そのファイナルペーパー、手段?目的?

タキプロ16期の やっすー と申します。
今回は、ファイナルペーパーについて執筆させて頂きます。
何かひとつでも、皆様のご参考になりましたら幸いです。
■ファイナルペーパーとは?
ファイナルペーパーとは、試験直前などに短時間で確認することを目的として、重要論点・自分の弱点や覚えにくい知識を簡潔にまとめたものです。
自分自身で作るのが一般的だと思いますが、ネットで調べてみると完成されたものが出てくるので、自分に合うものがあったらそれをそのまま使えます。
その効果や目的について、ファイナルペーパーを用意しなかった私自身の実体験と主観も交えながら紹介させて頂きます。
■自己紹介
私自身のプロフィールや診断士受験について、簡単にご紹介します。
年齢 :34歳(受験時)
職種 :ハウスメーカーの財務・経営企画 ⇒ 専門商社の経営企画・経営管理
受験歴 :1次1回、2次1回
勉強方法:独学 (ファイナルペーパー作成:無し)
■ファイナルペーパーの効果
ファイナルペーパーには、以下のような効果があります。
・直前確認 :試験直前に重要ポイントだけを効率よく復習できる
・弱点補強 :苦手分野や間違えやすい論点を重点的に整理できる
・精神的安定:「これだけは見ておけば安心」という自信につながる
・論述力向上:要点を簡潔にまとめる練習になり、二次試験対策にも有効
作った資料を見返すことだけでなく、作ること自体が、自分にとってプラスになる面もありそうですね。
■ファイナルペーパーを持たない私の実体験
私自身は、ファイナルペーパーを作らなかったです。理由は、そういったものがあると知らなかったことです。。。
ただ、結果的には、似たようなことをしていました。
【1次試験】
利用していたTACスピードテキストの、忘れやすい部分や苦手な部分に付箋を貼っておき、試験当日の他、直前期には毎日、一通りさらうことを心掛けていました。
また、その中でも(自分にとって)最重要な部分は、スマホでテキストの写真を撮って、移動中などにも読み返せるようにしていました。
【2次試験】
ふぞろいのテキストを利用しておりましたが、初回に全く書けなかったor的外れだった設問を抜き出して一覧化したり、見落としがちな論点が書いてある箇所に付箋を貼り、定期的に見返していました。
ファイナルペーパーという手段を私は使わなかったものの、同じ目的を果たすための行動をとっていました。
1次試験は暗記ものも多いです。繰り返し何度も触れることで、記憶の定着ができたことは、間違いなく効果がありました。
2次試験当日の休み時間には、該当の部分だけ読み返して、「最初できなかったところも、今は大丈夫」という精神的な安定感が生まれたことが、本番のプラス1点につながったと今では思っています。
■結局、ファイナルペーパーって必要?
ファイナルペーパーはあくまで手段だと認識したうえで、ご自身に必要だと思えば、力を入れて作ることには相応の意味があります。
実際に作る際には、タキプロの過去のブログの他、いろいろな情報がネットにあるので、参考にしてみてください。
ただ、以下の2点を忘れてはいけません。
①勉強・試験対策に割ける時間には限りがあること
②最終目的は、診断士試験の合格!
要は、資料作りが目的にならないようにしましょう、ということです。
数百時間の勉強を要する中小企業診断士試験、ファイナルペーパーに限らない話ですが、自分が合格に一歩でも近づくための最良の手段は何か?を時には振り返りながら、勉強に臨んでいきたいですね!
■おわりに
次回は、はせ さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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