中小企業診断士 目指せストレート合格!スト生の強みは真っ白なキャンバス(事例Ⅱ)/さとり

こんにちは。タキプロ10期東京のさとりです。※自己紹介の記事はこちら

一次試験がおわり、ちょうど一ヶ月が経ちました。
令和元年度二次筆記試験の10月20日まで残り46日。
受験校では直前演習が事例Ⅰ~Ⅳまで1周目を終え、2次公開模試が終わったところかと思います。

公開模試を受けて、意外にできたのでは?と思うところもあれば果たして本当に点が取れているのか、結果がまだ返ってきていない今、点の予想すらできず不安が残る。私の場合は、そのような状態でした。
ちなみに私の場合、TAC2次公開模試の結果は散々なもので、合計147点、平均36点で60点に届いた科目は一つもない状態。
中小企業診断士二次筆記試験がそんなに甘い訳がなく、普通に考えてもたったの1ヵ月で、これまで苦い経験を何度も経験し数年かけて着実に実力を上げてきた多年度生に勝てる訳がないというのが現実。

しかし、そこで落ち込んでいる暇はない
ひたすら問題を解いては振り返り、他の方の解答を分析して少しでも知見を増やすことに専念するしかありません。

ストレート合格挑戦者の強みは”真っ白なキャンバス”

キャンバス現時点では、多年度生と比べると問題を読み解く力も解答するテクニックも雲泥の差。
ただ、初めて挑戦するストレート生のメリットも確実にあります。
それは、何も知らないところからスタートしたばかりなのでまだ思考に悪い癖がないこと。
頭の中の真っ白なキャンバスに、事例ごとの正しい世界観を描ければ、まだまだ合格のチャンスはあります。
今は不安かもしれませんが決して諦めず、今は一つでも多くの事例を解いて、設問の意図を理解しまっすぐに答えるための練習を続けてください。
そうすればきっと、試験本番直前くらいのタイミングで、何がまっすぐな線で、はっきりとした色とはどんなものか、見える瞬間が訪れます。

事例Ⅱは「マーケティング」

中小企業診断士事例Ⅱ
事例Ⅱは「マーケティング」です。
・・・「そんなことは知ってるよ」と言われそうですが、重要なのはその徹底した「世界観」の話しです。
これがあいまいで、出題者の意図から外れて、他の事例が混ざってしまったりすると点が取れません。
設問に対し本文中に書かれている出題者からのヒントに気づけるか、読解力や視点は経験を積むことでしか固めることはできません。

事例Ⅱの世界観に浸るための私のルーティーンは、試験開始後、まず問題用紙の設問の最上部に<マーケ>と書き、続いて「ツキヤ」「ダナドコ戦略」「ターゲット、4P」と書くことです。

「ツキヤ」は、以前の事例Ⅰに関する記事(※「中小企業診断士 目指せストレート合格!さぁ2次試験に向けてスタートだ(事例Ⅰ)/さとり」)でご紹介した内容と同じです。

ツ:強み
キ:機会
ヤ:やったこと

「ダナドコ戦略」は、

ダ:誰に
ナ:何を
ド:どのように
コ:効果
戦略

「ターゲット、4P」はそのままの意味です。
「ターゲット」は、一見「ダナドコ戦略」と意味が被っている様に感じるかもしれませんが、まずこの事業のコアとなるターゲットを見つけるという意味で、別で記載していました。

私がピックアップして書き出していた内容は飽くまで一例です。
試験開始直後のルーティーンでもありますが、それ以上に、終了までの80分間、事例Ⅱの世界観から逸れないようにするための「張り紙」としての意味を成します。
やり方は人それぞれ。ぜひ自分流を作り上げてください。

最後に

合格私はマーケティングに関わる仕事をしていますので、二次試験の勉強を始めた当初、事例Ⅱに自信がありました。
ところが、実際に設問を解いてみると予想に反して点が取れず、すぐ苦手科目に変わりました。
模範解答を見ては批判的な考えが浮かび、自分の解答を正当化したくなります。
ただ、そんなことを考えているのは時間の無駄。
私と同じような感覚がある方は、ただひたすら出題者の意図を読み取る訓練を行い、素直な心で模範解答やほかの方の考え方から知見を得ることで、自分の思考の癖を無くすしかありません。

まだここから1か月半もあります。
まだまだ食い下がって、最後にはグイっと上げていきましょう。

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