【タキプロ9期合格体験記】Kyonさんの場合

こんにちは、sonoです。
本日は合格体験記の紹介です。
Kyonさんは、以前からタキプロWEB勉強会にも積極的に参加いただき、昨年見事合格!タキプロ9期にも手を挙げていただいており、今後のご活躍が楽しみですね♪
それではどうぞ!

=======合格体験記 ここから=======

【自己紹介】
HN:Kyon

職業:コンサルティング会社で、広報とコンサルティングレポート査読担当をしております。

診断士を目指した理由:出産に伴い、それまでの知識の棚卸しをしたいと考えました。また、それまでの社会人生活で10年以上、新規事業に関わってきて、異業種交流で会った人に中小企業診断士の方から取得を勧められたのも動機になりました。

【受験歴】
1次試験:3回
2次試験:3回

【勉強方法】
●1年目(2014年)
2014年の5月に産休を機に勉強開始。出産までの約1か月、毎日6~8時間、過去問をひたすら回す。産後、家庭の事情で勉強ができず1次試験まで2か月近いブランクが空く。1次試験も、休み時間はひたすら搾乳しながら受験。
⇒学習時間は合計200時間
⇒1次試験は416点で4科目合格。

●2年目(2015年)
2015年1月からタキプロWeb勉強会に時々参加。4月には職場復帰。
1次対策は、財務会計と経営法務が苦手だったため、関連資格の簿記三級ビジネス法務2級を取る。ビジネス法務検定対策に、東京商工会議所が行ったセミナーに参加しました。

2次対策は、時間が出来た時にタキプロWeb勉強会に参加。
⇒学習時間は合計300時間ほど。
⇒1次試験は485点で合格。
⇒2次試験は不合格(A(69)/A(72)/B(55)/D(39) 総合B(235))。

●3年目(2016年)
2次試験に焦点を当て、TACの演習パックを受講。シッターさんが手配できた日のみ通学。
⇒学習時間は合計200時間ほど。
⇒1次試験は家庭の事情(後述)で試験に間に合わず、2次科目(財務会計/企業経営理論/運営管理)のみ科目合格。
⇒2次試験は不合格(A(71)/A(66)/C(43)/B(50) 総合B(230))。

●4年目(2017年)
「今年受かる」とコミット。子供の睡眠時間が安定して自分自身も6時間以上睡眠がとれるようになったので、「今年やるべきことをやれば合格するはず」と妙な自信をもちました。
青木先生の本気道場の通学をベースに、ピンポイントで他の受験機関も利用しました。
1次対策は、経済学でTACの直前単科、情報で診断士受験向けのセミナー、中小企業政策でLECの直前セミナーを受講し、補完。2次対策では、事例Ⅳ強化のためMMCの通学・通信も受講しました。
⇒学習時間は約800時間
⇒1次試験は5科目受験し333点。
⇒2次試験は合格(開示待ち)。

<得意科目>
1次:企業経営理論、運営管理
2次:事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅳ(最終年のみ)

<苦手科目>
1次:経済学、経営法務
2次:事例Ⅲ、Ⅳ(合格前年まで)

【不合格だった年の敗因】
・圧倒的な睡眠不足。子供が極端に睡眠時間の短い子で、その中で私が家事育児介護をすべてやっていたため、一日3時間しか睡眠をとれず、合格の前年までは試験中は睡魔との闘いでした。体調管理もままならず、年に一度は過労で倒れて入院もしました。試験でも、極端な睡眠不足ゆえに、居眠りしてしまい試験時間をフルに使えませんでしたし、判断力が落ちていたと思います。

【合格した年の勝因】
以下の4点があると思います。
<1>最終年は家族の理解も得られ、前泊ができたこと。
合格前年までは夫も親も「小さい子がいるのに勉強なんて」と資格試験に大反対で、勉強しているのを見つかるとテキストを捨てられたりしました。なので、家事育児をすべて終えて家族が寝静まってから、こっそり勉強していました。模試や試験の日も家族に協力は頼めず、無認可保育園に子供を預けて受験しました。また、住むマンションが古く、土日の朝に頻繁に設備故障が発生しては私が対応していたため、試験時間に間に合わず全科目受験ができないこともありました。

合格年は、「子供が寝ている時間に私が勉強しても怒らないでほしい。それさえ協力してもらえば、必ず合格できる」と家族を説得しました。さらに睡眠時間確保と設備故障対応回避のため、試験前日は受験会場近くのホテルに泊まることにしました。夫が家事育児を苦手とするため、試験前夜は翌日分の家族のお弁当を作り、お手伝いさんを手配して指示書を書き、夫に設備故障時の電話対応マニュアルを書置きしたうえで、出かけていました。

<2>子供の睡眠問題を克服できたこと。
・子供が健診で「ギフテッド」という特性があると診断され、精密検査でも極端に睡眠時間が少なくて済む体質だと判明。「よくこれだけ大変な中で頑張って育児も仕事もしましたね」と医師や保健師さんに労っていただけたのが、ターニングポイントでした。子供は専門教育機関に定期的に通うことで、毎日8時間近く寝てくれるようになりました。私は地域機関の紹介で定期的にシッターさんやヘルパーさんに来てもらえることになり、その間に横になって体を休めることで、体調も回復しました。これらのお蔭で、毎朝5時から子供が起きてくる6時まで、1時間を勉強に使えるようになりました。体調管理は本当に重要で、試験中に睡魔と闘う必要もなくなったことで、試験中の判断力が高まったと実感しています。

