診断士活動1年目のゴールは「独立」でした by hey

タキプロ16期の hey(へい) と申します。
いよいよ明日2026年1月14日は、2次試験の合格発表となり、結果待ちの方は、気持ちの落ち着け方が難しいですね。
今回のブログでは、合格後1年間の私の診断士活動について記載します。
合格発表待ちの方も、勉強中の方も息抜きとして、気楽にお読みください。
■はじめに ~合格前の私の背景~
診断士としての活動は、人それぞれで、正解はありません。N=1の事例としてお読みください。
診断士試験勉強中に転職
私は、中小企業の成長を支援するにあたり事業承継やM&Aにも対応できるようになりたいと考え中小企業診断士を目指すようになりました。勉強を始めた時は、大手販促支援会社に在籍し営業や営業企画の業務に従事していましたが、試験勉強中に中小コンサルティング会社へ転職しました。理由は、コンサルティングの実務経験を積むためです。
実務では、勉強したことがそのまま役に立つ
転職先では、自力では金融機関から融資支援を受けられない企業の資金調達の支援業務に従事し、事業計画策定や金融機関との融資交渉を行っています。未経験でしたが事業計画を策定するために行うSWOT分析や収支計画の策定においては、診断士試験で勉強してきたことがそのまま役に立ちました。一方で未経験職種への適応は、大変な側面も多々ありました。
1年目の診断士活動の半分は勤務先での業務、半分は自主的な活動
上記の通り、すでにコンサルティング会社で勤務しているため、私の1年目の診断士活動の半分は勤務先の業務でした。
一方で、補助金申請、事業承継、M&A、創業支援など、興味関心はあるが勤務先では知見や経験を積むことが難しい分野については、職場以外の機会を活用することになりました。以下では、主に、勤務先以外の診断士活動についてお話しします。
■1年間の動き方(ダイジェスト)
3つの活動方針
私は、合格後の1年間の活動として3つの方針を掲げていました。
方針1:診断士の世界がどういうところか、自分で確かめる
方針2:良質な経験の量を増やす
方針3:師匠を探す
主な出来事(時系列)
※合格者が診断士登録までに行うことを太字、ピンクのマーカーは仕事や成果物が求められる機会。
1月:口述試験 (X(旧:twitter、以降Xと表記)上で呼びかけのあった懇親会へ参加)
2月・3月:実務補習、診断士登録申請、タキプロ参加
4月:東京都診断士協会城南支部への入会手続き、協会以外の診断士団体への入会
5月:診断士登録、各種研究会への参加・入会、補助金相談対応
6月:支部活動への参加、区会への入会
7月:研究会での発表、創業セミナー講師養成講座受講
8月:Xのつながりで同期会に参加
9月:研究会での発表、補助金・助成金申請支援業務
10月~11月:創業セミナー講師
所属している研究会や団体
※関与の仕方や活動には濃淡があります。
■東京協会城南支部
<支部活動>城南博覧会運営委員(城南支部主催の年1回の会員向けイベントの運営)
<研究会>(有志が集まって行う勉強会)
事業再生実務研究会、スモールM&A研究会、財務診断研究会、事業承継実務研究会、
人材育成・組織開発研究会
■東京大田中小企業診断士会
■せたがや中小企業経営支援センター
■診断士ドットコム
■一般社団法人 中小企業戦略研究所
■登録申請まで
二次試験合格者が中小企業診断士として登録するためには、二次試験合格日以降3年以内に以下1)または、2)の実務要件(15日以上)を満たし申請をする必要があります。
1)登録実務補習機関が行う実務補習を受講したこと
2)中小企業者に対する経営の診断助言業務または、経営の窓口相談業務に従事したこと。
私は、中小企業診断士協会連合会(以降、協会と表記)の行う実務補習8日と、残り7日は本業の支援先の業務で要件を満たしました。民間で実務従事を提供する機関もあるためどの機関を活用するか迷いましたが、Xで協会の実務補習と民間の実務従事どちらがよいか相談したところ、協会の実務補習をお勧めされる回答をいくつかいただいた(このテキストのリンク先は、当時相談したときのポストになります)ため、協会の実務補習を選択しました。実際に協会の実務補習を受けて良かったです。理由は、実務補習でご指導いただいた内容に満足できたこと、指導員の先生や同期の方との繋がりができたこと、診断士登録の際の共通イベントとして先輩の診断士の方も含めて話題に上がったときに共有できるためです。
