暗記三兄弟の経営法務を取り組む by ゆうろう

こんにちは。タキプロ16期の ゆうろう と申します。
少しでも合格に近づけるお手伝いができればと考えます。宜しくお願いします。
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■はじめに
暗記三兄弟のうちの1つである経営法務は2次試験にも関連がなく、日常生活にもなじみが薄いと思います。私も苦手でしたが、本試験で80点を獲得しました。その攻略方法をご紹介できればと思います。ちなみに、私の初回投稿では、運営管理のノウハウを掲載させていただきました。
■過去の傾向
経営法務の設置目的の1つは、弁護士等の有資格者に橋渡しするための最低限の実務知識を身につけることです。専門的な内容ではなく、基礎を固めることが重要となります。
経営法務は会社法、知財法、民法、その他で構成されています。最近は会社法と知財法からの出題が多い傾向にあります。この2つを中心に学習すると成績が安定すると考えられます。民法やその他は範囲も広いので、主要な点だけを拾う方が多いです。
図表1 経営法務の分野別出題数

出典元:企業診断 2025年3月号 P110
難易度として、平成28年から平成30年は難化していましたが、令和になってから10%を超えています。頻出論点をしっかりと覚えれば、ある程度の点数は期待できます。
図表2 経営法務の合格率推移

出典元:企業診断 2025年3月号 P109
■使ったテキスト
・スタディング
スマホで学習ができて、スキマ時間でも活用しました。それと、早朝にランニングしながら、3倍速で聞き込んでいました。
・スピード問題集 TAC出版
2025春セミナーのタキメンアンケート(n=50)で堂々の2位にランクインした人気テキストです。
基礎固めとして、よく使われています。
・ビジネス実務法務検定試験2級 精選問題集【SHOEISYA】
時間的なゆとりがあればおすすめです。経営法務を包括しているイメージで、ビジネスと法務が密接な関係であることが理解できます。2級を取得することで、自信をもって受験できた気がします。
・民法がわかった_改訂版第5版、民法改正がわかった_補訂版 【法学書院】
こちらも時間がある方におすすめです。民法は日常的な取引、金融取引その他の各種の契約や財産等を規律するもので、また、特別な法律がない場合や、基本的な法的枠組みは、民法に立ち戻って検討する必要があります。しばしば取引はゲームにたとえられますが、民法はそのゲームの基本的なルールを定めるものです。つまり、民法が基本となると考えます。
迷った際に、民法に基づいた判断で、正解できたと思うことが、試験本番でも多々ありました。タキプロの先輩からアドバイスをいただき、購入して良かったと思えるうちの1冊です。
・過去問完全マスター_経営法務【同友館】
残念ながら、ここまで手がまわせなかったです。このテキストが王道だと思います。時間のない方は こちらをおすすめします。
■おわりに
経営法務は60点以上を取ることが難しいと考えている方が多いと思います。しかし、会社法と知財法で基礎を固めて、合格される方が多いです。時間のある方はもう少し範囲を広げ、ビジネス法務や民法を学んで、経営法務を暗記でなく、理解して解くことで楽しむことができるかと思います。
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次回は、まいける さんの登場です。
