中小企業診断士1次試験しょーもない語呂合わせ＆作り方のコツ by つっつー

タキプロ16期の つっつー　と申します。

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■はじめに
■経営情報システム
■運営管理
■財務会計
■経営法務・中小企業政策
■7科目全般
■おわりに

■はじめに

みなさんこんにちは。つっつーです。
あなた誰？という方はこちらの記事をご参照くださいませ。

今回は「語呂合わせ」について取り上げてみたいと思います。
中小企業診断士1次試験は7科目ととにかく範囲が広く、「暗記すべき用語や数字が多すぎる！」と嘆く声をよく聞きます。
私自身、勉強初期の頃は何度もノートを読み返しては「えーっと、これは何だっけ…？」となっていました。

そんなとき、救いになったのが「イメージを活用した語呂合わせ」でした。

イメージを活用した語呂合わせには、

情報を短く圧縮して覚えられる
一度覚えると忘れにくい
勉強がちょっとだけ楽しくなる

といったメリットがあります。

イメージで覚える、というのは暗記法としても有効です。前回記事でもご紹介した下記動画がおすすめです。
14:44 ~
最高の勉強法・効率的な覚え方【科学的根拠のある効果的な学習方法について医者が解説】

もちろん原理原則を理解するのは重要なのですが、私の場合は効率よく試験通過が目的だった（前回記事）のと、似たような概念を複数同時に覚えるために積極的に活用しました。

しかし、ただの語呂合わせでは印象に残らない。なので、しょーーーもない語呂合わせでくだらねーって思える（＝インパクトがある）ものを作っていました。

今回は、あなた自身が新しい語呂を作るためのコツを、
イメージ記憶のポイントと、1次試験の各科目で役立った「しょうもない語呂合わせ」の一例と合わせて紹介します！

■経営情報システム

ポイント①頭に残るイメージにする

WLAN規格　bとかgとかよくわからなくなりますよね。

WLANは「好吃（ハオツー）、良い美人の赤いアクセサリー」 802.11 b g n ac ax

箸の上に小籠包乗っちゃってますね。
802.11 b g n ac axと紙に書きだし、その下にイメージで関連づけた2.4GHz,５GHzの対応を書き出して覚えていました。
「良い美人の赤いアクセサリー」イメージしやすいですよね。
「推し」を関連付けるのも良いかもしれません。

ポイント②ストーリー化する
次は、OSI基本参照モデル　

7つのゲートを通り、
3つのルートを通り
2つのブリッジ通り
ひとつをリピート

ゲートウェイは7層
下3つでルーター
下2つはブリッジ/スイッチングハブ
下1つはリピータ/リピータハブ

これはストーリーにしてイメージで覚えました。
RPGで勇者が城を出て、7つ門がありその先に3つルートがあり、2つの橋を通る、その1つはリピートする。

AIに作らせたらちょっとイメージと違いますが、このようにストーリーにすると良いかと思います。

■運営管理

ポイント③絵描き歌風にする（リズムが大事）
工程分析の記号と工程の覚え方です

〇書こう～♪
困る（小〇）運搬、V貯めて～♪
Dは滞留、数四角～♪
ひしひし品質～♪
出来上がり♪

〇：加工
。（小さい丸）：運搬
▽：保管
D：滞留
□：数量検査
◇：検査

これは「〇：加工」を見たときに「まーる書いてチョン」という絵描き歌を思い出したことから絵描き歌風にしてしまえ。と思いつきました　

■財務会計

ポイント④俳句・短歌風にする（リズムが大事）

MM理論。
ここで一句。

税あれば
負債もつほど
価値アップ
LとyouのTDL

法人税が存在する場合、負債利用による節税効果のため、財務レバレッジ（負債比率）が高まるほど節税効果の現在価値分だけ企業価値は向上する。
VL＝VU＋tDL
借入のある企業価値＝借入のない企業価値＋税×負債額

AIに作らせたら、LとYouが抜けてました。。。TDLはもちろん、私も大好きなアレです。

■経営法務・中小企業政策

ポイント⑤似たものはまとめて覚える

これは前回ブログ記事でも紹介したように、似たような概念を一気に覚えるためのものです。
特に経営法務は産業財産権など似たような話で覚えるのが大変ですよね。

存続期間

10時に消灯、10時で地震
20時出とく、衣装でニコニコ

10年商標、10年　出願から　実用新案
20年出願から特許、意匠権は25年

商標は「しょう」、実用新案は「じしん」、特許は「とく」、意匠は「いしょう」
と言葉をきめておき、それに差分の部分を追加します。あとは並びかえてイメージしやすいものにする。

なお、中小企業政策科目も（というかこの科目こそ）、語呂合わせを多用していました。
例えば、
ランキングについては
輸入先ランキング　味の良い飴輸入する　アジア＞EU＞アメリカ　輸入　とか
政策面では
JAPANブランド育成支援　 MAX4人の郷ひろみ 1、2 ムムムッ！3年まで支援するんです！(川平〇英風)
（郷でぇす　ジャパーン！日本、、！クーッ！）　など。
こちらは政策やランキングが年々変化していきますので、ご紹介は控えておきます。
とはいえ、作成のポイントは上記の通りです。

ポイント⑥AI活用する
私が受験生当時は画像生成は一部の課金アプリからしかできなかったため、画像化したのは一部で基本は頭の中でイメージ化していました。
しかし時は流れ、AIの進化が凄まじく今では無料でもある程度画像が作れるようになりました。使わにゃ損です。

パリ条約

パリには当時 12か月
衣装作りで 6か月いたわ

パリ条約　特許・実用新案は出願から12か月
意匠権、商標権は出願から6か月

それっぽいですね。視覚化すると覚えやすいですね。

■7科目全般

ポイント⑦TTP（徹底的にパクる）
ビジネスにおいてパクることは（法的な問題を除き）重要な作戦です。
成功例を真似て自己流にすることは非常に大事だと思います。

私の場合は、タキプロの大先輩でもある「きゃしい」さんこと野網先生の、「一発合格まとめシート」の語呂合わせをフル活用させて頂きました。「貴公強め」「アセプト寝デブ」などクスッとしちゃうけれども覚えやすい、そんな語呂合わせがたくさん詰まってます。

■おわりに

さて、長くなってしまいましたがポイントをおさらいすると
ポイント①頭に残るイメージにする
ポイント②ストーリー化する
ポイント③絵描き歌風にする（リズムが大事）
ポイント④俳句・短歌風にする（リズムが大事）
ポイント⑤似たものはまとめて覚える
ポイント⑥AI活用する
ポイント⑦TTP（徹底的にパクる）

以上7つのポイントについて説明させて頂きました！いかがでしたでしょうか。
もちろん原理原則を理解することが重要なことは間違いないです。
ですが、苦手な科目や記号の羅列はなかなか覚えづらいもの。そんな時は楽しく覚えてしまいましょう。

最後に＋αのポイントを、それは誰かにアウトプットすることです。
私はX（旧Twitter）を利用して勉強のモチベーションを保ちつつ、「しょうもな語呂合わせ」として（恥ずかしい？）語呂合わせを投稿していました。人はインプットだけでなく、だれかへアウトプットすることで記憶しやすくなります。
Xには歴代のタキメンの皆さんはもちろん、タキプロの公式アカウントもありますので是非フォローください！