【2次合格のポイント】自分の解法プロセスを確立する(その2)


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皆さん、こんにちは!
月曜日担当の、はっしー@タキプロです

前回のブログに続き、解答プロセスのスピードを上げるためのヒントをお伝えしようと思います。

過去問をある程度解いて事例問題に慣れて来たら、次はどうやって解答プロセスのスピードを上げていくかが課題。私の場合は、次の3つの作業のスピードを上げることでした。

①   与件文を読むスピード
②   与件文と設問をひも付けるスピード
③   解答を書くスピード

一つずつ行きましょう。

1.与件文を読むスピード

もちろん単に読み飛ばすのではなく、SWOT経営理念事例企業の特徴を示すキーワード思わせぶりな接続詞(もっとも、もちろん、ちなみに・・・)等をチェックし、事例企業の方向性を掴めなければ意味がありません。外さない答案を書くためには、出題者が事例に埋め込んだストーリーを如何に速く読み取るかが勝負になります。

まず事例問題(Ⅰ~Ⅲ)の基本構造とストーリー展開を押さえておきましょう。

【基本構造】 ~クリックするとはっきり見えます~

PPT

【ストーリー展開】

  • 事例企業は、過去の出来事や企業活動の結果、現在の強み、弱みを持つ
  • そうした事例企業に、環境変化から何らかの問題点が顕在化している
  • それを受け、今後のさらなる成長のため、強みを機会に活かして「あるべき姿」へ向かおうとしている。
  • しかし、実現するために解決すべき課題がある
  • 具体的には全社戦略、事業戦略、機能別戦略の各レイヤーで解決策が必要

こうしたストーリー展開に必要となる情報を、与件文に拾いに行く意識で読めば、事例企業の目指す方向性(=「あるべき姿」)を読み取るスピードは格段に速まります  ちなみにH24事例Ⅰの本試験では、私はA社のあるべき姿を、「自動車部品メーカーに、重要保安部品への高精度の表面処理加工を、国内外の工場で提供できる企業になる」と読み取り、答案を書きました。

2.与件文と設問をひも付けるスピード

与件文と、設問に関連する箇所をうまくひも付けできないという悩みも尽きませんね。

私のやり方は、まず与件文から「基本構造」の中でストーリーのポイントとなる箇所、具体的には、強み、機会、経営理念、環境変化により顕在化した問題点、新たな取り組み(新規事業等)の内容、等々をマーク。そして与件文の右側の余白に、設問で問われている内容をメモ書きし、マークした箇所をどう組み合わせるかを矢印でビジュアル化して、解答骨子を作っていくというものです。その結果、問題用紙はこんな感じになります(写真参照) ~クリックするとはっきり見えます~

IMG_20130823_223426

また設問は、①過去~現在に関するものと、②今後に関するものの2種類に大別され、

前者は、

  • 強みは何か?
  • どのような環境変化が起こっているか?
  •  現在どのような問題点が顕在化しているか?

後者は、

  • 解決策を提案せよ
  • 新規事業(=あるべき姿)に対し助言せよ

といった形で問われます。これらは既述の「基本構造」の図のどこかの部分に対応するので、与件文の中でマークした箇所が解答のヒントになります。ヒントは1か所だけにまとまっておらず、与件文中にちりばめられているのが通常ですが、落ち着いて考えれば必ず分かるので、慌てる必要はありません。ただし、打ち手に関する設問は、戦略のレイヤーに気を付けましょう 全体戦略(=企業の存続・成長がテーマ)、事業戦略(=競争優位構築・差別化がテーマ)、機能別戦略(=個別分野の強化・改善がテーマ)のどれを聞かれているのか、良く考えて答えがずれないようにしてくださいね。

長くなったので、解答を書くスピードについてのヒントは次回に。
体調を崩さずに、頑張って下さい!


タキプロ勉強会のお知らせ

【今後の予定(東京)】

・8/29(木) 19時~21時半 中央区立産業会館 題材:H24事例3

・9/8(日)  9時半~12時 堀留町区民館 題材:H22事例1

・9/12(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H22事例2

・9/22(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H22事例3

・9/26(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H23事例1

*8月の勉強会は初学者と経験者でテーブルを分けて実施の予定です。 *初学者の方はできれば題材の過去問を解いて解答を作成ください。難しいようであれば過去問に目を通しておくだけでも結構です。 *経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。 *時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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3 Responses to 【2次合格のポイント】自分の解法プロセスを確立する(その2)

  1. KEN より:

    はっしーさん

    いつも楽しみに拝見させていただいております。
    お忙しい中、本当にありがとうございます。

    今回の内容、整理の意味でも非常にためになりました。
    印刷して、まとめノートに貼らせていただきます!

    一点質問させてください。
    設問で今後のことを聞いてくる問題の場合も、基本的には、強みを機会に当てていく解答をするものと考えているのですが、はっしーさんはどのような思考プロセスで解答骨子を作られていたのですか?
    簡単に教えていただけますと幸甚です。

    また、次回書くスピードのブログも楽しみにさせて頂きます。
    今後ともよろしくお願いいたします。

  2. はっしー より:

    KENさま

    いつも読んで頂き有難うございます。

    今後のことを聞いてくる問題の場合、私は事例企業のあるべき姿(=方向性)を意識した解答を心がけました。

    方向性とは、一言でいえば「社長は、事例企業をどんな会社にしたいと考えているか」です。強みを機会にぶつける、あるいは、弱みを克服して機会を捉えるという視点で与件文を追っていけば、事例企業が進みたい方向性を感覚的に把握するのは、それほど難しくないと思います。

    しかしポイントは、与件文の言葉を使って簡潔に「方向性」を表現できるかということ。理由は、答案に「文章で」書く必要があるからです。その際に自分の言葉で難しく言い換えようとしないこと。あくまで与件文の言葉を使って素直に、です。それが出来れば、解決策の提案やアドバイスの効果として「事例企業が実現したいことを自分は分かっているよ」ということを行間ににじませる解答が書け、結果的に解答間の一貫性も保てます。

    ブログで書いたように、例えばH24年の事例Ⅰでは、「自動車部品メーカーに、重要保安部品への高精度の表面処理加工を、国内外の工場で提供できる企業になる」ことをA社のあるべき姿(方向性)と捉え、今後のことを問うている設問4(係長クラスの人材に期待する役割、向上させたい能力)、及び設問5(成果主義型賃金制度の設計、導入に当たっての留意点)の解答を書きました。再現答案はこちらです。

    http://www.takipro.com/2jishiken/9430/

    以上ご参考になれば幸いです。
    はっしーより

  3. KEN より:

    はっしーさん

    お返事ありがとうございます!
    記述内容の方向性、表現の注意点、アドバイスありがとうございます。

    過去問、演習で再度意識して、自分のものにしたいと思います!

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