苦手な「経済学」の対策には周回が効く!? by みずっち

タキプロ16期の みずっち と申します。
今回は「経済学・経済政策」の記事です。最初に正直に言うと、私は経済学の勉強内容を細かく覚えていません。
「どんな工夫をしたか」「どんな気づきがあったか」──そういった「美しいエピソード」はこの記事では出てきません。記憶をたどっても、ただひたすら苦手意識があり、ただひたすら問題集とにらめっこをしていた感覚しか残っていないからです。
しかし、その「がむしゃらな周回」が、経済学を突破した最大の要因だったと、今ではハッキリ言えます。ですので、今回は私が1次試験の中でもダントツで苦手だった「経済学・経済政策」をどう突破したか、等身大の体験を書いてみます。
目次
■経済学は「理解」より「慣れ」が効く科目だった
受験生時代の私は、問題文のグラフを見ても意味が分からず、式を見ればパニックになり、テキストを読んでも「で、何の話?」という状態。
問題を解き進めても、理解が積み上がっていく感覚はほとんどありませんでした。それでも、問題集を繰り返して慣れていくうちに、ある瞬間から見える世界が変わり始めました。
問題への「慣れ」による変化
・グラフを見た瞬間に「あ、このパターンね」と反応できる
・計算問題の処理の流れが身体で理解できる
これは、「理解が深まった」というより、周回によって脳内に「パターンの在庫」ができて、見た瞬間に問題の種類が特定できる、という感覚に近かったと思います。
■使用した教材は4つ。難しい工夫はしない!
私が使っていた主な教材は次のとおりです。なお、インプットは通信講座(診断士ゼミナール)で行いました。
経済学の勉強で使用した教材
・スピード問題集(以下、スピ問)
・過去問完全マスター(以下、過去マス)
・ダンシ君のサブノート(YouTubeチャンネル)
・一発合格まとめシート(以下、まとめシート)
どれも受験生の間でよく使われている、定番の教材ばかりです。これらの使い方も、シンプルそのものでした。
・「スピ問」で基礎のパターンに慣れる
・「過去マス」で本番レベルの問題をひたすら回す
・「ダンシ君のサブノート」を通勤中に聞きまくる
・「まとめシート」は理解が怪しい論点を拾い直すために使う
頭を使う工夫より、繰り返し・慣れ・反復がすべてでした。
■勉強ルールはただひとつ。「3回連続正解まで回す」
問題ごとに正解・不正解をチェックして、3連続で○がつく(正解する)まで周回することが、私の全科目共通ルールでした。こちらもシンプルなよくある勉強法ですが、前述のとおり、「繰り返し」や「慣れ」、「反復」が経済学では特に効果的だったように思います。
勉強ルール
・1回正解しただけでは信用しない
・2回連続でもまだ危ない
・3回連続で正解したら「本当に身についた」と判断
この記事を書くために過去マスを見返してみたところ、初見から3連続で難なく正解している問題もあれば、7回同じ問題を解いているページもありました。(我ながら執念深い…)
「理解していないのに進める不安」は確かにありましたが、「経済学が苦手な自分にはもうこの方法しかない!」と自己暗示をかけて、愚直に問題を解き続けました。
■理解が追いつかなくても、周回が助けてくれる科目だった!
経済学は、他の科目と違い「理解ベース」で勝ちにいくのが難しいと個人的には感じました(あくまで個人的な感想です)。
だからこそ、私のように
・周回でパターンを身体に覚えさせる
・分からない箇所はまとめシートなどで補う
・とりあえず解ける状態を作る
という方法でも十分戦える科目でした。 1次試験本番でも、「理解しているから解ける」というより、「知っている形だから処理できる」というイメージだったと記憶しています。
■おわりに
経済学は、最初の壁が高い反面、「がむしゃらな周回」で反復すれば点数が伸びる科目だと思います。
私の記憶に鮮明なドラマは残っていませんが、振り返ってみると、合格まで運んでくれたのは、間違いなく「周回の量」だったと思います。
・スピ問と過去マスをひたすら回す
・まとめシートなどで補助する
・3回連続正解まで粘る
たったこれだけですが、1次試験合格という結果につながりました。 経済学が苦手な方にこそ、ぜひこの「シンプルな戦い方」をおすすめします。
次回は、ヤミー さんの登場です。
お楽しみに!
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