タキプロセミナーで学んだこと

おはようございます。
外資的感動提供を目指すdoarat@タキプロです。

4/29の記念すべき第1回タキプロセミナーについて。
(参加者の皆様、お忙しい中タキプロを選んで頂きありがとうございました!)

私は発表者ではなかったのですが、裏方や座談会でお手伝いさせて頂きました。
セミナー中は会場の一番後ろでタイムキーパーをしながら、受験生に熱くメッセージを送るタキプロメンバーの講演に受験生のように聞き入っていました。

この立場で言うのも申し訳ないですが、やっぱりタキプロメンバーはすごい!
本当に勉強になりました。
私自身、1次試験は3年かけてクリアしましたが、皆さんの講演を聞いていて「なるほど!こういう工夫があったんだ」「自分もさんざん努力したと思っていたけど、みんなもっとストイックにやってたんだなぁ」なんて気付きや感動をたくさん得られました。
受験初期にこれらを知っていたら合格まで1年2年短くできたかもしれない、なんてことを本気で思える内容でした。
セミナーを受講された受験生にとって得られるものが本当に大きかったのではないでしょうか。
今回残念ながら参加できなかった皆様に、最後尾で私が特に印象に残った3つのエッセンスをご紹介したいと思います。

1.ゴールのイメージを持つ

何のために中小企業診断士の勉強をしているのか。
大体1000時間の勉強が必要だと言われているこの資格に対し、合格するまでモチベーションを維持・向上させることは非常に困難です。
そのためには中小企業診断士を志した動機や、取得後に自分がそれを活かして活躍しているイメージを明確にすることが重要です。
なんとなく自己啓発のために勉強を始める方も多いですが、そこがあいまいだと学習の過程で立ちはだかる様々な壁を乗り越える際の原動力が弱くなります。
ゴールのイメージをご自身で想像し、できるだけ明文化し、家族や友達、同僚に公言してはいかがでしょうか。
強い信念で諦めずに、言い訳をせずに続けることが合格への最低条件だと思います。

2.勉強は量より質

合格まで何時間の勉強が必要か。過去問は何回解くのがいいのか。
本セミナーで何人かの受験生からご質問を頂きました。
結論からすると、時間や回数の絶対値ではなく、勉強のやり方、質を高めることが大事です。
つまり合格するために必要な勉強に注力し、無駄な勉強はしない。
具体的には過去問でよく出る論点、問われ方を先に徹底的に調べ、それから必要な情報をテキストから抽出し、使いこなせるまでサブノート等で勉強を繰り返す。
試験に出なさそうな論点は捨てる勇気を持つ。
一見シンプルな話ですが、私自身はこれができていませんでした。
経営の勉強をできるだけ幅広く行いたい、気になることは何でも調べたい、そんな考え方で勉強をしていた私は「合格」という目標に対しては遠回りでした。
通信生用の受験テキストを上から順番に読んでいき、わからない表現は他のテキストやWEBで徹底的に調べていきました。
おかげでテキストに書いていることは一通り理解できたと喜んでいたのですが、合格するための勉強としては非効率だったと思います。
勉強時間が確保できない、と悩まれている受験生の方は、「合格するための高品質で効率的な勉強方法は何か」をまず考えてみてはいかがでしょうか。

3.なんといっても財務克服

不得意な財務をどう克服するか。
財務を苦手とする受験生は多いです。
苦手なので勉強は後回しにしているという受験生もいらっしゃいました。
お気持ちはわかりますが、もったいないと思います。
逆に財務が得意になるとライバルとも差別化でき合格にぐっと近づきます。
特に2次試験では事例4(財務)で大きく失点しないだけでなく、確実に加点していくことが合格必須条件といえます。
ではどうやって財務を克服するか。
おススメは1冊の問題集を繰り返し解くこと。
あまり幅広に問題集をこなさず、1冊を何度も繰り返すことです。
テキストを見て理屈や公式の意味がわからなくてもそこで止まらず、問題に挑戦してください。
問題を解きながら、理屈や公式を憶えていくようにしてください。
そして財務は一朝一夕で克服はできないので、今日から毎日最低1問は解くようにしてみてください。
そうするとどこかで苦手意識がなくなる瞬間があります。
この一線を越えた後、理屈や公式の意味をしっかり理解し、他の問題集も挑戦してみて得意科目に仕上げてください。
実際、中小企業診断士として企業診断をする際、財務分析から入ることも多いそうです。
受験時代から得意になっておいた方がその後も役に立ちますね。

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