1次試験直前期に伝えたいこと by ジェイ

こんにちは、タキプロ16期の ジェイ　と申します。

■試験直前の受験生の皆様へ
■直前期の過ごし方（体調管理・睡眠）
- 試験直前期は“体調管理”にも留意する
- 試験前日はしっかりと“睡眠”をとる
■試験当日のポイント（時間配分・試験会場・解答速報）
■おわりに

■試験直前の受験生の皆様へ

今日で7月も終わり、1次試験がいよいよ今週末に迫ってきました。
初受験・合格科目の免除がある・再スタートの方など、様々な状況で受験される方がいると思います。
私は保険受験を含めて1次試験を2回受験していますが、過去の自分を振り返ると、この直前期は緊張と焦り、そして「あともう少し勉強したい」という不安な気持ちが交錯していました。
そこで、ここまで頑張ってきた受験生の皆様へ、直前期に伝えたい「最後の過ごし方」や「試験当日に気を付けたいこと」を、私の実体験も交えながらお伝えします。

■直前期の過ごし方（体調管理・睡眠）

試験直前期は“体調管理”にも留意する

私は令和5年度の1次試験9日前に新型コロナを発症し、直前期の1週間程度は計画通りに勉強もできなかった経験があります。試験本番までには回復しましたが、数日発症が遅れていたら受験することもできない状況だったことを思うと、どれだけ勉強しても、当日元気じゃないと受験することができなくなったり、力を発揮することもできないということを痛感しました。
今年の夏は、猛暑のあとに気温が下がる日もあり、体調を崩しやすい不安定な天候が続いています。知らず知らずのうちに体力を消耗している可能性もありますので、残りの数日間は意識的に体調管理にも気を付けるようにしてください。

試験前日はしっかりと“睡眠”をとる

ありきたりなことですが、試験前日はしっかりと睡眠をとりましょう。
1次試験は短時間で設問文を読んで、これまで勉強してきた知識を使って正しく判断する力が問われます。「追い込み型」で、夜中まで詰め込む方もいるかもしれませんが、睡眠不足のままだと思考力が落ちてしまいます。
中には判断に迷う選択肢の問題もありますが、普段なら正解できる問題が寝不足のせいで正しく理解できずに不正解になったり、時間内に解き切れなかったりしたらショックですよね。

時間を割いて勉強をしてきた人ほど「緊張して寝付けない」こともあると思いますが、スマホや勉強から離れて目を閉じて横になることで、脳や身体を休ませることに効果があるようです。

■試験当日のポイント（時間配分・試験会場・解答速報）

”試験時間”を意識する

1次試験は全7科目で、全てマークシート方式です。また、全問正解ではなく、6割正答すれば合格できる試験です。

①1問に固執せずに、全問解き切る

勉強したことがない設問が出たりする「想定外」のことが起きることもあると思いますが、試験特性を理解してわからない問題に長時間固執せず、まずは一通り全問題を解き切ることが重要です。
2～3択に絞って悩むことがあっても、「悩みすぎない」とか「試験開始後●分の時点で▲問解く」といった目安の自分ルールを作っておくと、試験中でも冷静に判断できると思います。

②空欄を作らない

「後で解こう」と空欄にして次の問題に進んでしまい、そのままタイムアップしてしまうのは避けなければなりません。迷ったりしても一旦、仮解答をマークしてから次の問題に進み、時間が余ったときに解き直して空欄を作らないようにしましょう。

試験会場”あるある”に備える

休憩中にトイレが混んで行列ができるのは、どの会場でも同じようです。今年の会場にもなっている東京流通センターでは、係員が空いているトイレの場所を案内していたので、アナウンスを聞くと並ぶ時間を短縮できるかもしれません。
また、会場によっては冷房が強い場合もあるようです。冷え性の方は、温度調節できる服装と良いと思います。

周りの受験生がすごく見えても気にしない

試験会場で周りの受験生がとても賢そうに見えますが、これも“試験あるある”です。
皆、びっしりと書き込みやマーカーが引かれている参考書を持っていますが、周りは気にせず自分のベストを尽くすという気持ちで大丈夫です！

全科目終了するまで解答速報は見ない

1日目が終わった後、SNSやネットで解答速報が出回りますが、一喜一憂しないよう2日目（自分の受験科目終了まで）が終わるまでは見ないようにしましょう。
結果が良かったとしても終わった科目のことですし、悪かった場合は次の受験科目の集中力に影響してしまう可能性があります。
全日程が終わるまで、目の前の科目に集中しましょう。