国語力を上げる! by ジョー

4事例共通
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ブログをご覧のみなさま、おはようございます、こんにちは、こんばんは!


タキプロ16期の   ジョー と申します。  


縁あって、タキプロのメンバー「タキメン」にさせていただきました。6年にわたる受験歴を通してお一人でも多くの方の合格率が1%でも上がれば幸いです。

では、第4回目の今回は、ジョーが2次試験の共通である「国語力」を鍛え、合格に至ったのかの学習法をご紹介します。

■国語力を上げなきゃ!

ジョーの中小企業診断士2次試験受験歴は3回です。
初受験の令和3年度では、合格から試験まであっという間で、事例をどのように解くといいか分からずに終了。4科目合計190点という成績で玉砕。

令和4年度では、1次の保険受験は受けず、2次専門で挑戦。「EBA100字訓練」や「TBC抽象化ブロックシート」による知識強化、「ふぞろいな合格答案10年データブック」に最新の「ふぞろいな合格答案」まで買い揃え、万全の体制で挑戦したものの、昨年より9点しか伸びない199点で玉砕。

ここで振り返りました。

なぜ1年間努力し、家族との時間を犠牲にして、睡眠時間を削ってまでやってきたのに9点しか伸びていないのか!

再現答案をネット上やXで見比べても、要素が全く書けていないわけではない。

それらの答えとして、「採点委員の方々にジョーの日本語が伝わっていない」という結論にいたりました。

そこで、X上で見かけた「春秋要約」にチャレンジし、国語力を磨く決意をしました。

令和4年度の試験に玉砕した令和5年1月17日から始めました。お題は忘れもしない、阪神淡路大震災の内容でした。

■春秋要約とは

日本経済新聞1面の「春秋」は約550~600字のコラム。比較的政治ネタが多いですが、時事ネタも盛り込まれ、最近の情報収集や知識を広げることには非常に役立ちます。
このコラムを40字に要約することで中小企業診断士2次試験の答案作成練習として「重要箇所を読み取り、100字前後でまとめる」訓練に通じることから、要約トレーニング教材として最適と診断士受験生のみならず、多くの方がチャレンジしています。
Xでは、#春秋要約 とか、#sjyouyaku といったハッシュタグをつけて投稿しているかたが多いです。

■起源は

AI活用して、ファクトチェックを重ねること数回で辿り着きました。

AAS名古屋代表の鷺山はるこ先生のブログ(2010年10月13日)によると、春秋要約の真の起源は、鷺山先生の恩師であられる「Nまっち先生」による日経新聞コラム「春秋」の写経練習で、それは1995~1996年頃に個人指導として始まりました。

そこから鷺山先生が写経から「要約練習」へと発展させたのが春秋要約の始まりのようです。
https://sagiyama-nagoya.blog.jp/archives/1189258.html

■なぜ2次試験の訓練になるのか

要旨を短文でまとめる「春秋要約」は、2次試験の合格要件である「事例文章の本質把握」と「論理的・簡潔な答案作成」を同時に鍛えるため、極めて有効なトレーニング法になるからです。

具体的に説明しますと

A.国語力(読解・表現力)の基盤強化

①筆者の主張と②文章の背景を的確に抽出する練習は、事例問題の設問意図や事例企業の「課題・解決策」を素早く読み取り、答案に反映させる力を養います。写経から発展した要約練習では、単に文字を追うだけでなく「この文章は何を伝えようとしているのか」を常に問いながら読むため、深い読解力が身につきます。

B.本質把握力と答案構成力の向上

要約は「一文で主旨を述べる」能力を鍛えます。2次試験の各設問では、事例中の情報を複数の視点で整理し、因果関係や優先順位を示した構成が求められます。40字という制限字数の中で要点を過不足なく盛り込む訓練は、答案で「きちんと伝わる冒頭文」や「結論ファーストの解答構成」を自然に習得させます。

C.思考プロセスの高速化

要約では、全文を読む→要点抽出→字数調整→最終文の推敲というサイクルを繰り返します。この一連の流れは、2次試験本番での制限時間内における「与件文・設問文の把握→速読→論点抽出→答案作成」の流れと同様です。日々の要約練習で頭の中の思考フローを自動化することで、試験当日の時間配分と集中力を維持する訓練になります。

D.論理的思考と表現の精度向上

要約は文章の論理展開を把握し、要素同士をつなげる練習でもあります。因果関係・対比・具体例の省略を正しく認識し、要旨だけを論理的につなぐ技術は、事例問題での「設問背景の理解→解答フローの構築」に直結します。文字数制限の中で無駄を削ぎ落とす経験が、答案の文章を引き締め、採点者に読みやすい答案として評価される要因となります。

これらの要素が相乗的に作用し、「春秋要約」の反復練習は中小企業診断士2次試験の合格につながる「国語力」の強化につながると思います。

■どんな要約が正解?

正解がないので、まるで2次試験みたいですよね。
そこでXにハッシュタグをつけて投稿し、ほかの方をチェックし、「いいね」することで自身の論点、「キーワード」を使えているか、ポエム化していないかをチェックすることができます。
大体の方向性があっていれば◎。ふぞろいの自己採点と同じ感覚になりますが、文章がなりたっているかも重要です。

別の方の色んな投稿がハッシュタグを通して確認できるので面白い。中小企業診断士の受験生以外の方も多くいらっしゃいます。
国語力ある人の投稿はすごく有益で、自身がどう要約するか、コラムを読んだときに軸になる論点を読み飛ばしていないかを確認できます。
この別の方の要約を読み、その思考やプロセスに思いを巡らすことは、2次試験勉強においての別の方の答案を確認し、自身に足りない論点を確認するのと同じ。自身の国語力を磨くにはもってこいの日々の教材だと思って今も何とか継続しています。

試験は終わりましたが、自身のスキルアップのためと、1,000日分投稿を目指してなんとか頑張っています。(現在925日分)

■おわりに

無料で日経新聞春秋を見る方法は、XのGrokに質問してみてください。
(GeminiやChatGPTでは得られませんがGrokは答えてくれます、違法ではないです)

ジョーはこれをやることで国語力が上がり、回答に磨きがかかった自負があります。

国語力に不安がある方は、ぜひ8分以内での要約を目指してがんばってみてください。

次回は、じま さんの登場です。 

お楽しみに! 

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