9月下旬・残り約1カ月の2次対策 byたーりー

こんにちは!タキプロ16期の たーりー です。3回目の投稿となります。
2次試験まであと約1カ月となりました。受験する方はそれぞれの方法で準備を進めていらっしゃると思います。
今回は、私が昨年の9月下旬から最後の1カ月、力を入れて準備をしたことについて書いていきます。
それは、「手書き対策」です。
少しでもご参考になれば幸いです。
■入力から手書きにモードを変える
2次試験の過去問は手書きで解答を書くのが当然だと捉えている方も多いかもしれません。でも昨年、独学で勉強していた私はそれがわかりませんでした。
平日の主な勉強場所は、朝晩の通勤電車の中。2次試験に向けては、スマホのメモアプリに過去問の解答を打ち込んでいました。
普段、会社では1日中パソコンで文字を打ち込み、プライベートでやり取りするのはLINEのチャット。文字は紙に手で書くものではなく、スクリーンに入力するもの。
そんな自分にとって、2次試験対策をスマホで進めるのはとても自然なことだったのです。
それで十分対策を進められると思っていたのですが、9月に模試を受け、考えが変わりました。
1日に4科目、解答を書き続けることの大変さを痛感したからです。
そこからは出来る限り手書きで解答を書く練習を重ねることにしました。
■手書きによる物理的・精神的な負担を知る
2次試験は、1科目当たり500文字ほどは解答を書きます。メモを取ったりすれば、それ以上です。1日で2000文字~2500文字は書くことになるでしょう。
普段ほとんど文字を手書きすることのない私にとって、これはなかなか大変なことでした。手書きの練習を始めてすぐ、手首に腱鞘炎のような疲れと痛みを感じるようになりました。
事前に疲労の度合いを知り、それでも1日乗り越えられる自信を持っておくこと。小さなことかもしれませんが、本番で後半の事例IIIやIVを迎えたときに予想以上の疲れを感じてしまうと焦りにもつながりかねません。
最後の1カ月、私は週末に複数の事例を過去問で続けて解き疲労度を肌感覚で知る、ということをしていました。
■書きたい漢字を手書きで書けるようにする
スマホやパソコンでの文字入力では、打ち込んだ文字の変換候補から正しい漢字を選びます。ちゃんと選択できれば、正しい字を入力することができます。でも手書きの場合、ちゃんと「書けるように」なっておく必要があります。
ひとつ私の恥ずかしい話をご紹介します。
手書きで解答を書く練習を始めた頃、「託児所」と書きたかったのに「託」の字がうまく思い浮かばず、代わりに「詫」と書いてしまいました。思っていたよりもずっと漢字が書けなくなっているのだと実感した出来事でした。
過去問の練習を繰り返すと、だんだんよく使う表現が出てきます。少なくともそうしたものについては、しっかり漢字を使えるようにしておきましょう。
■手書きで解答を直す大変さを把握する
手書きと、スマホやパソコン入力とではもう一つ大きな違いがあります。手書きだと、解答を直すのが段違いに大変なのです。
2次試験の本番では、解答用紙のマス目が7mm四方の大きさだと言われています。意外とマス目が小さいです。
そこに文字を書き込みながら解答を作っていくのですが、どうしても途中で直しが必要になることがあります。制限文字数との関係で解答を膨らませたり減らしたりしたい場合、解答の組み立てを変えたい場合、字を書き間違えてしまった場合、そして別の設問との兼ね合いで解答内容を変えたくなった場合などです。
スマホやパソコンであれば、文の途中で文字を追加したり削除したりすることは何の不自由もなく行えます。でも手書きだとそれがかなり大変になります。この点をしっかり認識して本番に向かわなければなりません。
限られた試験時間の中で、なるべく解答を書き始めたら直さずに完成させられるようにするにはどうすればよいのか。頭の中やメモ書きでどの程度までまとめてから書き始めるのか。自分なりのスタイルを作っておくのは、大切なポイントのひとつだと思います。
また、小さなマス目の狙った部分をきれいに消すためには、使い古しの丸くなった消しゴムではなく、角の尖ったものの方が便利です。新しい消しゴムを用意しておくのも、本番対策となるでしょう。
■おわりに
今回書いたことは、基本中の基本かもしれません。でも昨年を振り返ると、自分は最後の1カ月、過去問の解答をスマホ入力から手書きに変える決断をして本当によかったと思います。本番での余計な焦りや減点を多少なりとも防ぐことにつながったはずだからです。
今年の2次試験まであと約1カ月、ひとつでも参考になるようなことがあれば嬉しいです。
次回は、MaCs さんの登場です。
お楽しみに!
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