完全独学による経営法務の攻略法 by ぴろ

タキプロ16期の ぴろ と申します。
7月になり1次試験に向けた最後の追い込みをしている最中かと思います。
不安も募ると思いますが、大丈夫です。努力は裏切りません。
必ず自分に返ってきますので最後まで自分を信じて頑張りましょう!
■はじめに
自己紹介をさせていただきます。
名前:ぴろ
職種:金融
受験歴:1次試験2回、2次試験3回 (令和6年度合格)
勉強時間:1次800時間 + 2次700時間 = 1,500時間
勉強方法:独学
経営法務は2次試験には直接関係なく、難しいと思っている人が多いと思います。
私も勉強を始めた当初はそんな1人でした。そんな自分でも地道に取り組むことで
令和4年度は78点、令和6年度は72点と合格ラインを超える事ができました。
今回は決して頭もよくない、そして暗記力もない自分がどのように合格ラインを
超えることができたのかその方法をご紹介させて頂きます。
■早めのスタートがカギ!苦手意識を乗り越えるコツ
今回は「経営法務」について、私自身の勉強法や感じたことをお伝えしたいと思います。
経営法務という科目、皆さんどんな印象をお持ちでしょうか?
「聞き慣れない用語が多くて難しそう」「暗記が多くて苦手」と感じている方が多いのではないでしょうか。実際、私も最初はそう思っていました。でも、ある時期を境に“意外と楽しい”と感じるようになったんです。 そんな私の体験をもとに、経営法務の勉強法を紹介します。
<使用した参考書>
私が使っていたのは以下の2冊です。
1:みんなが欲しかった!中小企業診断士の教科書(TAC出版)
2:最速合格のための第1次試験 過去問題集(同じくTAC出版)
「みんなが欲しかった〜」シリーズはやさしい構成&内容で、法律に苦手意識がある方にはおすすめです。図解や事例が豊富で、なんとなく難しそう…という壁を越えるのにピッタリでした。
<勉強を始めた時期と方法>
私が経営法務の勉強を始めたのは、1月。
「法務は直前に詰め込めばいい」といった情報をネットで見かけたこともありましたが、私は不安症なタイプなので、早めのスタートを選びました。
最初は、教科書を1回読み込み、基礎知識を詰め込むことから始めました。
ただし、それだけではなかなか頭に入ってこない……というのが正直なところです。
そこで教科書を読みこんだ後はひたすら「過去問中心」の学習です。
過去5年分の問題を繰り返し解き、選択肢の言い回しや頻出テーマに体を慣らしていきました。
最初は全く解けず凹みましたが、3周目あたりから自然と正答率が上がっていきました。
2次試験風にいうと開眼した感じです。最終的に5週はしたと思います。
過去問をやり込み、知識が身につくにつれて
「これは労基法の改正に関係あるな」「知財の仕組みってこうなってたんだ」と、
少しずつ法務が面白く感じられるようになりました。
ドラマで「おまえはクビだ」というセリフを聞きますが、
いやいや、30日前に予告しないと駄目だろう、とか自然に突っ込みができるようになりました(笑)
そんな勉強生活を送る中で結果は冒頭に記載した通り、なんとか合格ラインを超えることが出来ました。
■試験当日は多少の余裕をもって行動しよう
試験当日、会場までの道にタキプロをはじめとした応援団がたくさんいます。
その中にはティッシュを配っている人もいます。
ティッシュに入っていた「まとめシート」のおかげで、私は2点分を追加でゲットできました。受験日当日は緊張して余裕がないかもしれませんが、最後は自分を信じて多少の余裕も持つのも大切です。
試験日当日は難しいかもしれませんが、楽しむ気持ちで挑戦してほしいと思います。
■おわりに
経営法務は、難解な法律用語や制度が多く、最初は戸惑うことも多い科目です。
でも、逆に言えば「慣れればパターンが見えてくる」科目でもあります。
私も初めはまったく解けませんでしたが、過去問を繰り返し解いていくことで、少しずつ自分の武器にしていくことができました。
努力は必ず実を結びます。苦手意識がある方こそ、早めに取り組むことをおすすめします!最後に、これから経営法務に取り組む皆さんへ。
わからないことがあっても焦らず、自分のペースで大丈夫。一定の知識がたまると、法務は意外と楽しくなってきますよ。
ぜひ最後まであきらめず、合格を勝ち取ってください!
次回はタキプロの様々な班で活躍するナイスガイ はやひと さんの登場です。
お楽しみに!
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