【4月19日勉強会 レポート】

みなさま、こんにちは。勉強会班のみなさん改イーホン@5期生です!

 

今回は4月19日に行われた勉強会のレポートを記載します

今回の参加者は、受験生のみなさま9名、タキメン7名でした。

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お題は、H24年度の事例Ⅱです。
コーズリレーテッドマーケティングに、やられた方が多くいらっしゃった事例でした。
タキメンの中には、問題を見るのも嫌だ、という人も
ただ、今回の勉強会が進むにつれて、非常によくできた事例問題だった、という意見が・・・

 

・初見の言葉に対する現場対応力

H24事例Ⅱにおいて、当時の受験生を苦しめたのが「コーズリレーテッドマーケティング」でした。

この年の合格者も、ほとんどが「コーズリレーテッドマーケティング」を知らなかったようです。

では、合格者と不合格者の差はどこにあったのでしょうか?

それは、現場対応力だった、という意見が多く出ました。
・知らない言葉が出ても慌てない
・自分が知らない言葉なら他の受験生も知らないはず
とある意味開き直って与件分文を読み取りに行けたか、が重要だったと思われます。
更に、今回の勉強会で参加者のみなさまと一緒により深く考えてみると・・・

 

・問題文の分析に時間軸をプラス

このH24事例Ⅱについて、第3問はB社が過去にやってきたこと、
第4問はこれからB社が取り組むべきこと(未来)、だったことを
解答を作る上で、ちゃんと認識されていたかが鍵でした。
この時間軸を意識することが非常に重要だったのでは?との
意見が出ました。

私はH24の事例ⅡはC評価でした。コーズリレーテッドマーケティングを知らなかったため、
第3問は後回しにして、第4問から解答を作成していったのですが、
13段落めの
「地域に根ざした企業ブランドの強化
という言葉からこの段落を第4問の企業ブランドの強化に
向けたアクションプランの方に使ってしまいました。
その2行後の
「もう一度地元のX市の消費者との関係強化を図るべき」を見逃して
しまったのです・・・。

もし、私が、第4問は未来のこと、第3問は過去のこと、という
前提を見逃さなかったら、このような間違いをしなかったのかな・・・と思いました。

このように「時間軸」を意識するだけで、全く聞いたことがない言葉の問題が出たとしても本試験にて正しい対応ができるのではないか、と思います。

2次試験において、時間軸を意識する、ことは基本かもしれませんが、改めてその重要性を考えさせられ、私自身も良い勉強をさせていただいたと思いました。

 

・いろいろな人の思考プロセスを学ぶ

更にディスカッションが進み、第4問においてアクションプランに「地元畜産業との連携」を解答に使用すべきか、否か、の話になりました。

2段落めに「X市の主な産業は畜産業酒造業陶器製造業・・」
と記載があるだけで、畜産業の記述は他にはありません。
この記述だけで、第4問に「畜産業との連携」を記載するのは危険ではないか、という意見です。

しかし、ここである勉強会参加者から、
「過去にY社、Z社との連携で、B社は業績を回復した成功事例がある。また、中小企業において 単独での事業プランは難しい。更には、岩崎邦彦先生は農商工連携を勧めている、や、第4問冒頭の「地域における・・」 という記載から、2つのアクションプランとは、『畜産業』と『陶器製造業』との連携を指すのでは?」
という意見が出ました。

注)農商工連携を解答に盛り込むということではないです。ディスカッションの中で、そんな施策もあったね・・のように話題に上ったまでで、農商工連携を解答に盛り込むのは危険です・・。誤解を招く恐れを指摘されましたので、注記させていただきました。既読の皆様、すみませんm(_ _)m

畜産業のことは確かにほとんど記載されていませんが、この方の意見を聞いて、なるほど、逐一合点が行きます。この事例の裏には、企業間連携に成功した会社が、農商工連携を提案されて成功する、というシナリオが垣間見えるように思えます。

う~む!よくできた事例だ!と改めて納得です。

H24の試験終了時は、この問題について
コーズリレーテッドマーケティングを知っている人だけが得をする
ひどい問題だ!
と負け惜しみの憤慨をした記憶がありますが、改めて勉強会で問題を分析してみて、みなさまの意見を聞くことで、目からウロコの発見がありました

いやぁ・・・、2次試験は奥が深い・・・

 

最後に勉強会の最後の方で、紹介された勉強方法について記載します。
その方法は、新聞のコラム(日本経済新聞では「春秋」)を40字にまとめてツイッターでつぶやくというものです。自分以外に、同じような取り組みをしている方を探して、お互いに参考にし合うことで、文章力が身につくそうです。このことが、2次試験の点数に直結することはないそうですが、2次試験本番において、文章を書く上で悩む時間が減少したり、解答がわかりやすくなり、採点で有利になる可能性があるそうです。
文章力が弱い、との自覚がある方にお勧めです。

ということで、今回のレポートは以上になります。
いかがでしたか?
勉強会は私たちタキメンにとっても良い経験になります!

最後は恒例のタキプロガッツポーズで〆

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みなさまのご参加をお待ちしております。イーホン@5期生がお伝えしました

 

タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

◆日時・場所
・4/23(水) 19:30~21:45 京橋区民館 題材:H24事例3
・5/08(木) 19:30~21:45 京橋区民館 題材:H24事例4
・5/17(土) 9:30~12:00  京橋プラザ区民館 題材:H23事例1
・5/21(水) 19:30~21:45 堀留町区民館 題材:H23事例2
※平日開催時間を19:30~に変更しました。

◆会費 :500円

お申込みはこちらから

*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*お釣りが出ないようにご用意ください。
*一次試験の質問は随時受け付けますので、勉強会にいる近くのタキプロメンバーまで。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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