☆合格体験記☆ byマッツ

こんにちは!タキプロ16期の マッツ と申します。4回目の投稿となります。
今回は、私が中小企業診断士を目指し始めたところから、合格後までをダイジェストでご紹介します。
この記事が、受験生の皆さんの参考に少しでもなれれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
■私について
・年代/性別:30代 男
・職種:メーカーの商品企画→経営企画(診断士合格がきっかけで異動)
・受験歴:1次2回、2次1回
・勉強方法:独学
・得意科目:1次/企業経営理論、運営管理、2次/事例Ⅰ
■受験の動機
当初は営業として働いていましたが、次第に自分にはあまり向いていないのではないかと感じるようになりました。転職も考えましたが、選択肢はほとんど営業職ばかりで、思うように道が開けませんでした。そこで「資格を取って手に職を付けよう」と考えたことが出発点です。
調べていく中で、中小企業診断士の存在を知りました。もともと経営分野に興味があり、関連書籍を読むことも多かったため、この資格なら仕事にも直結し、自分の関心とも合うと感じました。難易度は高いものの、働きながら挑戦する価値がある資格だと判断し、勉強を始めることに決めました。
さらに、以前から地元に貢献できる仕事がしたいと思っていました。地域を支える多くの中小企業をサポートできる診断士という仕事は、自分の希望に合い、将来のキャリアを描ける選択肢だと感じたことも、挑戦を後押ししました。
■1次試験について
勉強開始1年目には、通信講座のスタディングに登録して、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に問題を解くスタイルを取っていました。ただ、まだ「本気で合格を目指す」というモードにはなっておらず、この年の受験は見送りました。
2年目も同じくスタディングを活用しましたが、1年目より「これは合格したい」という気持ちが明確になり、学習量も格段に増やしました。そして、勉強を始めてから2年目に初めて1次試験を受験。企業経営理論・経済学・経営法務・運営管理で科目合格を果たしました。
3年目には、苦手な財務会計を中心に据えて勉強を進めつつ、暗記科目である経営情報システムと中小企業政策についてはひたすら問題を解き、知らない知識が出てきたらネットで調べて周辺知識も拾い上げるという戦略を取りました。その結果、2回目の1次試験で見事突破しました。
企業経営理論と経営情報システムの勉強方法はこちらに書きましたので、ぜひご覧ください。
■2次試験・口述試験について
2次試験の準備としては、ふぞろいシリーズを参考に繰り返し過去問を解きました。事例Ⅰ〜Ⅲは、パターンがつかめてかなり安定して解けるようになりました。ただ、事例Ⅳは苦手で、最後まで自信は持てませんでした。
試験当日、正直なところ「これは落ちるだろうな…」と感じながら試験に臨み、結果的に自信のないまま終了しました。試験終了後は「もうダメだ」と思い、合格発表日まで特別なアクションも取らず過ごしました。ところが、いざ番号を見たらまさかの合格。文字通り飛び跳ねるほどの驚きと喜びでした。
口述試験では「毎年出る数名の不合格者は絶対俺だ・・・」と持ち前の心配性が顔を出しましたが、無事に乗り切り、晴れて合格となりました。勉強開始から3年。1次試験2回、2次試験1回での合格です。
私が試験勉強で使っていた文房具たちを紹介していますので、ぜひご覧ください。
■合格後
合格後はじめて会社に報告しました。当時は商品企画を担当していましたが、この合格をきっかけに希望していた経営企画部門への異動が決まり、キャリアの転機となりました。
現在は資格登録に向けて実務ポイントを集める段階です。企業内診断士として経験を積みつつ、30代のうちに支援系の会社への転職、あるいは独立を目指したいと考えています。
■おわりに
まだスタートラインに立ったばかりですが、勉強を通じて多くの学びを得られただけでなく、刺激を与えてくれる仲間や先輩診断士の方々との出会いにも恵まれました。この資格に挑戦して本当に良かったと感じています。
これから合格を目指す皆さんにも、必ず多くの学びと出会いがあります。結果に振り回され過ぎず、前向きに取り組みながら楽しんで進んでください。応援しています。
次回は、ジューン さんの登場です。
お楽しみに!
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