【初学者向け】 『うろ覚え記憶』撲滅運動 – タケシの場合

こんにちは。 タケシ@7期です。  (これまでの記事はこちら)

6月もいよいよ終盤。受験校によっては既に1次模試も始まっている頃でしょうか。皆さん、手応えはいかがですか?

バッチリ!という人は、気を引き締めて本番で更なる「高み」を目指して頑張りましょう。 1次試験の知識を前提に2次試験は作られているので、1次知識を充実させるのは即2次対策にも繋がります。

一方で「うーんイマイチ」「全くダメ」って人は、ここからのひと踏ん張りでまだ挽回出来ます。 実際、タケシも昨年の1次模試は400点スレスレで経営・財務・運営の主要3科目が“C”判定、他も”B”判定の結果でした。が、ここからの追込みで本試験では450点、全科目60点超えする事が出来ました。 まだまだ勝負はこれから!!

 

今日のテーマは、そんな皆さんにも有効な『うろ覚え記憶』撲滅について書きたいと思います。

答練や1次模試で、「最後の2つまでは絞れるんだけど…」という場面は多くの人たちが経験している筈。 そう、これこそが『うろ覚え記憶』。 大体の内容は覚えているんだけど細かな部分はあやふやで、どうしても自信を持った回答が出来ないアレです。

例えば、下は昨年H27年度本試験の「経済学・経済政策」 第5問

無題

 

「最後の2択」ではないものの、聞かれているのはラスパイレス指数とパーシェ指数でのA財、B財の物価指数。

それぞれの指数が、対基準年比のもの(分母が基準年)か、対比較年比のもの(分母が比較年)か?を覚えていれば即答出来る問題です。 但し、覚えていないと「どっちだっけ???」となって回答するのにスッタモンダ。

そう、これこそ『うろ覚え記憶』の典型例。

覚えていれば確実に得点獲得出来るのに、記憶が曖昧なばかりに悩んで時間は費やすし、取り敢えずば回答しても自信は無いし、試験時間中ずっと悶々、モンモン 。 (苦笑)

こんな『うろ覚え記憶』は、点数的にも精神的にもよろしく無いので、さっさと対策してしまいましょう! 

特に最近の答練や模試で起こしてしまった『うろ覚え記憶』が正答率A/B/Cレベルの論点の場合は、今すぐに問答無用で解決を図りましょう。 

では、どうすれば“今すぐに解決”出来るのか ???

残念ながら、これには王道はありません。
間違う度にテキストに戻り、地道にコツコツと自分の曖昧な記憶や理解を修正していくのみ。 

ちょうど昨年の今頃、タケシも1次模試を終えてから本試験迄の残り1か月半程の期間、ひたすら『うろ覚え記憶』潰しを行っていました。

でも、これは心理的には本当に辛い。どれだけ自分が同じ間違いを繰り返しているのか?の現実に押し潰されそうになりながら、時には「本当に自分はバカじゃないか ???」と自分自身に情けなくなります。
が、これをやらないと『うろ覚え記憶』のリスクを抱えたままの本試験となるので文字通り必死でした。

この時に非常に役立ったのが以前にもご紹介した「間違いノート」。

自分の間違った論点と、間違えた理由 ( 問題文中のXXXの指示を読み飛ばした、数字の転記ミスで計算間違いした、などなど) を書き連ねます。 で2-3日後に同じ問題を解き直して、大体の場合は全く同じ間違いを繰り返す。 

そうして何度も自分の「間違いパターン」を確認しては修正を試みます。これは本当にヘコむ作業。でも、これをやらないと『うろ覚え記憶』は撲滅出来ません。特にA/B/Cランクの論点の場合、他の受験生が40%以上の確率で正答する論点なので、それを落とすことはもはや本試験で命取り。

この6月末から7月頃が、どんどんと本試験が近づく半面で思った様に得点が伸びずに一番辛い時期。 でも、答練や模試で判明した「弱点」を潰して得点獲得能力を底上げし、前回書いた様に失点を防げれば、確実に合格に近づく事が出来るのが一次試験です。

「ここが踏ん張りどころ」と思って残り1か月半を悔いの無いよう過ごして下さい。応援しています。

タケシでした。

 

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