実務補習の心構え(5日間コースを受けてみて)/ささたか

あけましておめでとうございます。ささたか@タキプロ10期です。自己紹介はこちらから。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
実務補習を申し込まれた方は、あと1ヶ月ほどで最初の日程が始まりますね。楽しみな方、付いていけるか不安な方、色々な想いだと思いますが、難関の診断士試験をパスした皆さんです、知識面はまったく問題ありません。大丈夫です。
そんななか、実務補習を受ける上での、簡単な心構え編を今日はまとめてみました。この1年間の自分への自戒の念も込めていますが、少しでもみなさまにも参考になれば幸いです。※私は、5日間コースを受講したので、15日間コース特有の雰囲気は、別のタキプロメンバーのブログを是非見てみてください。

【心構え1】チームメンバーをリスペクトしよう

実務補習には、20代の方から70代の方まで、老若男女かつ様々なバックグラウンドを持った方が参加し、同じチームメンバーとなります。育ってきた環境が違う人たちが集まるので、仕事のやり方も違えば、考え方も違ったりします。自分が正しいと思うことでも、「それは正しくない」と言われちゃうようなこともあります。年配の方であればあるほど、会社に戻れば役職が付いていて、正面から「正しくない」と人から言われることは少なくなっているかと思います。しかしながら、実務補習のチーム内では、それぞれが対等な仲間なので、それぞれのメンバーの意見を尊重して、より良い意見に向かう、そういうスタンスが求められる思います。

【心構え2】主体的・前向きに参加しよう

私たちの班では、初日に指導員の先生から、「じゃあ、リーダーやりたい方、手を挙げて。」「リーダー決まったら、皆さんで役割を決めてください。」と言われました。大体そんな時は、モジモジしてしまいがちですが、堂々と自分のやりたいパート・役割に対して手を挙げて、スタートから主体的にいきましょう。実務補習の役割は概ね、リーダー兼戦略、財務、組織人事、マーケティング、業務プロセス、に大別されると思います。(案件によってプラスアルファのパートあり)「自分は得意を伸ばしたいからマーケティングをやろう。」「私はこれを機に財務を勉強しよう。」何でも良いと思いますので、目的意識を持って役割を受け持つのがいいかな、と思います。

また、なにか一つでも、チームの作業に貢献していくスタンスも必要だと思います。最終的には診断書という成果物にまとめていくので、ワードが得意だとメンバーからありがたがられると思いますし、キンコーズの使い方がレジェンド級だとメンバーからリスペクトされたり、マージのスピードがダントツ速いと(私は恥ずかしながら、実務補習に参加するまでマージという概念を知りませんでした汗)物凄いデキルヤツと思われたり。DropboxやSlackを日々の業務から使い倒している方が一人いると、とてもチームの作業がスムースかもしれません。
PCガジェット系の作業が苦手な方は、ランチの美味しそうな店を探すのが上手、夜の懇親会の飲み屋をやたら知っている、などなど、オフタイムに活躍するという手もあります。要は、チームのワークがよりスムースにポジティブに進むよう、自分に何ができるかな?という視点で参加していると、自ずと、チームワークも良くなり、良い実務補習が過ごせるのではないかと思います。

私のように、昔ながらのミドルサラリーマン生活が長くなると、部下がやってくれることも増えてきます。そして、指示することが自分の仕事みたいな気持ちがこびりついていると、個人スキル&チーム力が勝負の実務補習では、むしろ頼りにならない人となってしまう場合があるかもしれません。失敗はつきものなので、過度に意識する必要はないと思いますが、チームへの貢献の仕方は人それぞれ、目いっぱい貢献する気持ちで臨めば大丈夫だと思います!

【心構え3】診断先経営者をリスペクトしよう

実務補習初日におそらく、診断先経営者の方へのヒアリングが実施されると思います。ヒアリングに向けて、みなさん色々と質問項目を考えて臨まれると思います。そのなかで注意しておきたいのが、「経営者の方へのリスペクトを忘れない」です。頭では理解していても、経営者の方が色々とお話ししてくださったり、自分に馴染みの深い業種であったりすると、「どうして、こういうことができていないんですか?」「こんな風にやってみたらいいんじゃないですか?」と、およそ診断・ヒアリングとはいえない、アイディア披露大会を繰り広げてしまうことになりがちです。
実際、私は、この5日間コースではないのですが、別の機会の実務実習で、このミスを犯してしまい、経営者の方を怒らせてしまい、指導員の先生にもご迷惑をおかけする始末となった経験をしました。
とても残念で悔しい気持ちになったのとともに、診断士に求められるのは、実現できるのかどうかも分からないアイディアではなく、現場から読み取れる事実を、理論やフレームワークを用いながら、論理的に説得できる診断を積み上げることだと、その経験で認識しました。
経営者の方々が求めているのは、意見・アイディアではなく、診断・支援だと、その時から心に留めている次第です。

間違いなく気づきのある実務補習

色々と口はばったいことを書いてしまいましたが、つまりは、前向きに、チームメンバーと一緒に、経営者に真摯に向き合っていけば大丈夫です!
試験勉強では得られなかった、たくさんの気づきが、これから実務補習を受けられるみなさんにも待ち受けていると思います。ぜひ、楽しんで頑張ってください!!

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