルアップを目的として受講を開始しました。

 

私の受験の履歴は以下の通りです。
1次:2回(初年度4科目(財企情中)合格、2年目合格)
2次:1回

 

勉強方法ですが、地方都市在住のため通学は無理なことから、必然的に通信講座を受講しました。学校は、初年度はTAC、2年目はクレアールです。

初年度はTACのカリキュラムに乗っかっているだけで精一杯。早朝・昼休み・深夜に何とか時間を作って講義視聴と答練を行っていました。最大で1.5ヶ月は遅れていましたが、答練の結果は悪くなかったので合格レベルに達しているかと勘違い。6月の1次試験公開模試の難しさに愕然とし、慌ててペースアップするとともに過去問も解き始めました。でも結局挽回できず、4点差で涙を飲みました。

通信は自分の時間やペースで勉強できるメリットがありますが、自己管理が甘いと続けるのが難しいと思います。また、比較対象が近くにいないため、自分のレベルがわかりにくいです。私のように答練の出来に惑わされないように、くれぐれもご注意を。

2年目は、1次は合格していない科目のアウトプット学習に絞り、2次に注力しました。
1次のアウトプットは、クレアールの「1000問ノック答練」がスマホでいつでも答練を行えるため重宝しました。
また苦手科目の一つである経済学は石川秀樹先生の「速習ミクロ/マクロ経済学」の書籍とWEB動画講義で改めてインプット(“速習”なのに、2か月もかかった!)。おかげで安定して70~80点を出せるようになりました。
もう一つの苦手科目である財務も、運よく科目合格したものの2次対応としては心もとないのでオプションコースを追加受講。中でも最も不得意だった決算整理仕訳やCF計算書は、簿記や会計士等の問題も解くことで理解を深めました。

2次は、カリキュラムの他に月に一度、学校で開催されるゼミや有志のグループ学習に参加しました。グループ学習では、本試験に模範解答が存在しないことから、議論が収束せず不完全燃焼感が残りますが、他者の意見を聞くことは解答の多様性を学習する良い方法と思います。その他は5年分の過去問解き(2回)や模範解答の写経、『ふぞろい(ふぞろいな合格答案)』の答案解析、『全知識(2次試験の合格者の頭の中にあった全知識)』による切り口の確認等を行いました。私自身は「環境分析→助言」の設問間の内容の一貫性に特に留意しました。

 

2次の勉強は1次と異なり隙間時間では難しかったため、「設問解析&骨子作成(昼休み)」と「解答記述(帰宅後)」で約40分ずつに区切ったのですが、80分の時間感覚は最後まで得られませんでした(事例Ⅳは時間切れで空欄あり)。また、よく言われる「解答の型」の確立も出来なかったため、後日作成した再現答案と模範解答を見比べても私自身が合格に繋がったポイントを見出せていません。強いて言えば、製造現場と営業以外の業務を広く薄く経験・担当していることや、サプライヤーの品質監査や技術指導といった業務を通じていくつもの製造業や流通業の品質改善をしてきたことなどの経験が、特に事例Ⅲで生きたのかもしれません。事例Ⅲは一度現場を見ると与件文のイメージが湧きやすいように思います。実際に工場を見にいくのは難しいかもしれませんが、WEB動画で工場見学できる会社もありますので、活用してみてはいかがでしょうか。

 

最後に、診断士試験は学習範囲が広いためテキストの量に圧倒されると思いますが、千里の道も一歩から。最初は理解できない点があっても多少読み飛ばすつもりで、まずは勉強するリズムを作ることを意識したほうが結果的に長続きできるのではないかと思います。そして、継続は力なり。勉強を続けていればきっと先の展望も開けるはずです。頑張ってください。(でも登山と同じで、展望が開けると次の頂が見えるのも「お約束」です)

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いかがでしたでしょうか。
参考になる点が多くあると思います。
そして、「勉強するリズムを作る」という点、おっしゃる通りだなと思いました。私自身も少し時間がかかりましたが、リズムやペースをつかんでからは、勉強がとても楽しくなり、はかどったことを覚えています。

きょん太さん、ご投稿ありがとうございました!

今後の活躍を期待しています!

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