診断士試験は相対試験【by Terukin】

皆さん、こんばんは。Terukin@タキプロ6期生です。

 先日、口述試験も終わり、今年の中小企業診断士の試験も年明けの合格発表を待つばかりとなりました。私は、合格年度には、勉強会に通っていましたので、今年は勉強会への恩返しとして、会の運営や受験生支援をしていました。その関係もあって、数十名の2次試験の評価報告を受けていますが、なかなか厳しい結果です。「あれだけ勉強会でがんばっていたのだから・・」という方もたくさんいらっしゃいます。

 報告を受けて感じることは、改めてこの試験は「相対的に評価される試験なのだ」「受験性同士の競争を勝ち抜いてはじめて合格するということでした。例えば、事例Ⅳが相当できており、受験校の解答を見る限り計算数値もあっており、90点近くを取っている可能性がある方もいらっしゃいましたが、厳しい結果になっているケースもあります。

 普通に考えれば、事例のうち、1事例でも90点を取っていれば、残りは、50点平均でも合格点に達します。勉強会で相当にがんばってきた人であれば、事例Ⅳで90点がとれていれば、事例Ⅰ~Ⅲで50点平均以上をとることは、十分に可能であると思います。実際に再現答案をみせてもらっても、さほど大崩れしている解答でもありません。どれかの事例でD判定ということもありませんでした。

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 では、なぜ厳しい結果なのか。それは、やはり相対試験であるからなのだと思います。確実にできているという事例Ⅳであっても、他の受験生が同程度にできていた場合は、アドバンテージにならないということです。

 私は、純粋な得点というよりは、おそらく「偏差値に相当する値」が得点になっているのではないかと思います。つまり、4事例で、偏差値60(4事例の偏差値の合計が240)を取れば合格する試験なのではないかと。

 中小企業診断士は、財務の知識や技能が非常に重要です。それがあれば、有利でもあり強みでもあります。しかし、それだけではありません。組織・人事、マーケティング、生産技術、それぞれ重要であり、どれかが穴になるような診断士であってはなりません。

 財務ができればよいのであれば、会計士や税理士の方が受験すれば合格します。それであれば、診断士は不要ということになりかねません(有利であることには違いがありませんが)。特定の分野に強みがあることももちろん重要ですが、トータルで完成された診断士になることを目指したいものです。

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 得点開示の制度がありますので、先のような場合にどのような得点になっているのか、その結果も知りたいところです。「偏差値に相当する値」が得点になっていない限り、説明がつかないように思います。

 相手が強ければ強いほど、難しくなる試験。ほんとうに手ごわいですね。しかし、それだけに合格すれば、厳しい競争に勝ち抜いたことになりますからそれだけ誇り高いものです

 それではまた。

 

Terukinのプロフィール:

いわゆる「多年度受験」で2次試験は5回目にしてようやく「2014年度「中小企業診断士」に合格。1次試験の受験回数も数知れず。「合格するまで受験する」ことを信条に、モチベーションを維持し続けた。多年度受験で苦労している受験生にどのようにして合格に至ることができたのか。自身の経験から参考になることを伝えたいと考えている。

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