(かつて)口述試験というのがあってだな・・・byジュヌヴィエーヌ

タキプロ16期の ジュヌヴィエーヌ と申します。
いよいよ口述試験当日ですね。
試験当日なのにこのブログを読む人はいないと思うので、来年の受験生に向けて書きます!
■(たぶん)歴史上最後の診断士口述試験
と思っていたのですが、なんと来年度から口述試験は廃止されるそうです。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/shingikai/shienbunkakai/041/dl/002_2.pdf
つまり、本日の口述試験受験生は、診断士試験史上最後の口述試験受験生となります。
ちなみに、私はタキプロ史上最後の口述試験記事の執筆者になると思います。
■口述試験はどこから来たか?
60年以上ある中小企業診断士(員)試験の歴史において、口述試験は近々20年ちょっとの歴史に過ぎないようです。
公的診断の担当者から、公的に能力認定された民間経営コンサルタントへと、診断士の位置づけが変化したタイミングで口述試験は導入されました。
どういう事かというと、法律上は単なる「公的診断の担当者選抜」だった診断士試験が、コンサルティング業務を自立して行う事ができる民間コンサルタントの「国家資格試験」となったそうです。
そして診断士の業務も、『診断(現状把握・分析)』だけだったのが『診断および助言(成長戦略・計画策定のアドバイスを含む)』となりました。
そもそも、戦後国策として企業の近代化を図るために整備されたのが、現場中心の公的診断・指導でした。
かつて、企業コンサルといえば公的診断がほぼすべてだったみたいです。
その後、高度経済成長後の急激な外部環境の変化や民間コンサルティング興隆を背景に、経営者の意思決定に関連する診断技術への要望が高まったそうです。
※参考資料:川村 悟「中小企業支援における公的資格の歴史的研究-中小企業診断士の意義と課題を中心に-」高知工科大学
(診断士と資格ビジネスとの関係なども読みやすくまとめられていて、すごくおもしろいです!)
このあたりに、経営者によりそう『助言』の萌芽がありそうです。
で、『助言』能力を試験するために口述試験が誕生したということですね。
■口述試験廃止で何か変わるのか?
先ほど診断士試験の口述試験開始と国家資格化は同時だったらしい、という話をしました。
主要な国家資格について口述試験の有無を整理すると、司法試験予備試験と司法書士、弁理士くらいです。
予備試験はともかく、司法書士と弁理士は口頭でのコミュニケ―ションが必須の仕事だそうです。
という事は、口述試験が廃止される診断士にコミュニケーションは不要という事でしょうか?
前掲の中小企業庁資料では、口述試験の廃止理由として①合格率99.98%となっており、適性試験として機能していない ②実務補修で助言レベルは向上可能 ③試験を実施している日診連のお財布が厳しい の3点を挙げています。
最大の理由は③のような気がしますが、①と②も見逃せないと思います。
口述試験廃止は、診断士に必要なコミュニケーション能力は画一ではなく、試験では測定不能という事を日診連が認めた、という事かもしれません。
さらに言うと、診断士資格の位置付けが、取ってしまえば安心の国家資格から、活かし方は人それぞれになるのでは、思いました。
プロコン以外の診断士でも、コンサルティング活動している人は結構いるみたですしね。
https://www.jf-cmca.jp/attach/enquete/kekka_r3.pdf
■おわりに
むりやりまとめた感じになってしまいましたが、現在のところ私はコンサル活動どころか、登録さえ済ませていません!
もしかしたら最後の口述試験受験生のあなたや、口述試験を受けずにすみそうな未来の受験生であるあなたと診断士登録同期になるかも。
その際は、懐かしい口述試験の話や、あったかもしれない口述試験の話で盛り上がりましょう!!
次回は、モト さんの登場です。
お楽しみに!

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