関連施策は図表+色で覚える by はらぼー

こんにちは。はらぼー@関西タキプロ10期です。

みなさん1次試験に向けた追い込みに入っていることと思います。

1次試験での各科目の設問には、原則を理解しておきそれに基づいていかに設問に対応したアウトプットできるかという部分で勝負するものがあります。財務会計における計算問題はその最たるものです。また、経済における需要の弾力性や、運営管理における生産計画のアローダイヤグラムなども、その原則を理解したうえで各設問で与えられた条件にもとづいて解を導くため、その対応力が問われることになります。

正誤判断の2パターン

一方で、記憶に基づき正誤判断を求める設問があります。そしてそれも大きくは二通りに分かれます。用語の意味や目的を理解していることの正確性を問うものと、目的や意味が近しい複数の施策の条件等の差の整理力を問うものです。本日は、後者について触れてみます。

例えば、法務における産業財産権の区分(特許権、実用新案権、意匠権、商標権など)です。この項目は対象範囲やその要件、異議申し立てができる期間などがさまざまに設定されています。また中小における、ものづくり高度化法や中小企業経営強化法などの活性化支援の関連施策。こちらも、支援施策ごとにそれぞれの適用範囲や対象者、融資や減税特例の期間など、さまざまに設定されています。

ここで出題者の気持ちになってみると、このように目的は似ているが対象者や条件が異なる要素は、正誤問題としてとても出題しやすいものになります。その分、受験者としてはなんとなく覚えていては正誤問題の最後の2択で大きく迷うことになりますし、どうしても正答率が落ちてしまいます。ですから、このような関連施策を得点源にするためには、きちんと表に整理して覚えてしまいたいものです。

図表を描いて色で覚える

私 はらぼー はこのような場合、ノートに表にまとめるとともに、色鉛筆で色付けをして図表化していました。まず、表にまとめるときに同じ項目、近い要素を隣同士に置くようにそろえる作業を行うことで、施策ごとにどのような共通性、違いがあるのかを把握していきます。そして、同じ項目を色鉛筆で同一色に塗ってみると、複雑な要素も一目で同じ部分、異なる部分が分かるようになります。

本当はまとめ表のすべてを細かく暗記できれば怖いものなし、なのですが、私の頭では到底無理でした。そこで、この出来上がりの図表を見ながら、白紙のノートに同じ図表をできるだけ簡便に写し描く練習をしました。そして色鉛筆での配色も雑でありながらも写し描きました。

こうすることで、表における施策の並び順(横軸)と項目順(縦軸)が記憶でき、表を頭の中で再現できるようになります。そして、配色を一緒にイメージできることで、施策ごとの違いの部分(=出題で問われやすい部分)を効率的に覚えることができます。

似たような言葉がたくさん出てきて記憶の整理に困ったとき、図表+色を使った整理法をおためしください。


毎週金曜夜~土曜、日曜夜は関西メンバーが担当します。
次回は、のぶ さんです。お楽しみに!

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