自分に合う勉強道具を探す by ジェイ

タキプロ16期の ジェイ と申します。
今回は「勉強道具」をテーマにお伝えします。2次試験対策が中心の内容になりますが、受験生皆様の参考になれば幸いです。
タキプロ16期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!
■はじめに
私は2次試験2回目の受験で合格することができましたが、1度目の受験で不合格になった後、「合格の可能性を高めるためにはシャーペンやマーカーの勉強道具選びも重要なのでは?」と感じました。
前回の「自分流の解答プロセス」を確立させるでも記事にした通り、私は与件文を読みながら理解するスピードが遅く、残り時間が少なくなるににつれて焦ってしまうことがありました。これをリカバリーして合格の確度を高めるためには、ムダを排除して時間を作り出すことが課題で「握りやすくて手に負担が少ないシャーペン」や与件文を1回で理解できるような「マーカーの色付け」等が必要だと思ったのです。(与件文を2回読むスタイルもあるようですが、私には到底無理でした💦)
社会人になって文房具に触れる機会が激減していましたが、家電量販店に行ってみると充実した機能付シャーペンの多さに驚きました。2次試験の80分間はあっという間に過ぎていくので、限られた時間内に大量の情報を理解・整理して解答を導き出して解答用紙に書き切るために、自分に合った道具を使用することも検討してはいかがでしょうか。「小さな工夫」ですが、自分に合った勉強道具を使用することは手指の疲労軽減や集中力の維持にもつながると思います。
■1次試験に利用した勉強道具(筆記用具)
1次試験はマークシート形式のため、塗り潰しやすいようシャーペンの芯が太いものがおススメです。
■2次試験に利用した勉強道具(筆記用具)
▼シャーペン
2次試験は1日がかりの長丁場なので、手首や指が疲れにくくスピード記述しやすいものがおススメです。事例ごとに使い分けるのもありだと思います(例:事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳ)。
私はネットで評判の良かった自動芯出し機能を有する「ぺんてる社のオレンズネロ」を購入して使用していましたが、最終的には自分の手にフィットしてスピード記述に合ったグリップの太いノック式シャーペンを採用しました。自動芯出しは便利な機能でしたが、スピード記述が難しかったためです。
▼シャーペン芯
太さは0.3mmか0.5mmのどちらかが良いと思いますが、芯の太さとHB・B・B2等で硬さ(折れやすさ)も変わってくるので自分の筆圧を考慮して決めると良いと思います。ちなみに私は筆圧が強いためか、0.3mmだとポキポキに折れてしまったので0.5mmのBを使用しました。
▼マーカー
設問解釈や与件文を読む際、設問毎やSWOTに分けてマーカーで色付けすることが多いと思います。私は当初、設問ごとにマーカーで色分けしていましたが、設問は多いと5~6個になることがあり、握り変える際に集中力が落ちてしまったのでマーカーの種類を減らすことを検討しました。そこで、まずは設問毎の色分けからSWOTの4色分けに変更しました。次に1本4色のマーカーを探しましたが、見つけることができなかったため、最終的には0.5mmの4色フリクション1本を使用することにして握る変える作業を省略可しました。結果として、時短と集中力向上につながったと思います。マーカー仕様に近い0.7mmか1mmもあれば良かったのですが、グリップが太くなりすぎてしまうためか1本1色しか見当たらず断念しました💦
このように私は色々な勉強道具を試しましたが、中にはマーカーで色分けせずにシャーペン1本で解く受験生もいるようなので、自分にフィットする勉強道具と使い方を是非、見つけてください。
なお、勉強道具ではありませんが、おまけ道具として試験当日にセロハンテープを準備していくこともおススメです。試験当日、受験票を机上に置いておく際、セロハンテープで机に張り付けてセッティングすることでズレることがなくなり試験に集中することができるので、是非、検討してみてください。
■試験対策として利用した勉強道具(書籍・教材)
試験対策に使用した書籍(教材)にも触れてみたいと思います。
私は片道1時間以上の電車通勤があったり、宿泊を伴う出張もあったため平日は自宅での勉強時間を多く確保できませんでした。そこで、1次試験対策では移動時間や出張時に重い書籍を持ち出す必要のないスマホ(タブレット)でのオンライン学習を活用しました。一昔前はDVD講座や紙ベースの教材しかなかったので、毎日の通勤時間にスマホで気軽に勉強できる環境はとても有難かったです。
1次試験対策の教材には、比較的安価で隙間時間に学習することができるスタディングを使用しました。スタディングは学習単元ごとに「動画授業➡過去問演習」がセットになった構成で、進捗状況もリアルタイムで反映されて現在の実力が得点として「見える化」できるため、オンラインの一人学習でもモチベーション維持と学習管理に役立ちました。5月頃に全7科目の講座学習を一通り終えると、スマホでひたすら過去問を解くことに移行し、最終的には過去問5年を3周しました。基本的に紙ベースの参考書や過去問を使用することはなく、スタディングのスマホ教材のみを使用しました。私と同じように自宅でまとまった時間を確保することはできないけど、通勤等で時間がある方はオンライン学習を検討してみてはいかがでしょうか。
一方、2次試験対策は1次試験対策とは違って過去問を解くのにまとまった時間が必要でかつ、解答を文字として書き出す作業も必要になるので、スマホでのオンライン学習には限界がありました。そこで勉強スタイルを自分なりに再設計し、事例Ⅰ~Ⅲは土曜・日曜に過去問を解いて平日の通勤時間に振返りを行うようにしました。その際、留意したことは複数の教材を入手して解法(解説)と解答例を比較することです。1度目の2次試験終了後に各予備校等の解答例が異なっていたため、多くの考え方に触れたいと思ったからです(あくまでも個人的な見解です)。
事例Ⅳ対策には「過去問」と「30日完成」を使用しました。「過去問」は土曜・日曜に解いて、そのまま振返りまで行いました。平日は「30日完成」を利用しました。1問が10~20分程度で解ける内容になっているので、毎日、解き続ける習慣を付けるのに役立ちました。色々な人が情報発信していますが、自分自身の体験からも事例Ⅳは毎日、解き続けることで解法定着につながるので問題集の購入をおススメします。
■おわりに
今回は勉強道具について紹介させていただきました。受験生の皆様の参考になれば幸いです。
次回は、ジョー さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])
