事例Ⅱは王道しか無い… by Relax

タキプロ16期の Relax と申します。
■はじめに
最初にお伝えしますがが、私の事例Ⅱは60点未満でした…。
足切りは回避しましたが、それでもほどほどの点数で、けっして得意科目ではありません。
ですが、正直な体験が一番役に立つと思いますので、「事例Ⅱは苦手だけど、足切りにならないように、ほどほどの点数は確保しておきたい」という方に向けて、執筆します!
なので、奇抜なアイデアは無いです。事例Ⅱ解法の王道をおさえて、無難な着地をしたい方は参考にしてください!
■事例Ⅱとは?その特徴を理解しよう
事例Ⅱは、マーケティングに関する事例です。他の事例と比べて、応用力や提案力が問われる問題が多く、知識だけでは太刀打ちできないのが特徴です。まずは、事例Ⅱの出題形式や問われる能力をしっかりと理解しましょう。
ポイント
- 応用力: 知識の丸暗記ではなく、与件文から企業の状況を正確に読み取り、課題を抽出する能力が求められます。
- 提案力: 企業の社長に提案するような視点で、具体的かつ実現可能な施策を記述する必要があります。
■鉄則!与件文の読み方と情報整理
与件文には、解答の根拠となる情報が詰まっています。情報を整理し、企業の強み(S)、弱み(W)、機会(O)、脅威(T)を的確に把握することが、解法の第一歩です。
与件文読解のステップ
- 時系列を意識: 企業の過去から現在までの流れを把握し、それぞれの時期におけるSWOTや3C(顧客・競合・自社)を整理します。特に、社長の想いや企業の理念は、戦略の方向性を決める上で重要なヒントとなります。
- SWOT分析を活用: 与件文に登場する情報を、SWOT分析のフレームワークを意識して整理します。色分けなどを活用し、視覚的に分かりやすくまとめるのがおすすめです。
- 設問との関連付け: 与件文を読みながら、各設問で使えそうな情報を常に意識することが大切です。そうすることによって、正しく読むことや時間を効率的に使うことに繋がります。
■解答作成テクニック
限られた時間の中で、高得点を獲得するためには、解答作成の型を身につけておくことが有効です。
解答作成のフレームワーク「ダナドコ」
多くの合格者が活用するのが、「ダナドコ」というフレームワークです。これは、解答を作成する際に、以下の要素を盛り込む手法です。
- ダ:誰に (ターゲット顧客)
- ナ:何を (提供する価値・商品・サービス)
- ド:どのように (具体的な方法・チャネル)
- コ:効果 (期待される成果)
このフレームワークに沿って解答を構成することで、論理的で説得力のある答案を作成することができます。
効果の記述を忘れずに
提案する施策によって、「売上向上」「顧客満足度向上」「ブランドイメージ向上」「地域活性化」など、どのような効果が期待できるのかを具体的に記述しましょう。これにより、提案の説得力が増し、高評価に繋がります。
■おわりに
事例Ⅱは、一朝一夕に攻略できる科目ではありません。しかし、正しいアプローチで学習を続ければ、着実に実力は向上するはずです。今回ご紹介したポイントを参考に、自分なりの攻略法を確立し、合格を勝ち取ってください!
次回は、ぴろ さんの登場です。
お楽しみに!
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