中小企業経営・中小企業政策の勉強法/のぞみん

はじめまして! タキプロ10期メンバーののぞみん」と申します。
これから1年間、受験生の皆様に少しでもお役に立てる情報を発信していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

自己紹介

ニックネーム:のぞみん
受験歴:1次1回、2次1回
勉強時間:1次550時間、2次200時間
勉強方法:1次、2次ともに通学(TAC)
得意科目:経済学

仕事の都合で6月頃までなかなかまとまった勉強時間が確保できず、1次試験は直前期(7月)に最後の追い上げで何とか突破できました。
1次試験で精一杯だったので、当然、2次試験対策は1次試験が終わった後から開始して、約2か月で何とか2次試験にたどり着き、運良く合格することができました。

お仕事や家庭の都合などで忙しく、なかなか勉強時間が取れないと思っている方に少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思っています!
試験直前期(1~2か月前)の勉強法については、また次回以降にご紹介予定です。

さて、今日は1次試験の「中小企業経営・中小企業政策」の勉強法についてご紹介させて頂きます。

中小企業経営・中小企業政策について

中小企業経営・中小企業政策は、過去の1次試験の科目合格率はそれほど高くなく、得点を取れる人と取れない人で差が付きやすい科目です。(平成30年度の科目合格率は23.0%ですが、平成25~29年度の科目合格率の平均は12.5%です。)

しかし、実は暗記科目なので要点さえ押さえて効率よく暗記してしまえば、比較的短時間で60点以上を安定してとることが可能な科目です。
実際私が中小企業経営・政策にかけた勉強時間は約50時間(TACの講義・答練・模試時間22時間を含む)ですが、本番で60点以上を取ることができました。他の科目と比較して、短時間で得点UPが狙えるので、「勉強時間 対 得点」のコストパフォーマンスは最も高い科目ではないかと思います。

中小企業経営・政策は、「暗記科目だし、勉強してもつまらない」と感じられる方もいるかもしれませんが、実際に合格後に実務補習などで中小企業の経営支援を行う際には、補助金の知識など色々と勉強したことが役に立ちます。
ですので、ぜひモチベーションを上げて勉強しましょう!・・と言いたいところですが、分厚い「中小企業白書」を前にすると「これを全部暗記するの?」と途方にくれてしまうかもしれません。
しかし、心配ご無用です!白書を全部暗記する必要はありません。私の中小企業経営・政策の勉強方法をご紹介させて頂きます。

中小企業経営・中小企業政策の勉強方法は?

中小企業経営・中小企業政策は、その名の通り「中小企業経営」と「中小企業政策」の2パートからなります。

「中小企業経営」:中小企業の動向や特徴、経営課題、労働生産性について、「中小企業白書」などから出題されます。
そのため、統計データの暗記が必要となりますし、古い統計データに基づく過去問を解いても、出題の傾向はつかめますが、そのまま同じ数値やデータが出題されるないので、過去問を繰り返し解くことはあまり意味がありません

「中小企業政策」:中小企業基本法や中小企業施策について出題され、税制、補助金、経営支援などの国や支援機関が行う施策や事業について問われます。
重要論点は繰り返し出題されているので、頻出論点については過去問を繰り返し解くことが有効です

★のぞみんの勉強法★

■中小企業経営
過去問は全く解きませんでした。ただし、中小企業経営の中でも繰り返し出題されている「中小企業の定義(中小企業政策パートで出題されることが多い)」「中小企業の定性的特徴」については過去問もチェックしました。
では、過去問を解かずにどのように勉強していたかというと、私はTACで受講生向けに提供している非売品の問題集「トレーニング」を繰り返し解いていました。中小企業経営の場合、最新の統計データが反映された問題集を入手して勉強することが肝となります。
予備校を受講されている方は、その学校の最新問題集を繰り返し行うことをお勧めします。独学の方は、市販の最新問題集(今年独学で合格した知り合いの方のおすすめは、TBC受験研究会のテキストだそうです)や、予備校の模試問題を入手して解くことをお勧めします。
解きながら、統計データの数値や、項目の順位も覚えることが肝心です。語呂合わせをしながら覚えていくと良いですよ!私は「一発合格まとめシート」の語呂合わせで覚えにくい箇所は暗記しました。

■中小企業政策
過去5年分の過去問を繰り返し解きました。特に、TAC出版の1次試験過去問題集の中で「重要」とマークがあるものを間違えなくなるまで解いていました。
また、中小企業施策は頻出論点であるため、各種支援策(経営革新支援など)について、①実施主体、②対象、③内容をしっかりと覚えました。
ただし、覚える範囲も私はTACのテキスト(市販のスピードテキストと同じ内容)に絞り、あまり多くの教材には手を出さないようにしました。

中小企業経営・中小企業政策は、何度も繰り返し出題される問題もある程度あり、問題数が多いため、一度60点以上の得点が取れる状態まで記憶が定着すれば、本番でも科目合格点以上を安定して狙える可能性が高いです。私は78点狙いでしたが、本番では68点でした。しかし、勉強時間50時間で科目合格+8点取れたのであれば、十分コスパが高い結果だと感じています。

1次試験は、自分の現状把握(現在のレベル)、試験までに確保できる時間、どの科目で何点を取るか、自己分析とセルフコントロールで勉強時間を配分していくことが大事です。受験生の皆さんは、それぞれ得意科目・不得意科目があると思いますが、タキプロメンバーの勉強法やノウハウも参考に、自分なりの戦略を立てて実行して頂くことをお勧めします。

さいごに

ここまでお読み頂き、ありがとうございました!
今回ご紹介したのは、あくまでも私の勉強方法ですが、皆さまの勉強のヒントになれば幸いです。
人それぞれ、自分に合った勉強方法は違いますし、勉強法に正解はありません。
是非、他のタキプロメンバーの勉強方法も参考に、ご自分に合った勉強方法を見つけてください!

また、タキプロの勉強会セミナーWeb勉強会なども是非活用してご自分の勉強スタイルを確立して頂ければと思います。

明日は、10期東京「じゅん」さんの2次試験対策です。お楽しみに!

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