【必読!】平成29年度試験の受験者データに基づく、1次試験と2次試験の合格難易度の「違い」/だいまつ

タキプロブログをご覧の皆さん、おはこんばんにちは、だいまつと申します。

 

私は、タキプロ関西で2次試験の勉強会リーダーをしています。
今回、タキプロブログチームの配慮により、受験生の皆さまへ情報を発信するチャンスをいただきました(ありがとうございます)。

 

まず、簡単に自己紹介をさせていただきます。

 

私は、地域金融機関の経営企画部門に勤める30代の中堅社員で、会社の資格支援制度を利用しTAC難波校の通学講義を受講していました。また、2次試験対策として昨年度のタキプロ関西の勉強会に最初から最後までほぼ欠席なく参加していました。

 

私がストレート合格を果たすことができたのは、TAC難波校で出合った勉強会仲間と、タキプロ勉強会での先輩方のお蔭だと思っています。

 

そんなこんなもあり、お世話になった先輩方の意思を引継ぎつつ、受験生の方々のお役に立ちたいとの思いから、タキプロ関西の勉強会リーダーをして(させていただいて)います。

 

さて、本題です。

 

今回私からは、平成29年度試験の受験者データに基づく、1次試験と2次試験の合格難易度の「違い」について、皆さんに情報を発信させていただきます。

 

ここで、突然ですが皆さんへ質問です。

 

1次試験(7科目受験)と、2次試験の合格率はそれぞれ何%だったでしょうか?

 

・・・ご存じの通り、試験年度によって若干の上下はありますが両方とも20%前後です。

 

では、次の質問です。1次試験と2次試験の合格率はほぼ「同じ」でしたが、合格難易度は「同じ」でしょうか?

 

・・・色々な考え方があると思いますが、私は「同じではない」と思っています。

 

その(合格難易度の)違い・理由などが今回のブログのテーマです。

 

まず、下の表を見てください。

これは中小企業診断協会がHPで公表している平成29年度1次試験の申込者数、受験者数、試験合格率です。

 

表を見ていただければ分かる通り、申込者数20,118人に対して受験者数①(1科目でも受験した人の人数)は、16,681人となっており、3,437人(17.1%)もの人が、「申込みをして受験料を払ったにも関わらず、1科目も受験しなかったということになります。

 

さらに受験者数①から受験者数②(全科目受験)は、14,343人へと2,338人(11.6%)も減少しています。これは、科目合格制度を戦略的に活用している受験者がいることの現れだと思われます。

 

では、全科目を受験した受験者数②の14,343人全員が、「やる気全開で、計画を立てて、効率的にバリバリ勉強してきた受験生ばかりか」でしょうか?

 

 

 

 

必ずしもそうではないでしょう。

 

例えば、

✓今年は科目合格狙いだが、せっかくだから全科目受けてみよう
✓勉強時間は足りなかったけれども、やれるだけやってみよう
✓勉強はほとんどしていないけど、とりあえず人に受けたと言いたいから受けてみよう

という人が少なからず含まれているはずです。

 

1次試験の受験者はスクリーニングされていません。「お金を払って申込書さえ書ければ誰でも受験する」ことができます。そのため、例え全科目を受けた受験者数②でも、個々の受験者のレベル(知識だけでなく真剣度も含めて)には「大きなばらつき」があると言えます。

 

また、1次試験は絶対評価となっています。そのため、他の受験生と比べられることはありません。純粋に自分自身が7科目合計で足切なく420点を取れるか、取れないかの勝負です。

 

そのため私は、合格率20%(5人に1人しか受からない)という、見かけの数字から受ける難しさの印象よりは実際の難易度は低いと考えています。
(1次試験を通過するためにはたくさんの努力が必要だが、「過度に1次試験の壁を高いと思う」必要はない)

 

 

一方、2次試験はどうでしょうか。

 

下の表を見てください。

先ほどと同じく、中小企業診断協会のHPで公表されている平成29年度2次試験の申込者数、受験者数、試験合格率です。

 

皆さん、先ほどの1次試験の表と見比べて、どんなことに気付かれたでしょうか。

 

申込者数が4,453人と圧倒的に少ないのはもちろんなのですが、私が皆さんに知っていただきたいのが、申込者数に対する受験者数の多さ(受験率の高さ)です。具体的には、申込者数4,453人に対して受験者数①(1科目でも受験した人の人数)は4,289人と、申込者数からわずか164人(3.7%)しか減少していません。さらに、受験者数②(全科目受験)は4,279人と受験者数①から10人(0.2%)とほとんど減っていません。これは、科目合格制度がないことが影響していると思われますが、「2次試験においては、途中であきらめる人など居ない」ということを物語る凄まじい数字です。

