三ヶ月弱でも乗り切れる二次試験対策(事例Ⅰ)
タキプロ16期の KenM と申します。
ただいま多くの方は一次試験追い込みの時期だと思いますが、本日は二次試験事例Ⅰの話です。一次試験免除で既に二次対策を始めている方もいらっしゃると思いますが、よろしければ本記事をご参照ください。
■はじめに
まず自己紹介です。
名前:KenM
年代性別:40代/男
住まい:名古屋市
職業:製造業・海外営業(4社目)
受験歴:一次1回、二次1回
勉強方法:一次はSTUDYingをベースに、難解論点の理解はYouTube & 関連書籍の読書。
二次はYouTubeの過去問解説を活用。後で説明します。
仕事&プライベートで海外訪問が多く、これまで36カ国を訪れました。
国際派?診断士として活躍したいなと色々計画しています。
■二次試験の勉強期間
私が確保できた勉強期間は3ヶ月弱。2024年8月初旬までは全て一次試験に焦点を合わせて勉強。自己採点で合格が分かってから二次試験の勉強をスタートしました。
一方で盆休みは九州一周旅行を入れており、かつ、9月下旬にバングラデシュ2週間出張が入ったため、この期間は勉強を中断(出張中はテキスト持っていったものの、余りのカオスぶりに勉強する気になれず…)
実質の勉強期間は2ヶ月程度でした。

一方で一次試験と異なり、二次試験は勉強時間と点数は単純に比例するものでもなく、効率的な勉強による点数向上は可能だと感じましたので、以下に紹介させていただきます。
■事例Ⅰのポイント
事例Ⅰは組織・人事を中心としたケーススタディーであり、令和6年は地域密着型物流会社の二代目女性社長に対して課題分析と解決助言を記述する問題でした。
事例1の頻出テーマはこんな感じです。
1. 組織構造(機能別組織 vs 事業部制)、組織改革、内部統制
2. 人事制度(評価制度、報酬制度、社員のモチベーション、キャリア開発)
3. 経営課題(事業承継、経営理念の浸透、経営者と従業員の関係性)
4. 外部要因(少子高齢化、働き方改革、IT、大口取引先との関係)
ほとんどが一次試験の「企業経営理論」の頻出論点ですね。
■勉強方法
私は令和5年から令和元年までの過去問を以下の通り活用しました。
Step1: 「LEC」「中小企業診断士二次試験」「過去問」で検索し、過去問をダウンロード。
Step2: まずは過去問を制限時間80分で解いてみる。実際の試験環境に近づけるため、問題&解答用紙は印刷版を使用。
Step3: YouTube、STUDYingなどの模範解答と照らし合わせ、出来なかったポイントをメモにまとめる。
Step4: メモを隙間時間などに見返して、頻出論点をまとめる。
ポイントは、「頻出論点をいかにフレームワークをもとに一般化し、自分の言葉で説明できるようになるか?」だと思います。
私はメモアプリのNotionを活用していたのですが、参考までにメモ内容をチラ見せします。
「大口取引先との取引関係」「組織構造」「事業承継」などテーマに分けて、自身の解答から改善すべきポイントを記述しました。
こちらのメモは、試験直前のファイナルペーパーとしても活用しました。

あとは私が模範解答として活用したYouTubeページを紹介します。
たかぴーの中小企業診断士試験 攻略チャンネル
https://www.youtube.com/@takapi-shindanshi
こちら二次試験のページは有料版(550円/月)ですが、価格以上の価値ありです。模範解答の納得性がとても高く解説もとても上手で、一次試験の難解論点の理解向上にも活用しました。
まとめシート流!絶対合格チャンネル 【資格試験・中小企業診断士試験対策】
https://www.youtube.com/@matomesheet
診断士界隈では有名人の野網さんですが、流石の模範解答と解説の分かりやすさです。あと個人的には令和6年一次の経営情報システム「ハルシネーション」を的中させた予言神として尊敬しております!
■おわりに
二次試験は勉強時間と比例しないとは言ったものの、やはり最低限の勉強時間の確保は必要です。
二次試験勉強は事例Ⅳに割く時間がどうしても多くなるものの、事例ⅠからⅢも、過去問演習と模範解答との比較で思考のフレームワークを効率的に鍛えていただければと思い、僭越ながら私の勉強方法を紹介しました。暑い日が続きますが体調管理には気をつけて、皆さんが試験当日を無事迎える事を祈っております!
次回は、はせ さんの登場です。
お楽しみに!
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