【合格体験記】「経験」を「武器」に再定義する。byこぼすけ

タキプロ17期の   こぼすけ と申します。  

私自身、合格に3年かかった多年度生です。

■はじめに

はじめまして、まずは自己紹介から。

自己紹介

  • 年代/性別:50才/男性
  • 職歴
    • 元建材メーカー営業。5年前に早期退職で退社後は前職の業界を中心にした販促支援業務を行う個人事業主。
  • 受験歴
    • 1次2回、2次3回
  • 勉強時間
    • 1次500時間、2次1,000時間超
  • 勉強方法
    • 1次 1回目: スマホアプリ。2回目:通信講座+スマホアプリ。
    • 2次 1回目 :独学(ふぞろい、事例Ⅳの全知全ノウ)。2回目 :2次試験特化の通信講座。3回目 :1次・2次試験網羅の通信講座
  • 得意科目 :事例Ⅱ・Ⅳ
  • 苦手科目 :事例Ⅲ
    ただ、試験や模試の得点は得意と思う科目が低かったり、苦手と思う科目が高かったり…。
  • 保有資格
    • 簿記2級、宅建士、AFPファイナンシャルプランナー、2級建築施工管理技士
  • 性格  :楽観的
  • 家族構成:妻と大学生、高校生の子供2人      

■中小企業診断士受験のきっかけ

中小企業診断士は、ほかの士業のようにその資格を保有していないとできない「独占業務」があるわけではないにも関わらず、多年度浪人を経験するかたも多い難関資格です。

私自身も、まんまと3年受験を繰り返す羽目になりましたが、「取らないと気持ち悪いが、取っても食えない【足の裏の米粒】資格の代表例」と言われることもある診断士試験になぜ挑戦したかというと、コンサルタントと名乗るにふさわしい「客観的な権威性」と、お客様に安心していただける「体系的な知の土台」が欲しかったからです。

私が会社員をやめて起業を志した際に感じたのは、「世の中にまあ、コンサルと名乗る人の多いこと多いこと!」。

コンサルタントという仕事は、誰でも名乗れ、ある意味で「玉石混交」。私自身も大事な退職金の一部を「石」のほうのコンサルタントに使ってしまったことが何度かありましたし、コンサルタントという言葉の響きに「怪しさ」のようなものを感じることさえありました。

ただ、販促支援の実績を重ねるうちに、自らも仕事の説明をするうまい言葉が見当たらず「平たく言うと販促のコンサル」と、名乗ることが増えてきたこともあり「客観的な権威性」が欲しいと思うようになりました。

また、これまでの会社員時代を含めたキャリアの中で、中小企業診断士の試験科目の内容に少なからず触れてきた自負もあり、一度網羅的に学びなおし「体系的な知の土台」を構築することで、お客様に対し多面的な切り口で最適なアドバイスができるようになりたいと思ったことが、診断士受験のきっかけとなります。

■1次試験~自身のキャリアとの答え合わせ~

新しく学ぶことも多かったので大変ではありましたが、以下が中小企業診断士の1次試験の科目と私の過去の経験です。

1次試験科目とキャリアとの接点

  • 経済学・経済政策
    経済学部卒(…これは酒ばかり飲んで勉強してなかったので名前だけ)。ただ、個人投資家としてマクロ経済の動向には常にアンテナを張っていました。
  • 財務・会計
    FP資格も一応は持っていますが…。どちらかというとファンダメンタルズ重視の株式投資の経験で財務諸表を読み解く力を養いました。
  • 企業経営理論(マーケティングや組織論)
    20年以上、大企業に属し中小企業を得意先にしてきた営業経験があります。
  • 運営管理(工程や店舗の管理)
    営業とはいえメーカー勤務でしたので業務改善は身近でした。2級建築施工管理技士やシックスシグマ・グリーンベルトの知見がそのまま武器になりました。
  • 経営法務
    宅建を保有してるので、民法などの基礎知識は持っていました。
  • 経営情報システム
    起業後、ホームページ制作などのWebマーケティングに携わっていたので、IT用語には一定の馴染みがありました。
  • 中小企業経営・政策
    補助金などに興味はあったものの、知識としてはほぼ白紙の状態。施策をゼロから学ぶ、新鮮な機会となりました。

取り組んでる当時にそんな余裕はありませんでしたが、いま振り返ってみると試験勉強は単なる「暗記」ではなく、私の20数年の歩みを理論立てて整理していく作業だったようにも思えます。その時々でやってきた「点」の経験が、学習を通じて一本の「線」に繋がってきた感覚もあります。

■2次試験~高い壁。知識を「実戦の思考」へ~

これまた、過去の大学受験や資格試験の経験からか、マークシートで暗記メインの1次試験は受験した2回とも1回で合格点を突破できたのですが、記述式の2次試験については2度ほど跳ね返されました。

80分×4科目で、事例企業の分析をして課題を見つけ助言する。その「思考のプロセス」を問われるのが、記述式の2次試験です。

そもそも400~500字の筆記で時間が足りないし、出題者の意図を汲むのも難しい(なまじ実務の経験があると題意を外す)。そしてなにより模範解答が示されないので、対策があっているのかもわからない(予備校や参考書の回答も結構バラバラです)。肉体的にも精神的にもキツかったです。

私の場合、3年にわたり延べ300事例ほどは取り組んだと思います。3年かけて少しずつ、自分の「現場の勘」が「試験の正解」へと変わっていったのだと思います。

■おわりに

私には、上記のような目的と基礎的な知識があったので3年間に渡り挑戦することができましたが、中小企業診断士資格がコスパの良いものかどうかは今のところまだわかりません。ただ、自身の「自分の提供価値を高める」ための必要な投資だったとは思います。

難しい試験ではありましたが、あくまで資格は目的をかなえるための「手段」でしかありません。

「取っても食えない」と言われるこの資格を、価値あるものにするか、文字通り足の裏の米粒で終わらせるかは、これからの私の活動次第だと考えています。

次回は、べし さんの登場です。 

お楽しみに! 

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