少し休んで前に進むbyののの

 タキプロ16期の ののの と申します。
本試験から1ヶ月ほど経ちましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
手ごたえを感じた方も、そうでなかった方も、ここまで頑張ってきた自分にゆっくり休む時間をあげてほしいなと思います。
 学習に多くの時間を使ってきたと思いますので、ぜひ合格発表までは趣味やご家族との時間を大切にしてくださいね。 

■再現答案のススメ

 皆さん、再現答案は作りましたか?
よく言われることですが、口述試験の対策にもなりますので、記憶が薄れないうちに作成しておくのが安心です。

 私は2次試験を4回受験しましたが、前半の2回は再現答案を作成し、後半の2回はなぜか後回しにしてしまいました…。
結果、合格を知ってから振り返ろうとした時には記憶がぼんやりしていて、とても焦りました。
 「覚えているうちに書く」ことの大切さを身をもって感じています。

 また、もし合格されてタキプロブログを担当することがあれば、再現答案はとても良いネタになります。
未来の自分のためにも、ぜひ作成しておきましょう。

■事例Ⅳは“毎日少しずつ”

 既に来年へ向けて走り始めている方は、事例Ⅳの計算問題を毎日少しずつ解く習慣をつけるのがおすすめです。

 計算力は、日を空けると驚くほど落ちます。
 私は年齢のせいもあるのか、しばらく解かないと本当に手が動かなくなってビックリしました…。
 問題集でも、過去問の小問でも構いませんので「1日1問」で良いので続けてみてください。

■自分の弱点をやさしく補強

 今回の2次試験で、ご自身の弱点が見えてきた方も多いと思います。

・1次知識が足りないと感じた → 早めに補強
・時間配分が崩れた → 過去問で意識的にタイムマネジメント
・文章がうまくまとまらない → 与件と設問を一本のストーリーで結ぶ練習

 予備校のような模範的な“美しい文章”を書く必要はありません。
大事なのは、自分なりのロジックで筋を通せているかどうか。
 時間がある時に少しずつ、自分の弱いところを手当てしてあげてください。

■みんなが解ける問題を落とさない

 2次試験の合格率はここ数年ほぼ一定です。
得点調整や相対試験などいろんな話が出ますが、正式な説明はないので憶測でしかありません。

 ただ、はっきり言えるのは、
“みんなができる問題を落とさない人が合格に近づく”
ということです。

例えば、事例Ⅳの経営分析や、オーソドックスなSWOTなどは、年度によって難化することがあっても、基本は得点源です。
 逆に、初見の問題が出た時は、誰もが初見です。焦らず、開き直って向き合うのが大切です。。

おわりに

 2次試験は、5人に1人しか合格しない厳しい試験です。
だからこそ「自分の型」を作れた人が強いです。
 私はその型づくりに4回かかりましたが、皆さんにはぜひ早めに自分のスタイルを見つけていただきたいと思っています。

次回は、ハリー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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