余談ですが、私は受験生時代に力試しのために「まなび生産性」の実務従事プログラムに参加したことがあります。オンラインで完結できること、全国の参加者とつながれる、指導員の先生の的確なフィードバックを得られる、プログラム終了後もDiscordで全国の診断士の方とのコミュニティーに参加できるといった利点があり、とてもお勧めです。
■合格後の一番の変化は、機会が広がること
合格直後の私の興味関心は、 「診断士って実際何をやっているのか?」、「どんな人がいるのか?」、「合格した自分には、どんな可能性があるのか?」ということでした。
そうした疑問を晴らすために、興味のある場には積極的に参加しました。私が活用した機会としては、X(旧:twitter)上でつながった同期との集まり、タキプロ、協会及びその支部、行政区単位である区会、その他若手診断士が集まる団体など様々な集まりがあります。実際に参加すると刺激も受けますし、情報交換、仕事につながることなどもあります。
各団体それぞれ良さがありますが、中小企業診断士協会への入会は、優先的に検討されることをお勧めします。私は、東京都中小企業診断士協会の城南支部に所属しています。支部の活動が盛んで、高品質なセミナーが多数開催されていたり、研究会などもたくさんあります。活動に参加することで多くの先輩方と交流することができ、様々な情報や学びを得られています。私の入会した東京協会の場合は、入会金3万円と年会費5万円(入会月により月割り)の費用は発生しますが、受けている恩恵の方が大きいです。師匠と呼べる偉大な先輩にも出会うことができました。※地域により、活動内容などは異なると思いますので、ぜひ同じエリアの先輩診断士の方とつながりをもち情報交換をしてみてください。
■良質な経験の量を増やす
前半は、かなり風呂敷を広げて様々な場へ顔を出すことを行っていましたが、活動を行うほど、実際に仕事の機会や、研究会での発表など成果物を求められる状況になります。そうすると負荷が高まり、キャパオーバーになります。注意していただきたいのは、その時は、優先順位付けを行い、取捨選択しましょう。大事なのは、アウトプット品質を落とさないことです。なぜなら、診断士の仕事は、アウトプット品質がすべてだからです。顧客でも、先輩の診断士の先生方であっても、手を抜くやつだと思われると、ずっとそういう目で見られ、もう二度と仕事を振られることはなくなってしまいます。そのため、アウトプットを伴うときは、一期一会の精神で全力で取り組まなければなりません。そうした真剣勝負の中にいると周囲の診断士の方々との差を痛感させられ、落ち込むことも多々ありますが、覚悟を持って、プロとしてやりきることが自分自身を成長させてくれます(そう信じています)。
■やりたいことは外に向けて発信しましょう
診断士としてやりたいことがある方は、合格したら、ぜひ合格したことを発信しましょう。そして、やりたいことがあれば、それを人に話すようにしましょう。
私は、合格し診断士に登録したことをFacebookに投稿しました。その投稿を見た従妹から、勤務先で補助金申請したいから手伝ってほしいと相談が入りました。
また、仲の良い診断士の同期に独立を考えていることを話したところ、独立につながるお仕事の話をいただき、2026年2月に独立することになりました。たまたま、運がよかったのですが、自分から発信しない限り、他の人が私のやりたいことを知るすべはありません。
ぜひ、みなさんも自分がやりたいことや、どんな診断士になりたいかなどは、発信してみてください。
■おわりに
いつもタキプロのブログをお読みくださっているみなさんの合格を心よりお祈りしています。
次回は、Zaki さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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