<3>徹底した自己分析で、良い学習方法に出会えたこと。
過去の成功体験をもとに、学習方法を決めました。高校受験の時に、少人数制の塾が自分に合っていたことを思い出し、「少人数制の指導機関で、仲間と励まし合いながら勉強したい」と、いくつかの受験機関のガイダンスや短期間の通学を受講してみました。その中でも講師の個性が際立っており勉強仲間も活気のある、青木先生の「本気道場」をメインに選び、月2回ほど通いました。青木先生は、「自分の失敗特性を見極めてPDCAを回す」やり方を推奨されており、これが自分の弱み克服につながったと思います。

・1次試験対策は、過去問回しをする中で、補完的に3つのセミナーや講座を受けました。①苦手意識の強かった経済学はTACの直前単科を受講、②トレンドを知りたい情報は友人の教えてくれたセミナー、③得点を伸ばしたい中小企業経営政策はLECのセミナーに、ときに半休をとって参加しました。トレンド問題が出やすい法務と情報システム、中小企業経営政策は、模擬試験の問題と解答を複数の受験機関から単科で取り寄せ、テキスト代わりにしました。これらが効き、自宅受験した模試の結果も良かったため、自信を持って1次試験に臨めました。

合格年は、体力温存のため、財務会計と企業経営理論の2科目を免除しました。この年はまた、初めて運営管理を戦略的に勉強しました。PMPと建築設計関連資格一通りを持っていたため、運営管理は丸腰でも7割以上取れるボーナス科目でしたが、「運営管理が難化する」との噂を聞き、対策を立てました。PMP取得の際に運営管理まわりの計算問題を学んだため、「運営管理で一問3点であり合計20点前後になる計算問題を完璧にしよう」と、計算問題を復習。そうすれば残りの分野で半分取れれば6割に達するため、確実に6割をとる作戦をとりました。

・2次試験対策は、青木先生の「本気道場」がベース。本気道場は、事例を解くよりも振り返ることを重視し、失敗の原因と解決策を自己分析する「失敗ノート」を作らせるのが特徴で、日を追うごとに事例を解く際の「取りこぼし」がなくなっていきました。また、2か月に1回程度、仲間うちのリアルでの勉強会に参加。勉強会では4事例を試験時間に合わせてぶっ通しで解き、最後に青木先生の決めた観点で振り返るというもの。これを通じ、本試験の時間感覚を身につけられ、「事例Ⅳまで判断力を維持すること」の重要性を体感できたのが効いたと思います。

・また過去2年間、事例Ⅳの苦手意識に苦しんだので、5月から「毎日事例Ⅳを1問解く」を課しました。5~7月はCF、8~9月はNPVの問題を、過去問や模試の問題から解きました。さらに、事例ⅣについてはMMCの直前通信講座を受講するなど、学習時間の半分以上を事例Ⅳに割きました。これが効いて超直前の模試や答練はすべて事例ⅡとⅣで首位争いに絡めたので、「もう大丈夫」と本試験にも余裕をもって臨めました。

・試験当日は、事例Ⅳの安定感のお蔭で、事例Ⅰ~Ⅲも落ち着いて受けることができました。当日夜に、某受験機関の解答速報で答え合わせをしたら事例Ⅳの計算問題がほぼできていたので、「合格しているだろうな」と確信できました。

<4>試験を別の視点で見られたこと。
1次試験直後に転職活動を実施。大手経営コンサルティングファームの内定を取れました。内定先の方とのやり取りを通じ実際の経営コンサルティングの予習をする中で、「経営コンサルタントとして活躍するためには、診断士試験は当然通過すべきもの」と思えたことで、合格するイメージが描け、精神的にも安定して試験に臨めました。

実際、コンサルティングの世界では、企業価値計算ひとつとっても、NPVを出せるのは当然のことであり、外部環境変化に合わせた複数の試算をいかに精度よくできるかが、コンサルタントの腕の見せ所となります。事例Ⅳでいえばディシジョンツリーの作成が肝であり、「NPVは出来て当然のことなのだ」と自分に言い聞かせられたことが、事例Ⅳの高得点(恐らく)につながったと思います。余談ですが、転職までの有給消化期間を、試験勉強に充てられたことも大きかったです。

以上となります。

最終年に、家族にコミットし、徹底的に対策を講じられたのが効いたと思っています。
今は、診断士の勉強をしたことが仕事でも活かせ、楽しく過ごしております。タキプロ9期の活動では、事例Ⅳの劇的改善方法や、学習内容がコンサルティング実務でどう活かせるか、などをお伝えする役割を担えればと考えております。よろしくお願いいたします。

 

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いかがでしたでしょうか。
ハードルの高いご家族の協力に「指示書」や「マニュアル」など診断士の知見を活かされているのが興味深く、8期の”家庭内診断士”、Shellyさんとも共通するところがあるような気がしました。参考になる方も多いのではないでしょうか。
Kyonさん、改めておめでとうございます!ありがとうございました。

 

 

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