7科目共通のノウハウって何なん??? by ヒサ

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■はじめに
タキプロ16期の ヒサ と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
先日令和7年度の1次試験の申込(今年からインターネット申込ですね)が開始されましたが、申込はされましたでしょうか。なるべく早めに申込を済ませて、試験勉強に集中していただきたいと思います。
これが第1回目の投稿となります。つたない文章・内容となるかもしれませんが、しばしお付き合いいただければ幸いです。
まずは自己紹介をさせていただきます。
年 代 :50代
職 種 :エネルギー関連企業(新規事業開発・管理)
居住地 :大阪
受験歴 :1次1回 2次1回
勉強方法:独学
得意科目:1次 企業経営理論 2次 事例Ⅳ (得意とは言い切れないですが他よりマシだった科目)
■7科目共通のノウハウって?
今回「1次試験ノウハウ・7科目共通」というテーマとなっております。それぞれ特徴のある7科目について共通のノウハウって何だろう、そんなもんあるんかいな?と思いながらいろいろと考えてみました。結果として極めてベタな内容ですが、「モチベーションを維持して勉強を継続する」ことと「問題を繰り返し解く」ことの2点ではなかろうかということに行き着きました。特に試験に関しては、「問題を繰り返し解く」ことが最も重要だと思っています。
1点目の「モチベーション維持」については、とにかく試験合格後の自分を想像(妄想?)し、楽しく勉強することに尽きるのかなと思います。楽しくないと続かないと思います。「悲しくても無理やりに笑っていると楽しくなる」という言葉もあります。無理やりにでも「勉強は楽しい!!」と思い込んで自己暗示をかけましょう!毎日勉強を始める前に「勉強は楽しい!」と言葉に出す、または心で念ずるようにしましょう。そのうち楽しくなってくるはずです。
2点目の「問題を繰り返して解く」については、「言葉の通りでそれ以上でもそれ以下でもありません。」と書いてしまうと、話がここで終わってしまいます。そういう訳にもいきませんので、「ノウハウ」になるかどうかはみなさまのご判断に委ねることにして、私がやっていた勉強方法や試験で大事だと思ったことを紹介させていただくことにしたいと思います。
■私の勉強方法
私は予備校や通信教育は利用せずに独学でチャレンジしました。1次試験で使っていた教材は次の通りです。
<テキスト>
中小企業診断士 一発合格まとめシート 前編/後編・音声教材・チェックテスト、野網美帆子、KNS出版
<問題集>
中小企業診断士試験 過去問完全マスター1~7、過去問完全マスター製作委員会、同友館
テキスト類を探してネット検索している中で高評価だったため、他の色々なテキスト・問題集を比較検討してはいませんが(比較する能力がありませんでした)、「エイヤ」でこれらを選択しました。
テキストを「まとめシート」にしたのは、持ち歩くことを考えたときに、一般的には7科目7冊のテキストに対して前編/後編の2冊のみであること、音声教材の存在がズボラな自分にはピッタリだと思ったことが理由です。
「問題集(過去問マスター)は7冊あるじゃないか!」と言われそうですが、こちらは持ち歩くことを考えていなかったことと、問題数が多くて解説も詳しいものが良いだろうという単純な発想からでした。
「まとめシート」は2023年11月に入手し、少しづつ読み始めました。「過去問マスター」は2024年2月以降に発行される都度入手しました。テキストをある程度進めてから問題集に取り組むスタイルを考えていたので、「過去問マスター」はしばらくの間は積読状態でした。
勉強は、「テキスト(まとめシート)を読む→テキストの過去問を解く→チェックテストを解く」という感じでスタートしました。結論から言いますとこのやり方はお勧めしません。まず問題を解いてみることから始めましょう。
当初は「テキスト読む→問題解く(お勧めしないやり方)」だったのですが、どうにも理解が進まず、何が悪いのかなと悩みながら勉強をしていました。あるとき問題を先に解いてからテキストを読むと意外と頭に入ってくることに気づきました。「気づくの遅いやろ!」とツッコまれそうですが、試験問題で問われる内容やポイントが良く分かっていなかったのです。
