事例Ⅱフレームワークを身体に馴染ませる by hey

中小企業診断士試験事例Ⅱ試験対策記事

タキプロ16期の hey と申します。

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■はじめに

はじめてのブログのため簡単に自己紹介いたします。

HN:hey
職種:中小建設業向けのコンサルティング会社で資金調達の業務
受験歴:1次試験2回、2次試験2回(令和6年度合格)
勉強時間:1次1700時間、2次800時間
勉強方法:1次は独学、2次はまなび生産性向上の個別指導や事例Ⅳ特訓を受講

今回は、事例Ⅱの得点が伸び悩んだ私が、安定的に60点前後の得点を獲得することができた取り組みをご紹介します。

ちなみに、私の事例Ⅱの得点は、1回目(R5年度)が59点、2回目(R6年度)が62点でした。
事例Ⅱで得点が伸びない方のお役に立てば幸いです。  

■私の事例Ⅱの勉強方法

過去問を解いて「ふぞろい」で採点し、書けなかった要素がなぜ書けなかったのかの要因分析を行い、再度解きなおすという方法です。得点が90点を超えるところを目指して、問題によっては3、4回程度解きなおすこともありました。

■事例Ⅱで問われていることと回答すべきことは何か?

事例Ⅱで問われていることは、ざっくりいうと以下の2つです。

1.現状分析(SWOTや3C)

2.施策の提案

  もう少し詳しく説明すると、

  変化した外部環境に対応し、新たな機会を獲得し売り上げを拡大するための

  ・プロダクト戦略

  ・プロモーション戦略

  ・コミュニケーション戦略

   の提案です。

「1.現状分析」で回答すべきことは、

SWOTであれば、強み、弱み、機会、脅威、3Cであれば、顧客、競合、自社(強み、弱み)の要素を、与件から抜き出して記載すれば大丈夫です。ただし、設問でどの時点の現状を聞いているのかは、注意が必要です。

「2.施策の提案」については、「だなどこ」のフレームワークを意識して、聞かれていることに回答します。これらの問題に解答することは、つまり、社長に対して、プロダクトやプロモーション、コミュニケーションの打ち手を、期待できる効果を踏まえて提案することです。

■私の得点が伸び悩んだ原因

「1.現状分析」の問題は、問題演習を行い慣れることで得点は安定的にとれるようになりました。

しかし、「2.施策の提案」について、解答要素が不足することが発生しがちでした。

漏れる解答要素は、設問によりまちまちですが、特に多かったのが、プロダクト戦略が問われる設問で、「誰に」のターゲットが漏れたり、コミュニケーション戦略が問われる設問で、「どのように」の方法として、「双方向コミュニケーション」や「顧客ニーズの収集」といった言葉が出てこないことが多かったです。

事例Ⅱは、現状分析や戦略もですが、解答要素全体が「だなどこ」のフレームワークを使うなど、フレームワークに踊らされていて使える状態になっていないことが、私の課題としてありました。

■どのように克服したか

過去問演習を数年分こなし、事例Ⅱで問われていることや解答しなければいけない要素が把握できるようになってきた頃、自分の中にある事例Ⅱのイメージを図にして書き出してみました(添付の画像)。図式化したことで、事例Ⅱで使うフレームワークが身体に馴染んだ感覚が生まれました。

Screenshot

馴染んだってどういうこと?と思われるかと思うので、もう少し説明します。

施策は、「戦略」、「強み」、「方法・内容」の組み合わせでできていると思います。

「戦略」は、「誰に」(新規顧客 または、既存顧客なのか?その中のどのような人か?)に該当し、

「強み」は、「何を」に該当し、

「方法・内容」は、「どのように」(プロモーションやコミュニケーション)のことです。

事例Ⅱでは、これらの要素が絡み合って施策になります。このことが腹落ち、納得できたことを身体に馴染んだと表現しました。

事例Ⅱが苦手だなと感じられている方は、この図を写すのではなく、ぜひご自身のイメージを書き出して、それぞれの要素のつながりを図式化してみてはいかがでしょうか?

ちなみにこの図は、結果的には、私の事例Ⅱのファイナルペーパーになりました。

■おわりに

次回は、zaki さんの登場です。 

お楽しみに! 

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