合格体験記 by こんちゃん

タキプロ16期の こんちゃん と申します。
今回で3回目の投稿となります。皆様のお役に立てれば幸いです。
■はじめに
まずは簡単に自己紹介させていただきます。
年代:50代
業種:不動産業(受験当時)
受験歴: 1次1回、2次1回
勉強時間:1次500時間、2次300時間
勉強方法:1次 スピードテキストPDF版(TAC)、STUDYing(問題集として)
2次 まとめシート流、ふぞろい
得意科目:1次 財務・会計 2次 事例Ⅳ
■受検の動機
入社から30年以上が経ち、子どもも独立しました。当初は、2025年3月で仕事を引退し、その後は夫婦でゆっくりと第二の人生を歩む予定でした。
会社員生活では、経理や企画を中心に、人事・法務・システムなど幅広い業務を担当し、まさにジェネラリストとして働いてきました。そこで、引退にあたり、これまでの経験の集大成として中小企業診断士の資格取得を目指すことにしました。
■私の1次試験対策
受験すると決めたからには、必ず合格したいと考えていました。そのため、いかに時間を捻出して効率的に学習を進めるかが課題でした。
そこで、学習時間を確保するため、平日は始業前の1時間半(会社の近くのカフェを利用)と通勤時間(往復90分)、土曜日は10時間を勉強に充てることにしました。さらに、昼休みや移動時間といった「隙間時間」は、スマートフォンでSTUDYingの問題演習に取り組むことで、週に合計30時間ほどの勉強時間を確保しました。
また、テキストはPDF版をiPadに入れて常に持ち歩き、いつでもどこでも学習できる環境を整えたことも有効だったと感じています。
私の場合は、様々な業務経験があったため、テキストを一通り読んだ後は、ひたすら問題演習を繰り返しました。そして、間違えた箇所をテキストで復習するという学習スタイルを試験直前まで続けました。
■私の2次試験対策
私が2次試験の過去問に初めて目を通したのは、1次試験が終わった後でした。その問題を見た瞬間、あまりの難しさに頭が真っ白になったことを覚えています。
1次試験から2次試験までの期間は短かったため、学習方針を「いかに点数を稼ぐか」という合格点を目指す対策に絞ることにしました。
まず、過去問を解く前に『まとめシート流』の過去5年分を読み込み、与件文の中からキーワードを特定する練習を行いました。次に、実際に過去問を解きながら『ふぞろいな合格答案』を参考に、キーワードと解答の関連性をOneNoteにまとめました。このOneNoteを通勤時間や隙間時間にスマートフォンで繰り返し確認することで、知識の定着を図りました。
2次試験は、実務で行う企画提案業務と似ていると感じました。そのため、以下の2点を意識して学習に取り組みました。
・現状から正しい課題を見つけ出すこと
・施策とその効果を論理的に説明すること
この力が身につけば、事例企業の課題に対して的確な助言ができるようになると考えたからです。
■合格してから
このような勉強を続けた結果、幸運にも一発で合格することができました。
当初の予定通り2025年3月に会社を退職しましたが、せっかく資格を取得したため、現在は中小企業診断士としての活動準備を進めています。
夫婦2人でゆっくり過ごす時間はもう少し先になりそうですが、これからの人生の選択肢が大きく広がったと感じています。中小企業診断士試験に挑戦して、本当に良かったと心から思っています。
■おわりに
中小企業診断士資格の取得は、その後の人生の選択肢を広げることになります。皆様が新たな選択肢を獲得できることを心より祈念しています。
次回は、ヒサ さんの登場です。
お楽しみに!
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