【すれすれなるままに。ストレート合格体感記】/ささたか

はじめまして。ささたか@タキプロ10期です。
これから一年間、どうぞよろしくお願いします。

【自己紹介】

年代/性別:40代/男性
職種:小売業会社員
受験歴:1次1回、2次1回
勉強時間:1次800時間、2次200時間
勉強方法:1次TAC通学、2次TAC通学+MMC通信
得意科目:1次企業経営理論、2次事例Ⅳ

小売業勤務の40代中盤(男)。これまで純度100%、右脳頼みの仕事をしてきたためか、ビジネスの基本的なこととか、経営のこととか、決算書の読み方さえも、あまり理解せずに、突っ走ってきてしまいました。

そんななか、ここ数年仕事に色々行き詰まり、なにかとてつもなく勉強したい衝動に駆られ、中小企業診断士の資格に出会い、2017年10月から勉強をスタート。運も味方し、ストレート合格することができました。

勉強方法は、TAC通学+MMC通信が中心。これだけでもかなりの投資額だったのですが、後悔したくない!と、その他にも山ほどの参考書や問題集を、購入&立ち読み・チラ見。加えて、タキプロのブログはじめ、様々なブログにも目を通して情報収集しました。
ちなみに、TACを欠席したのは仕事でどうしても行けなかった2回だけ。診断士試験は途中で脱落してしまう方も多いと聞くので、通学の場合、頑張って通うことも大事な要素だと思います。

だけど結果はあまり偉そうなこと言えず、1次423点(法務加点後431点)、2次244点。
あと一問のミスや、少しの油断、あきらめ、で不合格となっていた、すれすれ合格から、ブログタイトルを「すれすれなるままに」にしてみました。

試験には合格しましたが、元来、感覚で生きていて、人に勧められる受験メソッドもなく、14ヶ月の受験勉強で感じたことを綴る感想文になるのでは、と不安もありますが、ストイックすぎず、ゆるーい感じのブログもあっていいかなと思うので、「これくらいでも合格の可能性、あるんだね。もうちょっと頑張ってみよう!」という気持ちを、一人でも多くの方に持って頂けたら嬉しいです。
勉強ベースがTACだったので、TAC回りの教材を参考にしながら、見聞きした様々な情報を編集してお送りしていきます!

【1次試験全般について】

1次は423点だったので、超ギリでした。経営と財務は40点台と惨敗。自分を救ってくれたのは、情報、法務、中小でした。ちなみに、2次は事例Ⅳがハネたので、財務が超不得意という感じではなかったのですが、、、。

そんななか、1次勉強の全体戦略としてオススメなのは、『ベースアップ戦略』です!

要は、「苦手は極力つくらない」で、最後まであきらめず、全科目底上げしていくということです。
ご存知の方も多いと思いますが、去年は法務が難化、その前は情報や運営が難化するなど、1次は年によって、科目間の難易度の変化が激しく、超得意科目があるけど、超苦手科目もある、という状態はリスクが高いなと感じました。

40点台が3科目を超えてしまうと、他の科目は70点台を狙わないといけなくて、ストレートで全科目70点台を狙いきる勉強は、内容的にも時間的にも、勉強が結構しんどいなと思います。
それよりも、全科目で60点を目指す勉強をしていき、自分の得意科目は、易化したらボーナス科目、難化しても60点を確保して他の易化した科目が万が一苦手でも60点を狙う。そんな戦い方のほうが、診断士の1次試験にはマッチしているのでは?と思います。
苦手科目は人それぞれだと思うので、克服のための一助として、タキプロブログやタキプロセミナーもぜひ活用してみてください!

【運営管理】

初回だったため、前段を少し長くしてしまいました。
今日のお題として与えられていたのは、本当は、『運営管理』でした。

私が基本にしていた勉強の要点は、『理解』『暗記』『問題集』の3点セットです。特に1次試験のベースは、『暗記』だと思っています。覚えないことには始まりません。次に「暗記」定着のために、『問題集』をこなしてアウトプット。そして、どうにもこうにも暗記できない事柄を中心に、『理解』を助けるためのインプット材料を探す。その繰り返しを徹底しました。

「運営管理」は大きく、「生産管理(生産)」と「店舗・販売管理(店舗)」に分かれます。私は、仕事が小売業ということもあり、「店舗」は比較的得意。逆に、「生産管理」は、工場のイメージが全くできず、最後まで苦手でした。なので、勉強時間の割合は、「生産7」:「店舗3」くらいでした。これも皆さんの就いている業種によって配分が異なると思います。
まずは、「生産」と「店舗」でどっちが苦手で、勉強の力点をどう置くかのジャッジが大事だと思います。

「生産」がやっかいなのは、2次試験事例Ⅲでも登場してくるため、「暗記」だけで1次を乗り切っても、「理解」が足りないと、2次の記述で苦戦する可能性が高いという点です。実際、私は、1次はなんとか暗記で乗り切ったのですが、本質を理解していなかったため、去年の事例Ⅲのなかでも簡単だと言われた、マンマシーンチャートの問題さえもうまく答えられず、散々な結果でした。

そんな私ですが、受験を終えてみて、「生産」を理解する上での急所は、
「生産管理=生産計画+生産統制」を理解すること、だったと感じています。

もう少し言うと、「生産」の経営資源である「4M(Man、Material、Machine、Method)」を、効果的・効率的な「生産管理(=生産計画+生産統制)」によってうまく活用して、適切な「Q(Quality)」「C(Cost)」「D(Delivery)」につなげる
この「生産」の大きな幹をストーリーとして抑えられたのは、2次試験のギリギリ間際でした。もう少し早く急所がつかめれば良かったと思います。

5SやECRSも、様々な生産方式も、SLPも、在庫管理の方法も、IEも、基本すべて、効果的・効率的な、生産管理(つまりは生産の計画と、生産の統制)のための手法や考え方です。
手法や考え方は暗記でもいけるのですが、このへんの根幹を理解してブレイクダウンしてまとめていく発想がちょっと足りなかったな、細かい所からの暗記に終始してしまったな、と反省しています。

私と同様に、「生産」の科目が苦手な方は、この急所を意識して、大っきい所を理解していただきながら、細かい暗記項目をまとめて頂くと、結果として1次のみならず、1次の先にある2次にも役立つかもしれません。「生産」は暗記すべき点も多くて大変なのですが、ぜひ頑張ってください!

最後に、「店舗」のほうですが、「生産」と違ってイメージが沸きやすいので、超苦手という方は少ないんじゃないかと思います。去年は、福袋を作る問題とか出て、私は仕事柄、何回も実際に福袋を作ったこともあり、「これ間違ったら、会社クビだな。」と違ったプレッシャーを感じながら解いてました。

「店舗」の学習でちょっと苦手だなと感じたのは、福袋の問題もそうですが、「計算問題系」「物流」「システム」でした。しかしながら、「生産」に比べると、「暗記」と「問題集」の往復で理解が進む所だと思うので、あきらめずにこなしていくことが重要と思います。
また、都市計画法等の「法律系」は、まさに「暗記」の王様で、ラストスパート直前期にガーっとやるので良いと思います。今の時期はもっとやることがたくさんあると思いますので。でも、これで毎年2,3問出るので、やはり「暗記」が1次のベースだと信じて頑張りましょう!

明日は、Tommyさんの登場です!
お楽しみに!!

〜タキプロ春セミナー〜
■開催日:3月21日(木/祝)
■時間:13:00〜16:30(懇親会:17:00〜19:00)
■場所:月島区民館
■会費:1000円(懇親会:4000円程度)
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