中小企業診断士 目指せストレート合格!中小企業経営・政策は暗記量と比例して点が取れる/さとり

こんにちは。タキプロ10期東京のさとりです。
※自己紹介の記事はこちら

5月末で1次試験の受験申込み期間も終わり、いよいよ中小企業診断士1次試験まで2ヶ月を切りました。
そして、6月末あたりに、受験校の1次公開模試が待っています。
今の時期は、兎に角、この模試をターゲットに、あたかも試験本番だと思って勉強に取り組むことが大切です。
模試1週間くらい前からは、起床、就寝時間、食事、休憩やリフレッシュの仕方など生活リズムも意識して試験に挑むよう心がけましょう。
そうすれば、万が一何か失敗があっても本番までの約1か月間で調整することができます。
ちなみに私の場合、平日仕事がある日の学習は、概ね以下のようなパターンでした。

  • 通勤電車(30分:これまで間違えた問題のインプット中心)
  • 昼休み(1時間:移動10分、昼食10分、睡眠10分、勉強30分)
  • 終業後(2時間:移動10分、夕食10分、睡眠10分、勉強90分)
  • 帰宅電車 (30分:アウトプットで間違えた問題の復習、インプット)

ポイントは、昼休みや就業後の勉強時間の中に「睡眠」10分とっているところでしょうか。今考えると、この「10分睡眠」を入れたことが学習の効率を上げるための秘訣だったと感じます。
※集中力が格段に上がります。

ここからが本番、いかに集中力を切らさずに本試験を迎えられるかが勝負です!

目指せストレート合格!6月初旬時点で必要な学習時間は?

中小企業診断士の勉強さて、受験校に通いストレート合格を目指す皆様は、ちょうど完成答練の2週目に入ったところかと思います。
知識のインプット中心の学習方法から、問題集や過去問を解きまくる、アプトプット中心の勉強法に切替え、まさに記憶を定着させるための大切な時期に入っていることかと思います。
初学ストレート合格を目指す方にとっては、勉強を開始してからこれまで知らなかった新しい知識を大量にインプットしてきたことかと思います。
しかし、「短期記憶」はまさに短期で忘れます
問題を解いては答え合わせをし、間違っていた箇所についてまたインプットするという繰り返しで、記憶を定着させるべくアウトプット中心に時間を使ってください。

前回の記事(「中小企業診断士 目指せストレート合格!GW終了時点の必要学習時間&経営情報システム-基本暗記、最後は山掛け/さとり」)でも記載しましたが、学習をしていくうちにそれぞれの科目への得意・不得意の意識は変わります。
問題が解けるようになれば自ずと苦手意識は払拭され、徐々に好きな科目に意識が変化します。
もし、当初苦手だと感じる科目があるようでしたら、試験本番までに「得意」とまではいかないまでも「苦手ではない科目」「割と好きな科目」という意識が持てるまでにはしておきたいところ。
私の場合、科目ごとの意識は下記のように変化しました。

企業経営 財務会計 運営管理 経済 情報 法務 中小
5月時点
8月時点

※得意:◎、得意までではないが好き:〇、普通:△、苦手:✕

下記、私が中小企業診断士の勉強を始めた2017年12月1日から、ちょうど今頃、2018年6月10日までの約6ヵ月間で学習に費やした時間です。

中小企業診断士試験科目別勉強時間

  • 1位:財務会計(187.6時間)
  • 2位:企業経営理論(143.3時間)
  • 3位:経済(77.4時間)
  • 4位:運営管理(69.8時間)
  • 5位:経営法務(50.9時間)
  • 6位:中小企業経営・中小企業政策(39.2時間)
  • 7位:経営情報システム(38.8時間)

※「2次試験」1.7時間:導入ガイド(受験校のスタートアップテキスト)を読んだだけ。

5月ゴールデンウィークが明けてからの1か月間は、特に苦手意識のあった経済、法務中心に勉強に時間を割きました。
またインプット学習の最終科目だった中小についても、一定時間、勉強に割いています。
ゴールデンウィーク終了から6月10日までの約1か月で、150時間弱の時間をかけて不得意科目の苦手意識をなんとか克服しました。
1次試験終了時点でかけた時間がトータル840時間ですので、私の場合、6月第1週時点の進捗率はおよそ72%(608.7時間)ということになります。

「中小企業経営・中小企業政策」は暗記量と比例して点が取れる

中小企業経営・政策中小企業経営・中小企業政策(略して「中小」)といえば、暗記の代表的科目。暗記した量と比例して点数が取れる科目です。
ただし、どれだけ中小に時間を割くかは戦略によって変わります
他の科目の状況、得意な科目、不得意な科目がどれだけあるかによって、最低限40点未満にならないことを目指して勉強すべきか、あるいは60点ラインを切らないことを目指すべきか、中小で点を稼ぐべく高得点を目指し勉強すべきかは変わってきます。
私の場合、中小はどちらかというと点数を稼ぎたい科目と位置づけ、目標点数:65点と設定して取り組みました。結果、一次試験本番での中小企業経営・政策は72点でした。

直前期にファイナルペーパーを作る方もいるかと思いますが、私の場合は、当初からとにかくテキストに書きこむというスタイルをとっていたこと、またファイナルペーパーにまとめるための時間がもったいないと思っていたことから、ファイナルペーパーは作らず全てテキストで完結させると決めていました。
例えば、以下の写真はテキストの空きスペースにまとめた「主な中小企業支援機関」の図です。
主な中小企業支援機関

またテキストにページ上部には、重要なポイントがすぐに確認できるよう色分けして付箋を貼りました。
青:章の変わり目赤:最重要・苦手ポイント黄色:テキスト流し読みの際、何度も確認したいページ
という自分流のルールで付箋が貼ってあります。
chusho-husen
人それぞれ自分に合った方法があると思いますので、飽くまで参考になればと思います。
ぜひ自分に合ったスタイルを見つけて、本番に備えてください。

最後に

飛躍して点数を伸ばすこれまで過去の記事においても何度も繰り返しておりますが、記憶を定着させるためには「覚えては忘れる」を繰り返す必要があり、そのためにも勉強量(時間)を管理し学習を継続させることが大切だと私は考えます。
しっかり自分を管理し、学習時間の目標管理をしながら、まずは1次公開模試に向けて勉強を継続してください。
これからも皆さんが合格できるよう、応援しています。

明日は、タキプロ10期東京の「どんさん」です。お楽しみに!

 

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