しょぱんの自己紹介<後編>(二次試験合格体験記)

みなさんこんにちは、火曜日隔週担当のしょぱんです。

前回に引き続き合格体験記をお届けします。前回は受験動機や一次試験合格までの道のりについて、ご紹介しました。

今回は、二次試験勉強期間中に反省したことを中心にご紹介いたします。反面教師として活用できる部分があれば幸いです。 

【1年目の二次試験】

一次試験に続いて独学で勉強開始です。勉強時の悩みは大きく2つありました。それを解消するべく体策を講じましたが、期待した効果は得られませんでした。

悩み1:解答の方向性や具体性が他の人と異なる

自分の解答内容を模範解答や過去合格者のそれと比べると、方向性や具体性において違いがありました。対策として「設問と解答の対応一覧表」を作成して、「こういう設問にはこう解答する」みたいなことを暗記しました。しかし実践では役に立ちませんでした。なぜなら事例毎に条件設定が違うので、同じような設問でも毎回正解は変わってくるからです。そもそも与件に書いてある環境変化・問題点・原因などを因果関係で捉えていなかったので、解答の方向性やレベル感がズレてしまうのでした。

悩み2:解答時間が足らない

言いたいことが上手く表現できず、何度も書き直して時間が足らなくなっていました。対策として、「解答骨子の作成」「解答ひな形の活用」等を試みましたが効果はありませんでした。そもそも頭の中に浮かんでいる解答の材料らしきものを、結論・理由・根拠などに分類できていませんでした。頭の中で整理できていないので、要点を一言で言い表したり、ひな形に当て嵌めたりすることもできませんでした。

<反省点> 解答パタ-ンの暗記等に逃げて、考える訓練を怠った。

 

そんな状態で本試験に臨み、結果はCDCDでした。

 

【2年目の二次試験】

考えることが大切だと気づきましたが、それ以前にもっと大きな問題を抱えていることが判明しました。私の答案には「与件キーワードの抜き出し」が少ないのです。(予備校とふぞろいの採点サービス結果の指摘より)

実は、与件を抜き出して解答することが大の苦手でした。模範解答を見た後に、「与件文の記述がそのまま解答になるとは思わなかった」と驚いてしまうケースが多いのです。特に以下のような設問に遭遇すると与件を抜き出さずに推察で解答していまいます。

予想以上に売り上げが伸びた理由は何か?  

・海外進出した理由として何が考えられるか

予想以上ということは、予想できないような要因や作用があったということで、「その内容は与件に書いてないだろう」と思い込んでしまうのですね。

考えられるかということは、考えないと分からないことだから、「与件には直接答えは書いてないだろう」って思い込んでしまうのですね。与件に海外進出の理由が書いてあっても当然スルーです。これ以外の理由を推察で答えてしまいます。

 それで、模範解答を見るとベタベタの与件抜き出しをしているので驚いちゃうわけです。

<反省点> 思考パターンの矯正に取り組まなかったこと

 

自分の考え方に固執した状態で本番に臨みました。

 

結果はABCD 

 

【3年目の二次試験】

2年間勉強しましたが、まだまだ解答の方向性に模範解答とのズレがあります。

3年目は初心に帰り、「相手が答えてほしいと思っている内容を汲み取る」ことを主眼におき、事例の解法テクニックを学ぶことにしました。具体的には「設問解釈法」「根拠の見つけ方」「助言時の制約」等を、過去問解説やTAC無料動画等から学びました。

8月頃になると「このままでは独学で受かってしまいそう」という根拠なき自信が芽生えてきました。そして合格する前に一度は「予備校の雰囲気を感じたい」「TAC人気講師の講義を生で聞いてみたい」という思いが湧いてきて、予備校生になりました。(直前パック生)

そうこうしているうちに、あっという間に試験当日がやってきました。今年は、中小企業診断士の勉強をしていること(受かりそうであること)を初めて会社や友人に公言した年です。その手前、絶対に落ちる訳にはいかないというプレッシャーを感じて受験しました。試験会場はなぜか女子大で驚きました。

 試験の手ごたえは、

「受かった! 模擬試験含めた今までの試験で一番の出来!」でした。

 

結果はACBA

 

受かったと思う人は大抵落ちるという話は当たっているかもしれません。

 

<反省点> 自分が目指していた解答は、合格水準より低いレベルであった(だから受かったと勘違いする)

 

【4年目の二次試験】

4年目は本当に背水の陣。もう1度一次試験を受験するのはさすがにきつい。目的は達成したので自宅勉強に切り替え、答案の質を向上させることに専念しました。

 そして、「設問の意味を真に捉え、それに対して分かりやすく答える」ことを目指す姿として掲げました。

<9月までの目標>

作問者が聞きたいことの根底にある、事例毎の共通思想を掴むこと。

<10月の目標>

読みやすい文章を書くことで、自分の主張を正確に伝えること。

9月までは、苦手な事例Ⅱを中心に各事例を横串に解きました。(横串とは例えば組織人事の事例だけを続けて解くことです)。横串の数を増やすため、各予備校の昔の模試問題をアマゾンで買い漁りました。この勉強法で、各事例に流れる共通的な思想(出題ポイント)を理解するよう努めました。その結果、事例Ⅱのツボがようやく分かった気がします。

10月は、過去問13年分の自己添削をやりました。自己添削とは自身の解答の妥当性や読み易さを自ら採点する勉強スタイルで、その際に模範解答や解説は一切見ません。見てしまうと、自分の答案に目がいかなくなるし、照合に時間がかかるからです。あくまで与件と自分の答案だけに集中しました。 

<自己添削時のチェックポイント>

・主語と述語が対応しているか。文と文の繋ぎに流れはあるか     

・言葉の意味を正しく理解し、適切な言葉を選択できているか    

・相手が聞きたいことに応えていそうか

 

直前の数日間は模範解答の写経で調整を行い、いざ本番です。

手応え無し。自信を持てる解答が少いのでそう感じました。

落ちたと思ったので、試験会場から会場最寄駅までの帰り道は涙目で歩いてました。

「こんなにやっても受からないのか。来年はどんな勉強をしようかな」こんなことを考えていました。

 

落ちたと思った人が受かるという話は、本当のようです。

長い受験生活もやっと終わりを告げました。

 

【最後にメッセージ】

二次試験は、持てる知力と体力の全てを振り絞り、かつ運も味方につけなければならない、とてもエキサイティングな試験です。映画やゲームや博打なんかよりも何倍も面白いですよ。

皆様が一次試験を突破し二次試験に進まれることをお祈りしています。

 

 

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しょぱんの自己紹介<後編>(二次試験合格体験記)” に対して 2 件のコメントがあります

  1. あかぎ より:

    初回の投稿と今回の投稿、とても興味深く読ませていただきました。
    合格できて本当に良かったですね。
    また次の投稿を楽しみにしています。

  2. タキプロ より:

    あかぎ様

    しょぱんです。
    コメントいただき、誠にありがとうございました。
    また、ご返信が遅くなり申し訳ありませんでした。

    今後も(毎回とはいかないかも知れませんが)、
    あかぎ様のご期待を裏切らないような投稿が
    できるよう頑張っていきます。

    引き続き当ブログをご愛読いただけましたら
    嬉しく思います。

    P.S.
    あかぎ様のハンドルネームは漫画の主人公から
    とったものでしょうか?(YES/NO関わらずご返信不要です) 

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