独学派の関門!?1次「中小企業経営・政策」の体験談 by いしーちゃん

こんにちは

こんにちは!
いしーちゃん@タキプロ11期です。
私の回では、独学・一回合格のコツや失敗談など書いていきます。

自己紹介・点数・体験談などの前回記事はこちら 自己紹介@いしーちゃん

はじめに

世の中では新型コロナウイルスが猛威をふるっています。
会社や学校などでイレギュラーな出来事が続いていて、日常生活に支障をきたしている方も多いかと思います。

しかし!こんな時こそ、士業を目指す者として、成長のチャンスがあるのではないでしょうか。
定例的な業務や、役割などが果たせない今だからこそ、まったく新しい何かを出来るかもしれません。(不要不急の外出をしなくても)

コロナのような、世界中に影響を与える出来事の後には、社会構造の変化が起こるといいます。
9.11の同時多発テロの後には、ハイジャックなどの対策が強化されました。
3.11の震災の後には、日頃の備えの重要性や、インフラ設備の設計の考え方が変わりました。
リーマンショックの後で、企業は内部留保を貯め込み、リスク減少に取り組みました。

今回のコロナでは、新型の病気に対する政府対応の仕方が整備されると思います。
一般企業においては、テレワーク体制やBCP(事業継続計画)の整備など、不足していたことが浮き彫りになり、重要性を認識した経営者がとても多いのではないでしょうか。

診断士試験に合格した我々や、診断士を目指す受験生の方も、困っている中小企業の経営者にできることはないか、自分の周りに新しい風を吹かせることはできないか、見つめる機会なのかもしれないと感じる今日この頃でした。

と、偉そうなことを書きましたが、自分自身は何も出来てません。(なんだって・・)
なので、友人にZOOMの使い方を教えるとか、身近なことから初めていこうと思います。

受験生の皆様は、コロナが落ち着き、試験が実施されることを信じて、学習を続けてください!

中小企業経営・政策について

さて、今日のテーマは1次試験「中小企業経営・政策」についてです。

私自身は1次試験の「中小企業経営・政策」の点数が、7科目で唯一6割未満の「44点」で、ギリギリ足切りを免れた程度なので、私の勉強の仕方だとこうなるよ、といった反面教師的な目線で読んで頂ければと思います。

使用教材は、TACから出版されている「スピードテキスト」、「スピード問題集」、「中小企業白書」、「小規模事業白書」でした。
中小企業白書は、下の中小企業庁のHPからダウンロードできます。
中小企業白書

ダウンロードしたPDFはiPadに入れて使用しました。

では、私の試験勉強法を紹介します。

①スピードテキストを一周とりあえず読む
②白書をふわっと読んでみる
③スピード問題集を一周やる
④スピード問題集の間違えた問題を二周やる

以上です。(勉強を始めたのも、試験の1ヶ月半前くらい)
それはそんな点数になりますね。

そもそも、独学だったため、「経営・政策」に関しては、何を勉強したら良いのかさっぱりでした。
・白書を読んでも、何が重要なのかわからない
・対策ブログを読む限り、過去問を覚えることに意味はなさそう
・ならば、短期集中でスピード問題集だけ暗記して挑もう!
と、なんの戦略もない一夜漬けみたいな状態でした。

試験直前に気が付きましたが、中小企業政策に関しては、純粋な暗記というよりも、他の科目のように理解が必要なものでした。
しかし、もう時間がなく後の祭り。結局意味を理解せずに内容を無理やり頭に詰め込んだ状態で試験を迎えました。

試験が終わって予想解答で答え合わせをしてみると、あと2問で足切りという状態。結果発表日に番号があるのを見て、ホッとしたのを覚えてます。

そんな後悔を踏まえて、思うこと。

・中小企業政策は、時間をかけて中身まで理解する

中小企業政策の内容は、2次試験にはほとんど必要ありませんが、実務補習やそのあとの実務に必須の知識が多いです。
むしろ、これが診断士の業務なのでは?というくらい。

試験対策としても、理解をしておくと対応出来るし、試験後にも役に立つと思います。
一夜漬けではなく、他の科目のように、自分の中に落とし込んでいくといいです。

・中小企業経営は、イメージで理解。グラフは自分で書いてみる

中小企業経営は、近年の中小企業の実情を答える科目です。
その中でも私の試験勉強で唯一役に立ったのが、グラフを書いて覚える、です。

スピード問題集で間違えた問題に関して、企業の割合の円グラフや推移のチャートなどを実際に書いて覚えました。
ただ見て覚えたり、文字を書いて覚えるより、グラフを書いて覚えることで、割合のイメージが身につきます。
これは試験を解いている途中でも頭で再生されて、自信を持って答えることができました。

また、実際の中小企業で知っている業界のことが出てきたら、その社員さんなどと結びつけてイメージするのも有効でした。
「確かにあそこは後継者がいなくて悩んでいたなー」などの想像ができれば、いただきです!

最後に

私は苦手意識があってまともに取り組んで来なかった「中小企業経営・政策」。
ですが、試験に合格してからもう一度参考書を開いてみると、役に立つ情報の宝庫でした。

経済産業省から出ている、コロナの影響を受けている事業者の方向けの支援策でも、見覚えのある単語がたくさん並んでいます。
新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ

実際の経営者の方に対して今どんな支援が出来るのかを考えるのも、試験勉強になるかもしれません。

明日は『ガク』さんの記事です。お楽しみに!

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【現時点の令和2年度中小企業診断士試験の実施予定について、中小企業診断協会から告知がありました。詳しくはこちらのページから】

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