1次試験財務・会計ノウハウbyけん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ16期のけんと申します。初めての投稿なので、緊張しますが、少しでも有益な情報発信できるように頑張ります!

■はじめに

今回は、私が中小企業診断士のストレート合格を目指す中で実践していた「財務・会計」の1次試験対策についてご紹介します。

ちなみにですが、R6年の1次試験の財務会計は64点、一方で後述しますが、1次試験期間中から2次試験の財務会計対策を始めた効果もあり、2次試験の事例Ⅳは71点でした。

勉強方法としてはスタディングを受講して進めており、また関連知識として簿記2級を持っていました。(簿記2級は5年以上前に3回目の受験で合格したレベルだったので、簿記3級レベルからしっかり復習しましたが、、、)

財務会計に苦手意識はなかったですが、一生懸命頑張りましたので、1次試験の時に意識していたことを共有できればと思っています。

■財務・会計は毎年新傾向が出る。だからこそ「満点主義」は危険!

「財務・会計」は一見すると暗記よりも理解・計算力が求められる科目ですが、実は毎年のように新しい出題パターンや難問が混ざっており、正直満点を狙うのは非常にリスクが高いと感じました。

そのため、私が意識したのは、

「広く浅く、周回して“確実に取れる問題”を落とさないこと」です。(スタディングの教えに忠実に従いました)

具体的には、次のような戦略をとりました:

• 過去問と問題集を3〜5回は繰り返す

• 新しい論点や苦手分野に深入りしすぎず、基本問題の正答率を上げる

• 難問は捨てる勇気を持つ

1次試験は「60点取れればOK」です。難問に時間を割くよりも、確実に取れる問題を一問でも多く拾う方が、ストレート合格には近づきます。

■2次試験を意識して「キャッシュフロー」と「投資判断」は重点的に

また、「財務・会計」は1次試験だけでなく、2次試験でも非常に重要な科目です。特にキャッシュフロー計算書の読み解きやNPV・IRRなどの投資判断の問題は、2次試験でも頻出です。

そのため、1次試験の段階から次のような練習を積んでおきました:

• キャッシュフロー計算書を白紙から書けるレベルまで練習

• NPVや回収期間法などの投資判断問題を計算ミスなくスピーディに解けるように訓練(もちろん、1次試験前は間違ってばかりでしたが、解答を読み込んだりする中で1次試験知識も強化されました)

• 経営分析指標(ROE、自己資本比率など)も用語の意味だけでなく、どう活用するかを意識

こうした基礎をしっかり固めておくと、2次試験での事例Ⅳにもスムーズに対応できると感じました。

■私の1次試験財務・会計過去問の点数

各年の点数は以下でした。本番同様、時間を測って取り組んでいました。一定水準に達したあとは間違った問題だけひたすら繰り返していました。

1回目2回目3回目
H306484
R元4892
R26892
R36096
R4688084
R5768496
R5再74

■おわりに

1次試験の財務・会計は、難しく見えて実は“戦略”がものを言う科目です。

満点を目指すのではなく、「落とさないこと」に注力しつつ、2次試験にもつながる実力を着実に積んでいきましょう。

ストレート合格を目指す方の参考になれば幸いです!


次回はmayumiさんの登場です。
お楽しみに!

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