二次試験で役に立つ勉強法ランキング【39名アンケート】by よねー

■はじめに

よねーと申します。

今回は、私が中小企業診断士二次試験の受験生だった昨年、どんな勉強法が効果的かわからなくて困っていた経験から、タキプロ内で二次試験の勉強法のうち、「役に立つもの/役に立たないもの」のアンケートを取りました。

ぜひ、勉強の参考としていただければと思います。

※なお、特定の商品やサービスで、ネガティブな評価をしているものもございますが、アンケート結果をそのまま公開することに価値があると考えますのでご了承ください。

■役に立った勉強法

事例1~3

まずは私が最も知りたかったところ、事例1~3をどのように勉強すればいいか、についてです。

2位:与件文からキーワードを抜き出す練習(38%)

やはり、二次試験ではキーワードを回答に盛り込めているかどうかを重視する方が多いようで、キーワードを抜き出す練習が2位となりました。

1位:過去問演習+ふぞろい(74%)

圧倒的1位は、予想通り「ふぞろい」を用いた過去問演習でした。

勉強期間が長くなると、ふぞろいを繰り返すことに不安を感じる方もいらっしゃるようですが、一発の方も多年度の方も7割以上の方が高評価をされていました。

番外編:論理性が高い文章を書く練習(多年度受験:40%、一発合格:0%)

多年度受験の方は、「ふぞろい」に次ぐ同率2位と非常に高い評価であったのに対し、一発合格の方は0%と、両極端な結果になっていました。

様々な考察をする余地がありますが、一発合格の方は勉強時間があまりないこと、ふぞろいの演習だけで高得点が取れたこと、などの理由で論理性が高い文章を書く練習に効果を感じなかったのではないかと考えます。

事例4

続いて、事例4ではどのようになっていたのでしょうか。

2位:事例IVの全知識&全ノウハウ(64%)

非常に接戦でしたが、「全知識&全ノウハウ」での演習が2位になりました。

どちらかいうと、多年度受験の方からの評価が高く70%の支持を得られました。

理由としては、やはり問題集としてはかなり難易度が高く、ある程度基礎力が出来上がっている多年度の方からの評価が高くなったのではないかと考えます。

1位:30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集(69%)

「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」が1位でした。

こちらは、一発合格者からの評価が高く、比較的基礎的な問題から取り組める点が高く評価されたのではないかと考えます。

番外編:事例IVマスターガイド

「事例IVマスターガイド」については、私がアンケートの選択肢に入れ忘れてしまっていたのですが、多年度受験の方・一発合格の方を問わず数名の方が取り組んだとの回答があり、そのうち多くの方から高評価を得ておりました。

■役に立たなかった勉強法

少々ネガティブな話題にはなりますが、逆のテーマで、取り組まないほうが良かった勉強法についてのアンケート結果も示します。

事例1~3

2位:フレームワークを使う練習(23%)

「フレームワークを使う練習」と回答された方は、多年度受験の方のうち30%が不要だったと回答していました。一発合格の方のうち16%だったので、一発合格の方は、一次試験後の限られた時間で試験に対応する必要があるため、多少精度が悪くても、一定のレベルまで引き上げるための方法としては悪くないのではないかと考えられます。

1位:回答を100字にまとめる練習(26%)

接戦で1位になったのが、「回答を100字にまとめる練習」でした。こちらも多年度の方のうち35%が不要だったと回答していました。

その他:特になし

「やらなくてもよかった勉強法は特にない」という回答も一定数あり、一発合格の方に関しては、37%もの方がそのように感じていました。また、不要な勉強法に上位でランクインしたのは、特定のスキルを高めるための勉強法でした。

このことから考えると、一発合格の方は、過去問に注力して効率的な勉強をできた結果、一発合格をつかみ取っているのではないかと考えられます。

事例4

2位:電卓を使う練習(13%)

事例4については、やらないほうが良かった勉強法について、全体的に回答が少なかったのですが、2位に入ったのは、「電卓を使う練習」でした。

ある程度、電卓の機能を使いこなせている方は、不要だと感じる方も多いのかもしれません。

私見ですが、過去問演習で電卓を使っていれば、特に意識しなくてもいいのかもしれませんが、本番で戸惑わない/時間を無駄にしないために、多少は電卓の機能を使いこなせるようになっておいて方が良いように思いますね。

1位:意思決定会計講義ノート(28%)

1位は「意思決定会計講義ノート」でした。使用された方のほとんどが、不要だと回答していました。

理由としては、そもそも中小企業診断士の試験対策用テキストではないので、難易度が高すぎること、中小企業診断士の試験で頻出でない範囲が含まれていること、が挙げられるのではないかと思います。

その他:特になし

事例4については、多年度受験の方、一発合格の方を問わず、約半数の方が「特になし」との回答でした。

明確な解答が存在する事例4だからこそ、勉強すればするほど確実に得点力が高まっていることが実感できるのかもしれません。

■おわりに

今回のアンケートでは、高得点者(回答者の上位25%)のアンケートだけ抽出したり、前年度の得点からの伸び幅が大きいアンケートだけを抽出したりしてみましたが、上でご紹介した傾向と特に変わりませんでした。

このことから、本記事でご紹介した「役に立つ勉強法」は、科目の得意・不得意を問わず、合格ラインを目指す多くの受験生にとっても同様に、役に立つと感じやすいのではないかと考えられます。

ぜひ参考にしていただければ幸いです。

次回は、よし さんの登場です。 

お楽しみに! 

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