合格後に広がる世界。診断士活動とキャリアの変化 by はやと

タキプロ16期のはやと です。
今回は「合格後の診断士活動」について、私自身の経験をもとにお話しします。
結論からお伝えすると、診断士に合格したことで、仕事の仕方も、周囲からの見られ方も、そして自分のキャリアの可能性も大きく広がりました。
ただし、合格後の道は本当に人それぞれ。
企業内で活躍する方、副業を始める方、独立する方、協会活動を中心にする方など、さまざまです。
ここでは、ひとつの事例として「私の場合」をご紹介します。
目次
■ 合格前から“診断士的な仕事”をしていた
私はもともと 50社以上が連なるグループ企業 の中で、複数社の社長や事業責任者を務めていました。
日々の仕事はまさに診断士そのもの。
- 事業状況を診断し
- 課題を特定し
- 改善策を打ち
- 戦略的な意思決定をする
こうした役割を長年担ってきました。
ただ、あくまで実務ベースの経験だったので、体系的な裏付けが欲しいと思っていたのも事実です。
■ 合格が「信頼」を目に見える形に変えた
診断士に合格したことで、周囲の目は大きく変わりました。
- グループ全体の社長・役員からの信頼が増した
- 同僚からの相談や依頼が増えた
- 「専門家」としての意見を求められる場面が増えた
同じ仕事をしていても、「診断士」という肩書は確実に説得力を与えてくれます。
■ 合格直後、子会社の社長就任へ
診断士合格の翌春、私は 上場子会社の社長 を任されることになりました。
内示を受けてからは、
- 財務諸表の分析
- 各KPIの動き
- 過去の戦略・打ち手の整理
これらを徹底的に読み込み、就任前に“打ち手の棚卸し”を行いました。
ここでも、診断士試験で学んだ知識が本当に役立ちました。
「体系立てて状況を整理し、施策を構築する」というスキルは、まさに実務直結です。
■ 顧問依頼が2社から。世界がさらに広がった
社長就任から数か月後、診断士になった事を知った知り合いの企業から 顧問依頼が2社 来ました。
現在は、
- 1社:月1回の相談会(2~3時間)
- 1社:週1回、事業促進の壁打ち役
として関わっています。
受験前よりもはるかに世界が広がり、
「診断士資格が新しい縁や挑戦を呼ぶ」ことを実感しています。
■ 診断士活動の場は“会社の外”にも広がっている
診断士としての活動場所は、本当に多様です。
- 診断士協会での研究会
- 地元の支部活動
- タキプロのような受験支援コミュニティ
- 独立診断士との交流
- 企業の顧問・セミナー講師
- 行政案件 など
まずは気になる協会・支部に顔を出してみるのがおすすめです。
同期や先輩診断士との交流のなかで、自分がどんな活動をしていきたいのか、自然と見えてきます。
特に診断士の方々は総じて気さくでオープン。
普段の仕事では出会えないような優秀な人たちと繋がれるのも魅力です。
■ おわりに:診断士ライフは“広がり続ける”
診断士を取得して本当に良かったと思う理由は2つあります。
① 自分のキャリアの可能性が一気に広がったこと
② 出会いと学びが圧倒的に増えたこと
資格は「ゴール」ではなく「スタート」。
皆さんもぜひ、自分らしい診断士ライフを楽しんでください。
合格は人生の転機になります。
そしてその後の世界は、思っている以上に面白いですよ。
次回は、アラタ さんの登場です。
お楽しみに!
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