 

そして、この受験者数②(全科目受験)のうち830人が2次筆記試験を通過し、合格率19.4%となっています。

 

これはつまりどういうことかと言うと・・・

 

✓1次試験とは、受験生の試験に臨む姿勢が違う

→診断士を目指して1次試験を通過し、目の前の2次筆記試験に受かれば診断士になれます(後に控える2次口述試験の合格率はほぼ100%)から、ほとんどの受験生が「必死」です。もちろん、1次試験の受験者も必死ではあると思うのですが、必死な人の割合と必死さの度合いは、断然2次試験の方が高いと言えます。

2次試験を受けたことのある方は分かっていただけると思いますが、2次試験会場は得も言われぬ独特の張り詰めた空気に支配されています。

今思い返してみれば、2次試験会場の独特の空気感は、会場に集まった受験生の2次試験に賭ける真剣な姿勢・想いと、そこから来るプレッシャーや緊張感が作り上げたものだったのではないでしょうか。

 

少なくとも、2次試験会場の空気の重さは、1次試験会場とは比べ物にならないくらい「超絶重い」というのが私の印象です。

 

また、当然の話ですが、2次試験受験者は全員が1次筆記試験の合格者です。1次を通過できるだけの能力(知識・対応力)のある人が2次試験を受けに来ています

 

そのうえ、2次筆記試験は、各科目40%以上、全科目で60%以上という合格基準は公表されているものの、実質的な「相対試験」であると言われています。1次試験を突破した猛者たち5人の中で、合格という椅子に座れるのは、たった1人だけ、残りの4人は涙を飲むことになります。

 

ここまではOKですか?

 

では、少し脇道にそれます。

 

だいまつが大学時代に取った基本情報技術者試験の合格率は20%前後宅建は15%ちょっとでした。一方で、今年度の東大の2次試験の倍率は3.2倍(合格率31%)でした。

 

合格率は、だいまつの持っている資格の方が低いですね。では、実際にどちらの試験の難易度が高いかと言えば・・・、皆さんお分かりですよね・・・。

 

誰でも受験できる基本情報技術者試験や宅建と、「選びに選び抜かれたほんの一握りの学業優秀な人しか受験できない東大の2次試験」とでは、難易度は大きく異なります。そのため、単純に合格率だけでその試験の難易度を測ることはできないのです。

 

なお、決して、基本情報技術者試験や宅建を貶している訳ではありませんのであしからず。

 

話を診断士試験に戻します。

 

✓「誰でも」受験でき、絶対評価で受験生のレベル・やる気にはばらつきがある1次試験
✓「1次試験通過者しか」受験できず、相対評価で受験生のレベル・やる気にばらつきが少なく、なおかつ全員が必死の2次試験

 

ともに合格率は20%前後ですが、どちらが合格難易度が高いですか

 

・・・そうです。当然に合格難易度は2次試験の方が「高いはずです。

 

1次対策に手一杯で2次対策はできていないという方、1次と並行して2次対策も進めておられる方、今年2次試験にリベンジしようとされている方、このブログを読まれている受験生の皆さんの状況は様々でしょうが・・・

 

中小企業診断士になること、それは難易度の高い2次試験に合格することに他なりません。

 

今回ブログのお読みいただいた受験生の皆さんが2次試験の合格者(5人に1人)になるために、「今、そしてこれから自分が何をすべきか(どうやって他の4人と差別化するか)」を改めて考え、学習計画を見直すヒントになれば幸いです。

 

ちなみにタキプロでは、東名阪でリアル勉強会(コチラを実施するとともに、時間が合わない方、地方の方にも2次対策をしていただけるようWEB勉強会を開催(コチラしています。

 

是非、タキプロのプログラムを上手く活用していただき、私たちとともに合格を掴みとりましょう
(ちなみに大阪リアル勉強会は結構先まで満席となっており申し訳ないですが、キャンセルがでることもあるので、参加ご希望の方はこまめにチェックいただければと思います)

 

以上、だいまつでした。

明日はかーたんさんです。お楽しみに!

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2018年タキプロ関西 勉強会

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今年もタキプロ関西は「合格者・受験生参加型のみんなで創る勉強会」をキャッチフレーズに、二次試験対策のための勉強会を開催します。

「今年の二次試験を通過したい」そう思っていらっしゃるのなら、是非、タキプロ関西勉強会の扉を叩いてください。

私たちと共に今年絶対に合格しましょう!皆様の参加をメンバー一同、お待ちしています。

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すでに「満員御礼」の日程でも、直前にキャンセルが出る場合があります。
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内容:平成24年度 事例Ⅰ
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内容:平成24年度 事例Ⅱ
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