「いきなり問題解くのはハードル高くね?」と思いますよね。その通りです。いきなり問題を解くと「まったく解けない!」「何を答えればえーねん?」「言葉の意味すら分からん!」という状態になりますが、それでもいいんです。最初の段階で大事なのは、「問題に正答する」ことではなく、試験で「どういった内容が問われるのか?」「どのような形式で問われるのか?」のイメージを持つことなのです。このイメージを持ってテキストを読むと何となくでもポイントが明確になり、頭に入ってきやすくなります。少なくとも私はそうでした。
そのため、やり方を次のように改めました。
「テキストをざっくり見る(熟読はしない)→問題を解いてみて解説を読む→テキストを熟読する+音声教材も聞く→問題を解く→解説を読む→チェックテストを解く」
といった感じです。ポイントは「テキストをざっくり見る→問題を解いてみて解説を読む」の部分で、これが勉強を進めて理解を深めるための足掛かりになっていると思っています。こうすることで以前よりスムーズに勉強を進めることができるようになりました。
(問題を先に見るというやり方は、2次試験でも役に立つと思っています。その話はまた別の機会にさせていただければと思います。)
問題集は早めにスタートさせて何度も繰り返すようにしましょう。
テキスト(まとめシート)がある程度進んだところで、積読状態だった問題集(過去問マスター)に取り掛かりました。出遅れ感もありましたが、毎日1科目×数問、1週間で7科目を一巡、これを繰り返せば3回転くらいはできるだろうとの安易な目論見を持っていました。
ところがどっこい現実はそんなに甘くはなく、結局のところ試験までには7冊の問題集を各々2回転しかできませんでした。
これらの反省点も踏まえると、当たり前ですが王道である「早めにスタートさせて何度も繰り返すこと」が大事であると痛感しております。
勉強方法は人それぞれで、合う合わないもあると思いますので、いろいろな意見も参考にしつつ、納得感が得られるであろうご自身の考え方に沿った方法を実践されることをお勧めいたします。
■試験当日~試験後に大事だと思ったこと
勉強方法ではありませんが、1次試験で超大事!と思ったことを2点記載させていただきます。
1点目は、とにかく解答を記入しましょうということです。
試験では、限られた時間内に多くの問題を解かなければなりません。中には、解答に悩む問題や「まったく分からん」という問題もあるかもしれません。私もそうでした。そのような問題に遭遇したら、ヤマ勘で良いのでとにかく解答用紙にマークしてさっさと次に進むことが大事だと思っています。分からない問題は、「選択肢1にマークする」「選択肢2にマークする」など自分ルールを決めておくのも良いと思います。分からない問題に時間をかけるのはもったいないですし、択一試験なので、あてずっぽうで解答しても1/4か1/5の確率で正解となります。乱暴な言い方かもしれませんが、100点満点が必須ではありませんし、途中で時間切れという最悪の状況を防ぐためにも、悩む問題や分からない問題はさくっと解答用紙にマークしてさっさと次に進みましょう。
2点目は自己採点をしましょうということです。
1次試験終了の翌日には(一社)日本中小企業診断士協会連合会のWEBサイトに正解が公開されます。正解が公開されたら、すぐに自己採点をしましょう。イヤですよね~。分かります。私も自己採点が大嫌いで、試験後は何もせずに放置していました。そうこうしているうちに1か月が経過し、合否が発表されました。結果はなんと合格していました。それから慌てて2次試験の準備に取り掛かるという大ボケをやらかしてしまい、約1か月間を無駄にしてしまいました。
こんな情けないことを避けるためにも、正解が公表されればすぐに自己採点を行い、結果がどうであれ、次のステップに取り掛かることを強くお勧めいたします。
■おわりに
ノウハウというよりは、体験談みたいになってしまったかもしれません。また、「1次試験ノウハウ・7科目共通」というテーマを意識し、表層的でふわっとした内容になってしまった感もありますが、少しでもみなさまの参考になりましたら幸いです。
次回は、ゆうろう さんの登場です。
お楽しみに!
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