私と同じく事例Ⅳを2次試験の「ラスボス」と感じている皆様へbyあやあみ

タキプロ16期の   あやあみ と申します。今回が3回目の投稿となります。

宣伝となりますが、私は現在タキプロZoom勉強会の運営に参加しております。
Zoom勉強会のメリットは、
①居住地域を選ばず参加できる。
②情報が少なくなりがち(又は偏りがち)な独学の受験生には特にうれしいと思いますが、合格者であるタキメンの受験ノウハウや、苦労話などを聞くことができる。
③他の受験生と自分の解答との比較や、解答プロセスを聞くことができる。
(なお、申し込み方法等詳細はタキプロHPをご確認ください)

 

■はじめに

 さて、今日は8月21日。2次試験まで約2か月となりました。現時点で、受験生はざっくり言えば2つに分かれていると思っています(かなりざっくりです)。
①今まで2次試験の準備を積み重ねてきて、追い込みの時期に差し掛かりつつある方、
②1次試験が終了、自己採点の結果合格点に達したため2次試験に進むことがほぼ確実な方、
です。
 細かく分けると、個々により状況は違うでしょうが、ざっくり分けるとこんな感じでしょうか。

 ①の方は、既に事例Ⅳの難しさを理解しており、勉強方法やテキストは異なるものの、対策は少なくても②の方より進んでいるでしょう。
一方で、
 ②の方の中には、再受験の方は別として、「今回2次試験が初受験」で、なおかつ、「1次試験が終わるまで2次試験の準備を全くしていない方」もおられるでしょう。私はまさに②の受験生でした。

 

 今回は②の方をターゲットとして、経験をもとに記事を書きました。
【ターゲットはかなり限定されます】

■私にとっての2次試験における事例Ⅳ

受験結果
1年目 50点

2年目 72点
 今回のテーマである事例Ⅳに関しての2次1年目の私の行動です。


 私は金融機関に勤めており、門外漢の事例Ⅲより事例Ⅳの方が勝負になるのではないかと最初は思っていましたが、正直考えが甘甘甘でした。

全体の流れ
○1次試験合格確定後の8月(そう、まさに今です)
 1次試験後、ノープランの私はまず野網 美帆子さんの【「まとめシート」流ゼロから始める2次対策】を購入し、2次試験のイロハを学ぶことから始めました。(今の時点で2次対策、まっさらの方はお勧めです)

 その後、事例Ⅳ定番テキストの【30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集】【事例Ⅳの全知識&全ノウハウ】を購入し、勉強を始めますが、内容が全く理解できず勝負になりません。
 事例Ⅰ~Ⅲに関しては9月初旬には過去問を始めたのですが、事例Ⅳは上記テキストの「沼」から抜け出せず、私が最も重要な勉強と考えている、「過去問を80分で解答する本番モードでの学習」で勉強を始めたのは10月初旬でした。

 何度も繰り返しますが、試験勉強において、「本試験を想定し、過去問を80分で解答する」を超える勉強法は存在しない、と今では思っています。

 *1年目の反省*
 ①過去問対策に出遅れたことが最後まで足を引っ張り「本番で如何にして合格点まで持っていくか」の対策が確立しないまま試験に突入しました。そして、結果として50点に終わりました。
 ②結果的に戦略ミスでしたが、そもそも、「私には1次試験終了後の3カ月弱で2次試験合格まで持っていくことは無理だったかな」と今でも思っています、なので、ストレート合格者は本当に尊敬します。
 ③1次試験前に2次試験の準備を始めることも可能でしたが、私の考えは「1次試験に合格しなければ何の意味もない」との考えに基づき、まずは科目合格を除く1次試験残り4科目に全力投球しました。
 そして、翌年1月、正式な2次試験不合格の結果を受けて2年目の計画の練り直しを行いました。

■2年目 昨年の反省を活かした事例Ⅳ対策

 2月から勉強スタート:戦略の練り直し
1年目と大きく変わったことは
 ①テキストの追加
  ❶意思決定会計講義ノート・通称イケカコ:超ムズテキストとして有名で賛否両論はありますが時間もあるのでチャレンジしました。⇒難問への耐性が付きました。
  ❷第2次試験事例Ⅳの解き方:イケカコと真逆で基本テキストですが、昨年購入したテキストで、完全に理解できていなかった部分を基本からやり直すことで、結果として理解が深まりました。⇒去年このテキストから始まれば良かったかなと思っています。
 ②YouTubeの活用:色々見ましたが、私には事例Ⅳマスターガイドが合いました。特にNPVの動画が分かりやすく、実際試験本番で得点に繋がりました。

 その後、診断士以外の勉強(簿記2級)など、幅広く手を出しては止めるを繰り返し、工夫をしながら、合わないものは切り捨てつつ、マイナーチェンジを繰り返しました。併せて、タキプロやYouTube等で情報収集を積極的に行い、独学受験生の弱点を補強しました。

 

 そして最も重要ですが、去年できなかった、本番80分を想定した過去問対策を行いました。
例えば
・80分でどの問題をどの順番で解答するか
・経営分析の与件分と計算どちらを先に行うか
・全ての問題を時間内に解答できないことを想定し、捨て問の対応ルールをどうするか
・計算ミスによる減点をどのように防止するか
など、他にもありますが、本番を想定した対策を続けました

■おわりに

 私は2次試験合格に2年かかりました。
 今年初受験の受験生は当然、今年合格するために勉強されていると思います(私もそうでした)。
 ただ、2次試験までの時間は余りにも短いです。私の場合は、2冊のテキストを購入し、そしてその沼から抜け出せず、結果として、①「本番で自分の持っている力を最大限発揮し」、②「結果を出す」、ができなかったと思っています。

 

 以上、事例Ⅳをテーマとしてブログを書くことになったのですが、1人でも参考になったと感じていただければ嬉しいです。

次回は、とし さんの登場です。 

お楽しみに! 

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